国語が苦手な中学生が今すぐ始めるべき点数アップの秘密とは? マンガでも2回、3回読んで、おもしろいと思う人は必ず成績が上がります。

こんにちは。山口です。

すごいことを発見しました。

国語が苦手という子を指導していたときのこと。あることをしてあげると、すごくよくできるんです。

自分で言うのもナンですが、“俺って教える天才!!”って思うぐらい。「わかんない」、「できない」って言っていた子が、スラスラと答えを書き始めるのです。

そして、何とうれしいことに、そのほとんどが、正解なんです。気をよくした私は、さっそく、国語が苦手なほかの子たちにもあることをしてみました。

どうなったと思います。 発表します。

やはり、できるんです。さすがに全員とは言いませんが、かなり多くの子が、今までできなかった問題に解答を書き始めるのです。

これはすごいことに気がついてしまった。秘密にしておこう。ってなわけにもいかないでしょうから、秘密の種明かしをします。

実は、何のことはない。問題文を音読してあげたのです。たったそれだけです。いや、抑揚をつけたりして、わかりやすくはしたと思います。これは先生としての習い性です。その気はなくても気がつくとやってしまっているのです。

でも、それにしても、今まで、まったく国語ができないって言っていた子が、見違えるような答案を書くのです。

なんだ。国語ができないって言うけど、国語を理解する力はあるんだ。自分で読むと、字面を追うことで精一杯で、内容にまで頭が回らないってことだったのです。だから、だれかに読んでもらえば、簡単にわかる。だったら、読み慣れればいいだけです。

小学生ならこれで、ほとんど解決です。今日から1週間で3日ぐらい、1日15分読みの練習をしましょう。音読の連れ読みでOKです。1ヶ月もやれば十分なはすです。

中学生が、親と連れ読みしているなんて絵は、ちょっとぞっとしてしまいますが、中1なら我慢してやってみましょうか。

さすがに、2.3年生になるとそうは行かないので、自分で読むように努力しないといけません。 実際の話、受験生が模試を受けても、秋口ぐらいまでは、ろくに本文も読まないでやっている子が大半です。 読むのが面倒ってのが理由です。ろくに読まないで、答を書く勇気には感心していまいます。

宮城県の入試問題では、小説系の問題が1題と論説系の問題が1題と相場が決まっていますので、小説系1題と論説系1題をセットにして100セット準備しました。

本当は中2の夏ぐらに100セットやってほしいのですが、その頃、声をかけても乗ってくる人がいないので、悲しい思いをしています。

さすがに受験も、秋の終わりから初冬にかけて、ようやく国語がもっと取れればと国語に目がいくようになってきます。 本当は1番先に手をつけてほしいの国語ですが、今からでも点を伸ばすことができます。と言うより、国語が低い一番の原因は文を読みなれてないことなので、慣れれば10点、15点上げるのは直ぐです。ただし90点取りたい。100点取りたいが一番むすかしいのも国語です。

どんな人が簡単にあと10~15点伸びるかをお話しておきましょう。国語に慣れていない人ですが、その中でも、マンガを繰り返し読んで、おもしろいと感じる人はこれからでも国語ができるようになる可能性大です。

どうしてかと言うと、マンガでも2回、3回読んで、おもしろいと思う人は、1回目に気がつかなかったことに、2回目、3回目読んだ時に気がついて、あ、そういうことかってわかるおもしろさを理解できるている人です。わかるおもしろさを知っていますから、後は慣れたか、まだ慣れていないかの問題です。

こんな感じで進めていきます。少しだけ紹介しましょう。
国語の答えは基本的には、本文の中に答がありますから、それを探せるようになればいいわけです。それも慣れですが、効率よく慣れてほしいので、また、日本語で書いてある文を、日本語で説明してわかっても、ほとんど何の役にも立たないので、講義はあまりしません。そのかわりに筆談します。

問題文一部抜粋
 この四十年、私たちは農業を支える力とは化学肥料や農薬、農業機械であると思い込ませれてきました。その力の上に高能率・高収量をめざし生産性を上げることが農業の進歩だと考えていました。①それに対して趙さんは、農業を支えているのは自然なのだと言い切ったのです。
では、その場合の自然とは具体的に何を指しているのか。それは土です。土に働きかけることから、農業という営みがはじまります。人は土から地力という自然の力を得ます。作物を育てるということは、土から地力を奪い取ることです。[ ② ]それは再生可能な力であり、うまく取りあつかい生かして使えば、地力は永続することができるだけでなく、それを増大させることもできます。

①「それ」が指す内容を「~という考え」という表現に続くようにまとめなさい。

間違った子のノートに、「趙さんの考えってどんな考え。」と質問を書きます。

子ども解答  ⇒  農業を支えているのは自然。

次に、「その反対の考えは、どんな考えか?」と書きます。

子どもの解答 ⇒  農業を支える力とは化学肥料や農薬、農業機械であるという考え。

[ ② ]に適する接続語を入れなさい。

間違えた子のノートに、「[ ② ]の前後の文を、主語と述語を中心に簡単にして。」と書きます。

子どもの解答   ⇒  作物を育てることは、土から地力を奪い取ること。[ ② ] 地力は、増大させることもできます。

「[ ② ]の接続語をはさんで、前後の文はどんな関係になっている?」と書きます。

子どもの解答⇒  逆説   だから、「しかし」が答え。    

こんな具合に筆談で進めます。 どうして筆談が有効なのかの理由は正直よくわかりませんが、体験的に、口で言うより筆談にした方が子どもが本文と真剣に向かい合うようになることを発見しました。たぶん口で言うと、その雰囲気から何となく答らしきものを感じとってしまうのだと思います。
 
日本語で書いてある文を、日本語で説明してもしかたないとはそういう意味です。100セット準備していますが、ほとんどの子が50セット前後で、国語の点数が+10~15点になります。時間にして1ヶ月半~3ヶ月といったところです。 受験生も初冬からでも十分間に合います。

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