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中学生の成績を上げるテスト対策前のお母さんとの作戦会議: テスト前の今考えるべきこと。

こんにちは。山口です。

今回のテスト対策に参加する芽衣さん(中2)のお母さんとの事前相談です。

先生 : 最初にご希望を教えてください。
母  : いつも家では、何もしないので、テスト前ぐらいは頑張ってほしいと思いまして。
先生 : 家で勉強しないというのは、どのぐらいですか。
母  : 普段はほとんど何もしません。 テスト前は部屋に行っても1時間もしないうちに、休憩とかいって降りてきます。
先生 : あ、そうですか。 で、今回のテストの目標は何ですか。

母  : 目標ですか。 前回がかなり悪かったので、今回は頑張ると言っていたのですが、親から見ていても何もしていないので、本人が嫌がったのですが、とりあえず行ってみなさいとこちらに連れてきました。
先生 : そうなんですか。 わかりました。  お預かりするからには、ちゃんとした仕事がしたいので、今回のテストで何を達成したいとお考えか教えて頂けますか。
母 : エッ? 達成したいことって?

先生 : 例えば、やったらできるということを体感させたいとか、苦手科目の克服のスタートにしたいとか、自己最高を更新してほしいなど今回のテストを通して形にしたいことです。
母 : 別にハッキリとはしていません。 ただ、何もしない子なので、せめてテスト前だけでも頑張ってほしいと思っています。

先生 : わかりました。 先日の体験授業の時の感覚でも、今まであまり勉強には力を入れてこなかった子だなと感じました。でも、理解する力はある子だとも感じました。わかった事を式に落とし込む力というか技術が、経験があまりないせいが不足している感じです。だから、今まで、わかったはずなのに、点にならなかったと思います。
母  :  そうなんです。 よく1回で、そこまでわかりますね。

先生 : プロですから(笑)。でも、お母さん、本当の問題は、ココからです。 芽衣は結構、プライド高い子だと思います。いい意味で言っています。
母  : そうなんですか。 できないのに気構えだけ高くてお恥ずかしい。
先生 : そんなことないですよ。 中学生、高校生ぐらいで、自分はできないと思っているできる子は皆無と言っても間違いありません。 で、問題は、芽衣は、自分が満たされる結果を取っていないことにあります。
母  : 何もしていませんもの。
先生 : だから、きっかけをが作りたいのです。 今回のテストをそのきっかけにしませんか。
母  : きっかけと言うと。

先生 : 芽衣が自分自身で、「やった!」と内心満足できる点を取らせましょう。
母  : そんなことできるんですか。

先生 : 今回の図形の証明の問題は、芽衣にはいいチャンスです。 今までの数量関係や関数の基礎知識もほとんど関係なしで、新しく始まった単元です。 論理を組み立てるのが苦手な子には辛いところですが、あの子はいけます。 理屈っぽいでしょう。
母  : そーなんです。 最近ではもう理屈ではかないません。
先生 : いいですね。頭いい証拠ですよ。
母  : そうなんですか。 その割には、

先生 : 図形の証明におよそ14時間ぐらいの時間をかけると見えてきます。 それで、本番で失敗しなければ、本人も「オー」と思う点になるはずです。
母  : もし、失敗したら。
先生 : それは、後から説明します。 それで、本人には、今回のテストは数学に力を入れるという話を私からもしますから、家でお母さんからも芽衣にその旨の話をしてくだだい。

母  : なんて言えばいいんですか。
先生 : 先生と相談してそうなったでもいいし、お母さんの言葉にしてもらってもかまいません。 要するに、「数学に力を入れろ」と言うことが、伝わればいいのです。特にテスト対策の前半は、数学に力を入れさせてください。

母  :  数学だけでいいんですか。
先生 : まず、前半に数学を固めます。中間点ぐらいで、数学の去年の学校のテスト問題をやらせます。そこで今までよりいい点が取れそうと感じたらどうなると思います。 あのタイプの子は、満たされていなかった部分が、満たされそうと感じたら、やり出しますよ。
母  : あっ。 そういうことですか。 わかりました。

先生 : だから、まず今回、数学は頑張ろう。 いつも直前にあわてることになるから数学だけは、前半で仕上げる。 そして、中間点での確認テストで合格点を取ることを第一目標にして下さい。 家でも数学をやっていたら褒めてやってください。
母  : 不安ですが、やってみます。

先生 : その後は、残りの各科目で、短時間で点が上がるところを拾っていきます。中間地点から後半にかけて、家でも今までと様子が違ってきたら、ひそかに期待していてください。中間地点前に、数学が思いのほか進行しないときは、電話しますのでまた、作戦を考えなおしましょう。
母  : わかりました。 お任せします。ダメなときは早目に連絡して下さい。
先生 : わかりました。

子どもと合力を作る。
小学生ぐらいまでなら無理やりにでもやらせる方法もあります。でも、目に一杯涙をためながらも頑張るのは小学生まで。 中1の夏を越えるとその姿が、ピタリとなくなります。 もう方法を変えるときです。「勉強しろ」と言っても聞き目がないことも もう経験済みのことと思います。

あるところまで、押してあげましょう。あ、そうそうこんな感じで進みたかったのと本人が内心、イメージしていたものを擬似体験できるところまで。   「あっ。こうすると、できるんだ」、「これが、本当の自分」。
どんな子にも、できるようになりたいという気持ちはあります。その気持ちとの合力を作ることで子どもを伸ばしています。特にテスト前は、いつもよりは頑張ろうとの思いは大きくなっていますからいいチャンスなのです。

 

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