マツぼっくりって種だらけ🌲!? 学校では教わらなかった植物のふしぎ😲
みんな、こんにちは!今日は、お正月に飾ることも多い、あの「マツ」について、学校では教わらなかった秘密を教えちゃいます!
マツぼっくりって種だらけだった!?
家に飾ったことある人もいるかな? あのゴツゴツした「まつぼっくり」。 実は、あれが「種」でいっぱいだって知ってた?
マツは、あの大きな木から想像できないくらい、小さな種子から始まるんだ。
そして、あのまつぼっくり1個の中に、たくさんの種子がぎゅっと詰まっているんだよ!
風に乗って種を飛ばす!
じゃあ、種がいっぱい詰まったまつぼっくりは、どうやって増えていくんだろう?
実は、まつぼっくりは、種を遠くまで運ぶための、植物のすごい工夫なんだ。
まつぼっくりの中にできた種は、風に乗って遠くまで運ばれ、やがて地面に落ちて芽を出す。
高い木の上で種を飛ばすことで、より遠くまで種を運ぶことができるんだね!
花を咲かせないマツの仲間たち
ところで、マツの木に花が咲いているのを見たことはあるかな?
実は、マツはタンポポやヒマワリみたいに、目立つ花を咲かせない植物なんだ。
花びらがない代わりに、風に乗って花粉を飛ばし、受粉することで種子を作る。
だから、マツは風の力がないと、子孫を残せない植物なんだね。
ミクロの世界をのぞいてみよう!
ところで、マツの花粉って、どんな形をしているか知ってる?
実は、花粉の形は植物の種類によって全然違うんだ。
顕微鏡を使うと、肉眼では見えない小さな花粉をじっくり観察することができるよ!
マツの花粉は、空気抵抗を減らして、遠くまで飛んでいきやすい形をしているんだって。
顕微鏡マスターになろう!
顕微鏡を使うときは、以下のポイントを押さえよう!
- 倍率を上げたいときは?: 接眼レンズと対物レンズ、両方の倍率を変えてみよう。レンズの組み合わせで、ミクロの世界はもっと広がるよ!
- プレパラートは上下左右が逆!?: プレパラートを横に動かすと、像は縦に動く。上下左右逆になることを意識して動かしてみよう。
- ピント合わせは焦らずゆっくりと: 最初は低倍率でピントを合わせるのがコツ。その後、高倍率に切り替えて、より詳しく観察しよう。
- レンズはいつもピカピカに: 顕微鏡を使う前と後には、レンズペーパーでレンズを丁寧に拭いておこう。きれいなレンズで観察すると、よりクリアな世界が広がるよ!
身近な場所にも!小さな生き物たち
顕微鏡を使うと、土の中や水たまりの中など、身近な場所に暮らす小さな生き物「微生物」を観察することもできる。
微生物は、肉眼では見えないくらい小さいけど、実は地球上のあらゆる場所に存在していて、私たち人間の生活にも深く関わっているんだ。
例えば、ヨーグルトや納豆などの発酵食品は、微生物の働きを利用して作られているんだよ!
顕微鏡で観察すると、元気に動く「ゾウリムシ」の姿を見ることができるかも。ゾウリムシは、小さな体なのに、繊毛を上手に使って水の中を移動する、驚くべき能力を持っているんだ!
シダ植物もチェック!
シダ植物は、花を咲かせずに「胞子」で増える植物なんだ。葉の裏側を見てみて。小さな粒々がついているのが見えるかな?それが「胞子嚢」で、中には胞子がたくさん詰まっているんだ。
身近な植物の意外な一面を知ろう!
今回は、まつぼっくりに注目して、植物の面白いヒミツを紹介したよ!
毎日見ている植物にも、実は私たちが知らない秘密がいっぱい!
顕微鏡を使えば、もっとミクロな世界を探求することもできるね。
今度、外に出かけたら、植物をじっくり観察して、新しい発見をしてみてね!
顕微鏡と植物の世界 確認テスト
問題
次の文の [ ] に当てはまる適切な言葉を選んで、番号で答えなさい。
顕微鏡の操作
① 顕微鏡で観察を行うとき、最初にピントを合わせる倍率は、低倍率と高倍率のどちらですか? [ ① 低倍率 ② 高倍率 ]
② 接眼レンズの倍率が10倍、対物レンズの倍率が40倍の時、全体では何倍に拡大して見ていることになりますか? [ ① 4倍 ② 40倍 ③ 50倍 ④ 400倍 ]
③ プレパラートを上下左右反対に動かす必要があるのは、顕微鏡の構造のどの部分に理由がありますか? [ ① 反射鏡 ② 接眼レンズ ③ 対物レンズ ]
④ 顕微鏡のレンズを拭くときに使用するのはどれですか? [ ① ティッシュペーパー ② ガーゼ ③ レンズペーパー ]
⑤ 顕微鏡でピントを合わせる時に使うのは、次のうちどれですか? [ ① 鏡筒 ② 調節ねじ ③ ステージ ④ レボルバー ]
植物の繁殖
⑥ マツは種子植物ですが、種子植物のうち、被子植物と裸子植物のどちらに分類されますか? [ ① 被子植物 ② 裸子植物 ]
⑦ マツの雌花が成長してできる、種子を含む部分を何といいますか? [ ① 果実 ② まつぼっくり ③ 花粉 ]
⑧ マツの花粉が雌花の胚珠に運ばれることを何といいますか? [ ① 受粉 ② 発芽 ③ 光合成 ]
⑨ マツは、風によって花粉を運んでもらう植物です。このように、風によって花粉を運んでもらう植物を何といいますか? [ ① 虫媒花 ② 風媒花 ③ 水媒花 ]
⑩ タンポポやヒマワリのように、胚珠が子房に包まれている植物を何といいますか? [ ① 被子植物 ② 裸子植物 ]
⑪ 被子植物は、受粉後、胚珠は種子、子房は何になりますか? [ ① 根 ② 茎 ③ 葉 ④ 果実 ]
⑫ シダ植物は種子で増えるか、胞子で増えるか、どちらですか? [ ① 種子 ② 胞子 ]
⑬ シダ植物の胞子が入っている袋を何というか? [ ① 胚珠 ② 子房 ③ 胞子嚢 ]
⑭ シダ植物の胞子嚢は、葉の表と裏のどちらにありますか? [ ① 表 ② 裏 ]
単細胞生物
⑮ ゾウリムシは、単細胞生物と多細胞生物のどちらですか? [ ① 単細胞生物 ② 多細胞生物 ]
⑯ ゾウリムシは、水中で生活していますが、淡水と海水どちらに生息していますか? [ ① 淡水 ② 海水 ]
⑰ ゾウリムシは、体にあるたくさんの細かい毛を使って移動します。この毛を何といいますか? [ ① 鞭毛 ② 線毛 ③ 繊毛 ]
観察の基礎
⑱ 顕微鏡を使ってものを観察するとき、肉眼では見えないものが観察できます。このように、非常に小さいものを観察することを何観察といいますか? [ ① ミクロ観察 ② マクロ観察 ③ ナノ観察 ]
⑲ ミクロ観察を通して、私たちはどのような世界について学ぶことができますか? [ ① 宇宙の広がり ② 動植物の体の仕組み ③ 歴史上の出来事 ]
⑳ 観察したことを記録に残すことはとても大切です。観察記録には、どのようなものを記録するとよいですか? [ ① 観察日、観察対象、気づいたこと ② 感想のみ ③ 空想で想像した内容 ]
解答と解説
- ① 低倍率 低倍率で全体を見てから、徐々に倍率を上げていくと、目的の場所を見つけやすく、ピントも合わせやすいです。
- ④ 400倍 倍率は、接眼レンズの倍率と対物レンズの倍率をかけ合わせて計算します。
- ③ 対物レンズ 対物レンズを通して像が反転して見えるため、プレパラートの操作も上下左右反対になります。
- ③ レンズペーパー ティッシュペーパーやガーゼは、レンズに傷をつけてしまう可能性があるので使用しません。
- ② 調節ねじ 鏡筒を上下に動かし、ピントを合わせます。
- ② 裸子植物 マツなどの針葉樹は、胚珠がむき出しになっている裸子植物に分類されます。
- ② まつぼっくり マツぼっくりは、マツの雌花が受粉後に成長したものです。
- ① 受粉 花粉がめしべの先端に付着することです。
- ② 風媒花 風媒花は、虫を引き寄せる必要がないため、花が目立たないものが多いという特徴があります。
- ① 被子植物 被子植物は、胚珠が子房に包まれているため、受粉後、種子は果実の中にできます。
- ④ 果実 果実は種子を保護し、種子を遠くへ運ぶ役割を担っています。
- ② 胞子 シダ植物は種子ではなく、胞子によって増えます。
- ③ 胞子嚢 胞子嚢の中に胞子が作られます。
- ② 裏 葉の裏側に胞子嚢がついていることが多いです。
- ① 単細胞生物 ゾウリムシは、一つの細胞だけでできている生物です。
- ① 淡水 水田や池、沼などに生息しています。
- ③ 繊毛 繊毛を動かして移動したり、餌を口に運んだりします。
- ① ミクロ観察 顕微鏡などを用いた観察のことです。
- ② 動植物の体の仕組み 肉眼では見えない、細胞レベルの構造などを観察することができます。
- ① 観察日、観察対象、気づいたこと 後から見返した際に、どのような観察をしたのかがわかるように、具体的に記録しておきましょう。
身近な植物のヒミツ ~種子で増える?胞子で増える?~
みんな、こんにちは!今日は、植物がどうやって増えていくのか、その秘密を探ってみよう 実は植物によって、次の世代に命をつなぐ方法が違ってくるんだ。
マツの仲間は風に乗って…
お正月に飾るマツ 、みんなの家にもあるかな? マツは、あの大きな木から想像できないくらい、小さな種子から始まるんだ。しかも、その種ができるまでには、風の力 が欠かせないんだって!
マツは、風媒花といって、風によって花粉を運ぶ植物 。雄花で作られた花粉が、雌花まで風に乗って運ばれ、受粉する。そして、受粉した雌花は成長して、あのゴツゴツしたまつぼっくりになるんだね。まつぼっくりの中に種子ができて、それがまた風に乗って遠くまで運ばれていくんだ。
花を咲かせる植物は…?
一方、タンポポやヒマワリ みたいに、きれいな花を咲かせる植物はどうだろう? この種類の植物は、被子植物と呼ばれ、種子は果実の中に作られるよ。
花の中には、雄しべで作られた花粉と、雌しべの奥にある胚珠がある。 花粉が胚珠に運ばれることを受粉といって、受粉すると種子が作られるんだ。種子は、果実の中で大切に育てられ、動物や風によって運ばれていくんだね。
小さな世界をのぞいてみよう!
植物の種子や花粉は、とっても小さいから、肉眼 ではよく見えないよね? そんな小さな世界を見るためには、顕微鏡 を使うんだ!
顕微鏡を使うときは、
- 接眼レンズと対物レンズを組み合わせて、見たい大きさに倍率を合わせる。
- プレパラートと呼ばれるガラスの上に、観察したいものを置いて、顕微鏡にセットする。
- ピントを合わせて、観察する。
最初はうまくいかないかもしれないけど、練習すれば、ミクロの世界を自由自在に観察できるようになるよ!
シダ植物は胞子で増える!?
シダ植物って知ってるかな? 実は、シダ植物は種子ではなく、胞子で増えていくんだ。胞子は、葉の裏側にある胞子嚢という袋の中に作られる。胞子は、風に乗って遠くまで運ばれ、発芽して新しいシダ植物になるんだ。
まとめ
今回はちょっと難しい話だったかな? 植物たちは、それぞれ工夫を凝らして、次の世代に命をつないでいるんだね。今度、植物を見かけたら、今日勉強したことを思い出してみてね