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試験本番には魔物がいる?本番で失敗しないために絶対に必要なもの

こんにちは!

ちょっとした事件がありました。

入試の日の朝は雪が降っていました。
ある生徒の話ですが、
その子は当初の予定では、親が会場まで車で送って行くはずでした。
雪が降っているので車で送ることを中止して、地下鉄で行くことにしました。

地下鉄を降りようとした時、Suicaがないことに気づきました。
どこを探してもSuicaが見当たりません。
「終わった」と本人は思ったそうです。

Suicaを探している時に、ポケットの中に三千円があることに気づきました。
朝、お母さんが何かあったら困るからと持たせてくれたお金でした。

駅員さんに Suica を失くしたことを話して、そのお金から料金を払い
ギリギリの時間で試験場に着くことができました。

あとで本人に話を聞いてみると、Suicaがないと気付いた時に、
反射的に元の駅に戻ろうとしたそうです。

戻ってもきっとSuicaは見つからなかったでしょう。
もし戻ってしまったら試験時間に遅刻したでしょう。
出かけぎわにお母さんが渡してくれた愛情が彼を救いました。

普段、口では生意気を言ってる子どもたちですが、
このようなピンチになった時、
やはり社会経験の少なさが顔を出すのか
ありえない行動をとってしまう子がいたりします。

思い出すのはもう数年前になります。
まだ前期選抜があった頃のある子の話です。

その子は、面接試験が終わった後一人で会場を出ました。
何度か下見に行ったはずなのに、試験が終わった安堵感からか
下見のときは親が一緒だったからか
バス停がどっちだかわからなくなり道に迷ってしまいました。

夕方5時頃、お母さんから「うちの子、塾に行ってますか」と電話がありました。
「まだ来てないです。どうしたんですか」と尋ねると、
「夕方4時ぐらいに、道に迷った」と職場に電話があったんです。

その後、こちらから電話しても、
電源が切れているようで繋がらないんです。
心配になって電話してみたということでした。

この子は、試験会場を出てその後、道に迷ってしまい、
途方に暮れて歩き回っていたそうです。

持っていた携帯の電源は切れて連絡できなくなり、
最終的に、夜8時半ぐらいに交番に駆け込み、
交番から自宅に電話があって
ようやく家に帰ることが出来ました。

後日、例えばタクシーに乗って塾まで来て
タクシー代を立て替えてもらえばよかったじゃないと
本人に言ってみました。

その時の返事は
「お金がないのにタクシーに乗れるんですか」と言うものでした。

「じゃあ、乗る前にタクシーの運転手さんに事情を話せばいいじゃない?」そんなことを話しましたが
パニックになった子どもにはそういう対処が思い浮かばないようです。

いろいろ予期しない突発事故が起こることがあります。
普段は口で生意気を言ってる子どもたちですが、
このような突発事故に巻き込まれると冷静な判断や行動ができなくなります。

その時期になったらまたお話しますが、一つ覚えておいてください。
下見では、子どもに主導権を渡して、後ろから付いていく感じがいいと思います。さらに、複数の方法を確認しておいて下さい。

そんな突発事件が起きない場合でも、
私立受験後の子ども達の感想を読むと
どの子もどの子も異口同音こんなに緊張したの初めてという感想が多いものです。

勝手に足が震えてて自分で驚いたとか、
手に汗かいて字がかけなかったとか、
周りがみんな頭よく見えてすごく不安になったとか。
通常の自分ではなかったということが面々と書かれています。

本番の公立の時はもっと緊張すると思います。
それに向けていい経験だったと思います。
ありえないメンタルのなかでどう行動するか、
実力をどれだけ出すことができるか。
こうした経験が本番の試験だけではなく、
一生ものの財産になっていきます。

そしてもちろんそこには家族のサポートが必要です。

来年度以降に受験を迎えるご家庭の方には、
改めて高校受験は本人の力+家庭の力ということをお伝えしようと思います。

 

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