経験からになりますが、成績が伸びてくる子とは、会話が成り立ってきます。
流暢でなくても、しっかり自分の言葉で伝えている子かどうか、
最初の会話ではそんなところを見て話しています。
成績が伸びてくる子は、
会話力もしっかり上がってきています。
理解というものは、言葉を聞いてするものだからと思います。
自分の中に限られた言葉しかなければ、
おのずとそれが限界になるのです。
しかし「言葉」というものは、やっかいで、
語彙が少なく同じようなことを言っていても、
相手の理解力が高い、もしくは関係性が濃いと
なんとか通じてしまうのです。
外国に行ったとき、
会話のフレーズが数個しかなくても
何とかなるのは、
相手が気を使ってくれているからです。
伝え方やシュチュエーション次第で
何とかなる。
それが人間間のコミュニケーションのすばらしさなのですが、
その状態で、何かを学べるかというと
それは、難しくなると思います。
ホテルに無事にたどり着くことや
ハンバーガーを買うことはできますが、
何かを理解するには
やはりしっかりした言葉の理解が欠かせないわけです。
「ヤバい」って言葉で、なんでも表現することができると
と思っていたら大間違いですよ。
学校や家族という小さな社会では通用しているかもしれませんが、
世の中に出れば表現力、伝達力というのが凄く問われるようになります。
きちんと表現できなければ、
自分が本当に知りたいことを教えてもらうことすらできなかったりします。
付き合いが長い子どもだとなんとなく
聞きたいことがわかってしまうことがあります。
でもあえて、きちんとした質問ができるように、
導いたり、待ってみたりしています。
きちんと聞けるようになった子、
きちんと返せるようになった子、
そろそろ成績が伸びてくるころです。
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