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速さを見える化!記録タイマーで解き明かす運動の世界(中3理科)」

記録タイマーで運動のヒミツを暴く!💨

みんな、スポーツとか車とか、動くの好き?😉 実は、動きの「速さ」って、奥が深くて面白い世界が広がっているんだ!

前回は、「瞬間の速さ」って言葉が出てきたよね?🏎️💨
一瞬一瞬で変化する速さを知るにはどうしたらいいんだろう…?🤔

今日は、速さを見える化して運動のヒミツに迫ってみます!🕵️‍♀️✨ そのために記録タイマーを使います!🕵️‍♀️✨


そもそも「記録タイマー」って何!?🧐

記録タイマーは、一定の時間間隔で、紙テープにポチポチと点を打っていく機械のこと!この点と点の間隔を調べることで、動いている物体の速さや距離の変化を知ることができるんだ!

例えば…

  • 点と点の間が広いほど、その間のスピードは速い
  • 点と点の間が狭いほど、その間のスピードは遅い

さらに…

  • 点と点の間がだんだん広くなっていけば、だんだん速くなっている!
  • 点と点の間がだんだん狭くなっていけば、だんだん遅くなっている!

目に見えなかった速さの変化が、点と点の間隔の長さでわかるなんて、すごいよね!✨


ストロボ写真でも同じことがわかる!📸

記録タイマーと同じように、一定時間ごとにフラッシュを光らせて撮影するストロボ写真でも、運動の様子を調べることができるんだ!

記録タイマーの「点」が、ストロボ写真では「物体の残像」になるってわけだね!💡


東日本と西日本で記録タイマーが違う!?😲🔌

ここでさらに不思議な事実!
実は、日本では東日本と西日本では異なる周波数の電気を使っています。だから記録タイマーも

  • 東日本: 50Hz(ヘルツ)→ 1秒間に50回点を打つ!
  • 西日本: 60Hz(ヘルツ)→ 1秒間に60回点を打つ!

「ヘルツ(Hz)」っていうのは、1秒間に電気が行ったり来たりする回数を表す単位のことだよ!
東日本と西日本で違うなんて、ちょっとビックリだよね!😳


記録タイマーマスターへの道!💪 ~5打点or6打点間隔がポイント!~

記録タイマーを使った問題では、5打点(東日本)または6打点(西日本)の間隔を使うのが一般的!

例えば、50Hzの記録タイマーで、5打点の間隔が11.5cmだったとしよう!

1打点にかかる時間は、1秒 ÷ 50打点 = 0.02秒/打点

5打点にかかる時間は、0.02秒/打点 × 5打点 = 0.1秒

速さは、0.1秒で11.5cm進むから、
0.1秒 : 11.5cm = 1秒 : □cm となり、□ = 115cm。よって、速さは115cm/秒になるんだ!😲✨


問題1
50Hzの記録タイマーを用いて、台車の運動を調べたところ、5打点の間隔が15.0cmでした。台車の速さは何cm/秒か求めなさい。

解答1

50Hzの記録タイマーは、0.02秒ごとに打点を打つ。
5打点にかかる時間は、0.02秒/打点 × 5打点 = 0.1秒

台車は0.1秒間に15.0cm進むから、
0.1 : 15.0cm = 1秒 : □cmとなり、□ = 150cm。
よって、速さは150cm/秒

問題2
60Hzの記録タイマーで実験を行ったところ、テープに記録された3打点の間隔が8.0cmでした。この物体の速さは何cm/秒ですか?

解答2

60Hzの記録タイマーは、1秒間に60打点を打つので、1打点の間隔は1/60秒。

3打点にかかる時間は、
(1/60秒/打点) × 3打点 = 1/20秒=0.05秒

物体は0.05秒間に8.0cm進むから、
0.05秒 : 8.0cm = 1秒 : □cmとなり、□ = 160cm。
よって、速さは160cm/秒

問題3
記録タイマーを使って、斜面を下る台車の運動を調べた。記録タイマーが50Hzで、テープに記録された最初の5打点の間隔が2.0cm、最後の10打点の間隔が8.0cmだった。台車の速さは、最初の何倍になったか。

解答3

最初の5打点の間隔の時の速さは、
0.1秒 : 2.0cm = 1秒 : □cmとなり、□ = 20cm。
よって、速さは20cm/秒

最後は10打点の間隔だから、時間は0.2秒。その時の速さは、
0.2秒 : 8.0cm = 1秒 : □cmとなり、□ = 40cm。
よって、速さは40cm/秒

40cm/秒 ÷ 20cm/秒 = 2倍




「等速直線運動」って?🤔 → ずーっと同じ速さでまっすぐ進む!

例えば、自動ドア🚪みたいに、一定の速さでまっすぐ動き続ける運動のことを「等速直線運動」って言うんだ!

  • 摩擦のないツルツルの床の上でボール⚽を転がしたとき
  • 宇宙空間🚀のように空気抵抗がない場所で物体を動かしたとき…

こういったとき、物体は等速直線運動をするんだ。


等速直線運動をグラフで表すと…?📈

等速直線運動は、速さがずっと同じだから、グラフにすると… 下左のグラフに、

また、同じ等速直線運動で時間と距離は比例するから、グラフにすると…下右の原点を通る直線になるんだ!

同じ運動が、Y軸に<速さ>をとるか<距離>を取るかで、違った形のグラフになるから注意が必要だぜ。


練習問題に挑戦!🏋️‍♀️🏋️‍♂️

さあ、記録タイマーの仕組みがわかったところで、実際に問題を解いてみよう!


問題4

[グラフ:横軸にA, B, C, D, E, F, G, H, I と5打点ごとに切ったテープが並べられ、縦軸はそのテープの長さを表している。]

グラフは、1秒間に50打点打つ記録タイマーで台車の運動を記録した紙テープを5打点ごとに切って台紙にはり付けたものである。

  1. Eのテープ以降の台車の運動を何というか。
  2. グラフから、この台車がEからIまで(1)の運動をしたときの、
    ① かかった時間と、② その間の移動距離を求めよ。
  3. 台車が(1)の運動をしているとき、台車の速さは何cm/sか。
  4. テープEからIまでの間の、時間と移動距離の関係をグラフに表すとどうなるか。次のア~エから記号で答えよ。

[グラフ:アは緩やかに上向きにカーブ、イは原点から上向きにカーブ、ウは横一直線、エは原点から右上がりの直線]


解説

  1. Eのテープ以降は、テープの長さが一定になっていますね。これは、台車が等速直線運動をしていることを表しています。
  2. ① かかった時間: 記録タイマーは1秒間に50打点を打つので、5打点は0.1秒。EからIまでは4区間あるので、0.1秒/区間 × 4区間 = 0.4秒
    ② その間の移動距離: EからIまでのテープの長さは、グラフを見ると20cmです。
  3. 台車は0.4秒で20cm進んだことになります。速さは、
    0.4秒 : 20cm = 1秒 : □cm と表せます。
    よって、□ = 20cm ÷ 0.4秒 = 50cm/秒
  4. 等速直線運動は、時間と移動距離が比例するため、グラフは**エ(原点を通る直線)**になります。

まとめ:記録タイマーを使いこなそう!😎

今回は、記録タイマーを使って、運動の様子を詳しく調べる方法を学んだよ!

  • 記録タイマーは、時間と距離の関係を教えてくれる優れもの!
  • 等速直線運動は、時間と距離が比例する!

次回は、もっと複雑な運動について、グラフを使って分析していくよ!

例えば…ジェットコースター🎢みたいに、スピードが変化する運動はどうやって表すことができるかな?🤔

お楽しみに!👋

 

😊「なんだ。簡単じゃん」と感じてもらえたらすごくうれしいです。わかりにくい問題があったら、教えてください。簡単に説明したり、わかりやすい他の方法で、もっと楽に理解が深まります。 


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