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「慣性の法則」って、実はめっちゃ身近な法則だった!? (中3理科)

こんにちは! 前回は「力のつり合い」を勉強したけど、今回は「慣性の法則」について解説していくね! あの有名なガリレオやニュートンも、この法則について深く考えていたんだ!

1. 「慣性の法則」ってどんな法則?

「慣性の法則」を簡単に言うと、 物体は、他から力を加えられないかぎり、今の状態をずーっと続けようとするよ! って法則なんだ。

もう少し詳しく説明すると…

  • 止まっている物体は、いつまでもじっとしている!
  • 動いている物体は、いつまでも同じ速度で、同じ方向に動き続ける!

まさに「現状維持」! まるで、やる気のない人のようにも聞こえるけど…自然界ではとっても重要な法則なんだ!

2. え、これも!?「慣性の法則」は日常にあふれてる!

「慣性の法則」なんて、あんまり聞かない言葉だし…って思うかもしれないけど、実は日常生活のいろんなところで起きている現象なんだ。

例えば…

  • 急ブレーキ! つんのめっちゃうのはなぜ?車が急ブレーキをかけた時、前につんのめっちゃいそうになるよね? あれは、体がそのままの速度で動き続けようとしてるからなんだ。
  • 手にゴミがついた! どうやって払う?
    手にゴミやホコリがついちゃった時、みんなはどうやって払う? きっと、パッて手を振るよね。あれも「慣性の法則」を利用してるんだ。手を動かして急に止めると、ゴミはそのまま動き続けようとして、手から離れていくんだ。

ね? 意外と身近なところで「慣性の法則」って活躍してるでしょ?

3. 力はいつもペアで働く!?「作用・反作用の法則」

ところで、物理の世界では、力はいつもペアで働いているって知ってた? これを 「作用・反作用の法則」 って言うんだ。

「作用・反作用の法則」 っていうのは、 物体Aが物体Bに力を加えると、物体Bも物体Aに同じ大きさの反対向きの力を加える という法則のことだよ。

つまり、パンチしたら、自分もその反動を受けるように、力は必ず両方に働いていて、片方だけが力を受けるということはないんだ!

[例題]
じゃあここで問題! Aさんが壁を押しているとき、Aさんと壁にはそれぞれどんな力が働いているか、考えてみよう。

[解答]

  • Aさんが壁を押す力(作用)
  • 壁がAさんを押し返す力(反作用)

この2つの力は、大きさが同じで、向きが反対、そして一直線上にある。これが作用・反作用だ!

4. 「力のつり合い」との違いって?:ココは間違えやすいから要注意!

「作用・反作用の法則」と混同しやすいのが、「力のつり合い」なんだ。

[ポイント]
「力のつり合い」は、1つの物体に働く2つの力が、同じ大きさで反対向き、一直線上にある状態のこと。
一方、「作用・反作用の法則」は、2つの物体間で働く力の関係を表しているんだ。ここが大きな違いだよ!

上の例題では、Aさんと壁で、2つの物体の間で力がはたらいているから、「作用・反作用の法則」と考えます。

5. まとめ

今回は「慣性の法則」と「作用・反作用の法則」について解説したけど、どうだったかな?

物体は、力が加わらない限り、ずっとそのままでいようとする!(慣性の法則)

力は必ずペアで働いていて、押すと押し返される!(作用・反作用の法則)

これらの法則が分かれば、身の回りの不思議が、実は物理で説明できることに気づくはず!

さあ、物理の世界に一歩踏み出して、ガリレオやニュートンが考えたことに触れてみよう!

 

😊「なんだ。簡単じゃん」と感じてもらえたらすごくうれしいです。わかりにくい問題があったら、教えてください。簡単に説明したり、わかりやすい他の方法で、もっと楽に理解が深まります。 


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