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光合成・呼吸・蒸散/道管・師管/実験(エタノール・ヨウ素液)まで一気に得点源に
みんな、受験勉強進んでる?
合格屋マックスのブログへようこそ。
今日は、生物分野のスタート地点、
「植物のつくりと働き」を攻略するよ。
「植物って動かないし地味…」
「道管と師管、どっちが水だっけ?」
そんなふうに思っているキミ! もったいない!
実は植物の中では、
水が引っ張り上げられ、栄養が運ばれ、工場(葉緑体)が稼働している。
植物は“静かな超ハイテク生命体”なんだ。
今回は、
理科が苦手な中3男子 ゆうと 👦
理科クイーン あかり 👩
と一緒に、伝説の解法「マックス流」で一気に得点源にしていこう!
1. 葉っぱは「超ハイテク工場」だ!
① 葉っぱの裏にある「口」=気孔
ゆうと 👦
「植物って、口がないのにどうやって息してるの?」
あかり 👩
「あるよ、口!
葉っぱの裏側にある『気孔(きこう)』っていう小さな穴がそれ!」
【気孔の3つの仕事】
・呼吸:酸素を吸って、二酸化炭素を出す(24時間)
・光合成:二酸化炭素を吸って、酸素を出す(光があるとき)
・蒸散(じょうさん):水を水蒸気として捨てる(汗みたい!)
ゆうと 👦
「呼吸もして、光合成もして、汗もかくのか! 忙しい口だな…」
✅ 入試の安全ワード
気孔が裏に多いのは 「多くの陸上植物では」。
(例外もあるので、“多くの”をつけておくと答案が強くなる!)
② 汗をかくのには理由がある「蒸散」
あかり 👩
「特に大事なのが『蒸散(じょうさん)』。
葉っぱから水を捨てることで、ストローみたいに根から水を吸い上げる力を作ってるの」
ゆうと 👦
「なるほど! 上から出さないと、下から入ってこない!」
あかり 👩
「それだけじゃないよ。
水を蒸発させて体の熱を逃がす(体温調節)役割もある。植物も暑いの苦手だからね」
(ここに図①:葉(気孔)→蒸散→根から水が吸い上げられるイメージ図)
2. 光合成と呼吸の「24時間シフト」
① 昼と夜で“見た目”が変わる(入試の最重要ポイント)
ゆうと 👦
「植物って、 CO₂を吸う(光合成)と、O₂を吸う(呼吸)と、どっちやってるの?逆のことしてない?」
あかり 👩
「どっちもやってる!
ただし、ポイントはここ:
呼吸は24時間、光合成は光があるときだけ。
そして昼は、光合成の量が呼吸より大きいから“見た目”が逆に見えるの!」
【マックス流・植物の24時間(超整理)】
☀️ 昼(光あり)
光合成:たくさん(メイン)
呼吸:もちろんやってる(24時間)
見た目:CO₂を吸って O₂を出すように見える(光合成が勝つ)
🌙 夜(光なし)
光合成:できない
呼吸:やる(24時間)
見た目:O₂を吸って CO₂を出す(呼吸だけ)
ゆうと 👦
「なるほど!
昼は“光合成が強すぎて”呼吸が隠れるだけなんだな!」
(ここに図②:昼/夜のガスの出入りまとめ図)
② 光合成の場所「葉緑体」
あかり 👩
「光合成をしている緑色の工場の名前、覚えてる?」
ゆうと 👦
「葉緑体(ようりょくたい)! これは余裕!」
【光合成のスペシャルレシピ】
水 + 二酸化炭素 ➡ (光エネルギー) ➡ デンプン + 酸素
あかり 👩
「水と空気(CO₂)だけで“ご飯(デンプン)”を作る。植物って魔法使いだよね」
3. 体の中の「配管工事」根と茎
① 根っこのモジャモジャ「根毛」
あかり 👩
「根っこの先に細かい毛みたいなのがあるでしょ? あれが根毛(こんもう)」
ゆうと 👦
「なんであんな毛が必要なの?」
あかり 👩
「表面積が大きくなるから!
土に触れる面積が増える ➡ 水や養分を効率よく吸収できる」
(※小腸の「絨毛」と同じ理屈!)
② 運ぶ管「道管」と「師管」(ここは絶対得点)
ゆうと 👦
「道管と師管がごっちゃになる…!」
あかり 👩
「漢字と語呂で一撃!」
【マックス流・管の覚え方】
1. 道管(どうかん)
・運ぶもの:水(+養分)
・覚え方:「水(すい)どうかん!」
・(※水道管と同じで水を運ぶ!)
2. 師管(しかん)
・運ぶもの:葉で作った栄養(デンプンなど)
・覚え方:「おい師(し)い栄養、師管!」
・(※美味しい栄養を運ぶ!)
あかり 👩
「この2つが束になったものを維管束(いかんそく)って言うの。植物のライフライン!」
(ここに図③:根→茎→葉の運搬図)
4. 入試に出る!光合成の実験(手順+理由)
① 「ふ・た・た・び」で一撃暗記
あかり 👩
「入試で一番出る実験。
“手順”だけじゃなくて、なぜそうするかを聞かれるよ!」
【実験手順と理由】
1.熱湯につける
理由:葉を柔らかくし、活動を止めるため。
2.エタノールに入れて温める
理由:葉の緑色(葉緑素)を抜く(脱色)ため。変化を見やすくする!
✅安全:引火するので、直接火にかけず“湯せん”で温める!
3.水ですすぐ
理由:エタノールで固くなった葉を柔らかくするため。
4.ヨウ素液につける
理由:デンプンがあるか確かめるため(デンプン反応)。
【結果の読み取り】
青紫色 ➡ デンプンがある(光合成した)
変化なし ➡ デンプンがない(光合成してない)
② 入試で差がつく「実験バリエーション」
あかり 👩
「ここからが、入試でよく出るよ」
A)アルミ箔で葉の一部を隠す実験
光が当たる部分 ➡ デンプンができる ➡ 青紫
光が当たらない部分 ➡ デンプンができない ➡ 変化なし
B)斑入り(ふいり)葉の実験(白い部分がある葉)
緑の部分(葉緑体が多い) ➡ 光合成しやすい ➡ 青紫
白い部分(葉緑体が少ない) ➡ 光合成しにくい ➡ 変化なし
(ここに図④:アルミ箔・斑入り葉の青紫になる場所図)
5. 先生から「ここだけは押さえろ!」
① 植物の3大作用(答案用)
- 光合成(光があるとき):CO₂を吸ってO₂を出す/デンプンをつくる/場所:葉緑体
- 呼吸(24時間):CO₂を吸ってCO₂を出す
- 蒸散:水を捨てる(吸い上げ&体温調節)/場所:気孔
② 管の覚え方(絶対暗記)
- 道管 = 水道管 = 水を運ぶ
- 師管 = おい師い = 栄養を運ぶ
- 根毛 = 表面積を広げて吸収効率UP
③ 実験のポイント
- エタノール = 脱色(見やすくする) ※湯せん
- ヨウ素液 = デンプン反応(青紫)
- 光が当たる場所/葉緑体がある場所だけデンプンができる!
6. 引っかかり厳禁!○×チェック
Q1.植物は、昼間は呼吸をしていない。
【答え】 ×
(解説)呼吸は24時間。昼は光合成が強くて見えにくいだけ。
Q2.道管は、葉で作られた栄養分を運ぶ管である。
【答え】 ×
(解説)「水どうかん」!水を運ぶ。栄養は師管。
Q3.気孔は、主に葉の表側に多くある。
【答え】 ×
(解説)多くの陸上植物では葉の裏側に多い(乾燥を防ぐため)。
Q4.夜の植物は、二酸化炭素を吸って酸素を出す。
【答え】 ×
(解説)夜は光合成ができない。呼吸のみ ➡ O₂を吸ってCO₂を出す。
Q5.アルミ箔で隠した部分も、ヨウ素液で青紫になる。
【答え】 ×
(解説)光が当たらない ➡ 光合成できない ➡ デンプンできない。
7. 入試レベル!確認問題にチャレンジ
(1) 根の先端近くにある、綿毛のような細かい突起を何というか。また、その役割を簡潔に説明せよ。
【解答と解説】根毛/役割:表面積を広げ、水や養分を効率よく吸収する。
<マックス流> キーワードは「表面積」「効率よく」。
(2) 葉の実験で、葉をエタノールにつける理由を答えよ。
【解答と解説】葉の緑色(葉緑素)を抜いて、色の変化を見やすくする(脱色)。
<マックス流> 「脱色」が入れば満点。
(3) 茎の維管束において、根から吸収した水が通る管の名前を答えよ。
【解答と解説】(3) 道管
<マックス流> 水道管=道管!
(4) 植物を暗い場所に置いたとき、植物が外に出す気体は主に何か。
【解答と解説】二酸化炭素(CO2)
<マックス流> 暗い=光合成できない=呼吸だけ ➡ CO2を出す。
(5) 葉の一部をアルミ箔で覆って日光に当て、ヨウ素液で調べた。青紫になるのはどの部分か。理由も述べよ。
【解答と解説】アルミ箔で覆っていない部分/理由:光が当たる部分だけ光合成でき、デンプンができるため。
<マックス流> 「光が当たる=デンプンできる=青紫」までつなげる。
8. 入試直前1分チェック
・呼吸は24時間(昼も夜も)
・光合成は光があるときだけ
・昼は「光合成>呼吸」➡ CO2吸う/O2出すように見える
・夜は呼吸だけ ➡ O2吸う/CO2出す
・道管=水、師管=栄養(語呂で即答)
・実験:エタノール=脱色(湯せん)、ヨウ素液=デンプン(青紫)
光が当たる場所/葉緑体がある場所だけデンプンができる
| 部位 | 説明 | 機能 |
|---|---|---|
| 気孔 | 葉の表皮にある、孔辺細胞に囲まれた開口部 |
蒸散:水蒸気の放出 呼吸:酸素を入れて二酸化炭素を出す 光合成:二酸化炭素を入れて酸素を出す |
| 葉緑体 | 葉肉にある緑色の粒 | 光合成を行う場所 |
| 葉脈 | 葉に網目状に走る管 | 道管+師管で水や養分を輸送 |
| 道管 | 維管束の一部 |
根から吸収した水や無機養分を輸送 (覚え方:水道管) |
| 師管 | 維管束の一部 | 光合成で作った糖(デンプンなどのもと)を輸送 |

| プロセス | 説明 | 場所 | 時間帯 |
|---|---|---|---|
| 光合成 | 光エネルギーを利用し、二酸化炭素と水から栄養と酸素を作る。 | 葉緑体 | 日中(光があるとき) |
| 呼吸 |
酸素を利用し、有機物を分解してエネルギーを得る。 二酸化炭素を発生する。 |
植物体全体 | 昼夜問わず(24時間) |
| 蒸散 |
植物体内の水分を水蒸気として気孔を通して放出する。 植物体の温度調節にも関わる。 |
気孔 | 主に日中(いつでも起こるが、光・温度で増えやすい) |

最後に先生から
お疲れ様!
植物って「地味」どころか、体の中で工場・配管・体温調節を全部やってる“超システム”だったよね。
- 気孔 = 口であり、汗腺。
- 道管 = 水道管。
- 師管 = 栄養の配送便。
- 根毛 = 吸収効率を上げる工夫。
このイメージを持っていれば、植物は怖くない。
次回は 「植物の分類」!
双子葉類と単子葉類、シダとコケ…を、図鑑を使った“仲間分けゲーム”で攻略するぞ。お楽しみに!

