成績を上げる勉強の方法とそのトレーニング   

新学期です。  最初に【勉強の方法】の話をしておきます。

 

授業中よくあるシーン1

「今日は、無理数という新しい数を習います。どんな数かというと…」 とホワイトボードに説明を始めると、 「先生、それ書くんですか」と聞いてくる人がいます。

最近では、私の方が学習してしまって、 「これは書きますよ」と事前に言う癖がついてしまいました。 それでも、「えっ。書くの?」って声が聞こえてきます。

授業中よくあるシーン2

提出してもらう宿題は、ルーズリーフで出してもらっています。 採点・添削して返却、その後、間違い直し。間違い直しが終われば、最初のルーズリーフはもう用済みですから 捨ててしまっても問題ないでしょう。

でも、これも取って置くように言っています。受験生は、入試の前に、自分が使ったルーズリーフを重ねて写真をとります。 その厚さが自信になります。


 先生に乗せられて、気がついたらこんなにやってた。
志望校にも、余裕で合格!

1年後、そのルーズリーフを積み重ねてみましょう。さて、歴代何位になれるか。

と、先日、授業中に話したら、「座れる高さまでやる」とか「イヤイヤ、寄りかかれる高さまでやろう」との声が上がったので、楽しみにしています。

さて、本題にもどります。
重要事項や間違った問題の解き方を書いたルーズリーフは 捨てるわけにはいきません。 そのルーズリーフは自分にとって、課題満載、まさに勉強する所が書いてある超重要なページのはずです。

わからなくなったときには、そのノートを見ればいい。そのノートを何回も繰り返してスラスラできるようにすることが勉強です。だから、本当にできるようになるまでは、捨てたりできないはずですが…。

授業後、教室を掃除していてゴミ箱を覗くと、ルーズリーフが束で捨ててある。 拾い出してみると、用済みのルーズリーフと一緒に、「できない」と言って質問してきた問題に対して、 私が説明した時のルーズリーフも混じっている。

「あれ? 間違って捨てたのかな?」

次に来たときに、「前回質問した問題、できるようになったか」と聞くと、「ハイ」という返事。 「じゃ、今 やってみて」と解かせてみると、 1分もしないうちに「できません」。 「復習したのか?」と聞くと、 「やってません。」 「じゃ、今ここで、どうやるのかもう1回調べろ」と言うと 「どうやってですか?」

「この間、説明したときのルーズリーフどうした?」 「捨てました」 「やっぱり捨てたのか。そのノートがなくて、 家でどうやって復習するつもりだったの」 「わかりません」

 

似たこんなパターンの子も結構たくさんいますよ。

「この間のルーズリーフありません」  「どうして?」   「わかりません」「捨てたのか?」  「絶対に捨てていません。」  「家で復習したのか?」  「やってません」

「じゃ、カバンの中にあるでしょう。カバンの中を全部、出してみろ」出てくるは出てくるは。

「お前、何で中1の時の英語のテキストがまだ入っているんだ。 あっ。何だ、これ? この間の父母面談の案内状じゃないか。 お前、これ、お母さんに渡してないだろ。だから、お母さん面談の日、知らなかったんだろ。」 とやり取りしていると、

カバンの下の方から、 クチャクチャになったルーズリーフが出てくる。 「これ、なんのために書いたの?」 「 … 」

授業中 よくあるシーン3

できたと子どもがノートを持ってきます。 採点を見ていて、×がつくと、間髪いれずに「何で!」。「主語は何だ。 主語が何かを考えて、もう1回直して来い」  直してまた持ってきました。

また、×です。「何で!」と絶叫。 「どうしてisにしたの。その理由は何?」と聞くと、「さっきは、amで間違ったから」「英語のルールに従った説明をしてみて。」と言うと、「英語のルールって?」

「isは、どんな時使うの?」 「主語が三人称単数のとき」 「そうだよ。今 主語は何だ?」   「Mike and I です。」  「正解。それは単数か複数か?」  「マイクと私で、二人いるから複数です」  「主語が複数だったら、be動詞は何を選ぶの? 」  「areです」

「その通り。そういうふうにルールに沿って考えるの。勉強ってルール通りに考えることができるかどうかが最大のポイントなの。 amで間違いだったから、じゃisってやり方は、全く勉強になってない。そんなやり方してたら、まったく上がらないよ。一番大切なことをやっていないんだから」

「ダメなんですか。当たればいいじゃないですか」 「ダメ。理由がわからないと絶対にダメ。 どうして、こうなるのか、それがわからないとまったく意味がないから。進歩もない。」

「そして、お前の「何で!」は、自分の考え方のどこに間違いがあるのか?という意味で、 『何で!』と言っているんじゃないよね。 ただたんに○じゃないことに対して、『何で』と言っているでしょう。」

「みんなそうじゃないんですか。」とまぁ こんなやり取りを、多くの子とするわけです。

 

「勉強のやり方がわからない」は、

以前は、ほとんどの場合、言い訳でしたが、今は本当の話です。

お父さん、お母さん、思い出して見てください。 子どもの頃、言われなくても、 板書ぐらいはノートに書いていたでしょ。でも、今はそこから言わないといけせん。

わからないところを、説明してもらったノートを捨てて帰って、その後、どうするつもりなのか?  後から、わからなくなったときに、何を見て思い出すつもりなのか?  「なぜ、こうなるのか」よりも、○がつけば、もう大丈夫。

こんな考え方が、「勉強のやり方がわからない」子の考え方・感じ方です。 子どもたちに言わせれば、 「勉強のやり方なんてならっていない」ってことでしょうか。

わからない・できない問題には、 考え方・やり方・理由を書いた「間違い直しノート」を作る。 そのノートを、できるようになるまで繰り返す。 これが、学習の基本、【勉強の形】です。⇒「赤マルつぶし」
そして、【勉強の形】が、行動になってこなけらば、成績はなかなか上がりませんし、 【自分でやれる子・考える子】には育ちません。

【勉強の形】から指導

と言うわけで、中学生ですが、【勉強の形】から指導することになります。しかも、 この種類の問題は、やり方を示して、このようにやれと 言っても、「ハイわかりました」と、スンナりとうまく実行できるものではありません。喩えて言うなら、自転車の乗り方や泳ぎ方のようなものです。「こうやってこうやるの。いいわかった。」「ハイ。わかりました」では、何も解決しません。

実際に、手とり足取りして、同じ時間を共ににしながら、 時に励まし、時に叱咤して、時に褒めて、時に一緒に喜んで やっていかないとなかなか身につきていきません。

めんどうくさいし、すぐに気持ちも折れちゃうし。

だから、同じ時間をその場に共にいることが必要なのです。 時間を惜しんではダメなんです。Maxの授業が、時間から時間で「ハイおしまい」にはならないのはこのためです。それでは 、「勉強のやり方がわからない」子の問題を解決できませんから。 特にテスト前や受験生には、いい機会なので思いっきり時間をかけます。

参考までに、うまく動き始めた子のノートの例です。
この子の場合は、 何度も間違えた問題の解き方を「やり方」としてまとめています。

{平行四辺形の面積を半分にする直線は?}
時々、このノートをパラパラ見ているだけで、 → {対角線の交点を通る} と確認できます。

大きな図を描く。途中の計算も大きくしっかり書く。 この点も高く評価できます。 こんなノートが作れるようになれば、 成績は上がらないはずがありません。 自信を持って高校に送り出せます。 みんな こうなって卒業してほしいのです。 今年度も力を入れてやっていきます。応援よろしくお願いいます。

I-machigainaosi

 

中学生、 特に2.3年生へもう一つアドバイス。

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鶴ヶ谷教室:宮城野区鶴ヶ谷4-3-1
幸町教室: 宮城野区幸町3-4-19

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