握力選手権！データの秘密を暴く🔎「度数分布表」💪
中学校の体育で握力測定をしたよね！💪 クラスみんなの記録、どうやって見やすくまとめるんだろう？🤔
40人全員の記録がバラバラだと、誰が強くて誰が弱いのか、パッと見では分かりにくいよね。そこで登場するのが… 度数分布表 だ！✨
度数分布表って？🦸
たくさんのデータを、範囲ごとにまとめて見やすくしてくれる表のことだよ。身長や体重、テストの点数など、色んなデータで使えるんだ。
握力測定の例で見てみよう
下の表を見てみて。ある中学校の1年生40人の握力測定の結果をまとめた度数分布表だよ。
| 握力(kg) | 人数 | 相対度数 |
| 10 ～ 15 | 5 | |
| 15 ～ 20 | 11 | |
| 20 ～ 25 | 13 | |
| 25 ～ 30 | 8 | |
| 30 ～ 35 | 3 | |
| 合計 | 40 |
ポイント解説📝
- 階級: データを分ける範囲のこと。「10kg 以上 15kg未満」のように、範囲で表すよ。
- 階級の幅: 階級の範囲の広さ。この表では、すべての階級の幅が「5kg」になっているね。
- 階級値: 階級の真ん中の数値。
- 度数: 各階級に当てはまるデータの個数。例えば、「10kg 以上 15kg未満」の階級の度数は5人。つまり、握力が10kg以上15kg未満の生徒が5人いるってことだね。
- 相対度数: 全体のデータに対して、その階級の度数がどれくらいの割合を占めているかを示す値だよ。計算方法は「相対度数 = 度数 ÷ データの総数」だけど、比を使うと簡単にできるよ。
💡相対度数の求め方のコツ
比を使って考えてみよう！
全体の人数 : 1＝ 問題の階級の人数 : □
この□に当てはまる数が相対度数だよ。
例えば、10kg以上15kg未満の階級の相対度数を求めてみます。
相対度数は、全体の40人を1とすると、10kg以上15kg未満の階級の5人はどのくらいの割合かという意味です。
これを比を使って書くと、40人 : 1 = 5人 : □ となります。
□＝5×1÷40＝0.125
（別解 40人が5人になるから÷8。□＝1÷8＝ 0.125）
よって、□ = 0.125となり、相対度数は0.125になります。
すべての階級の相対度数を出して表に入れました。
| 握力(kg) | 人数 | 相対度数 |
| 10 ～ 15 | 5 | 0.125 |
| 15 ～ 20 | 11 | 0.275 |
| 20 ～ 25 | 13 | 0.325 |
| 25 ～ 30 | 8 | 0.2 |
| 30 ～ 35 | 3 | 0.075 |
| 合計 | 40 | 1 |
クイズに挑戦！🙋
| 握力(kg) | 人数 |
| 10 ～ 15 | 5 |
| 15 ～ 20 | 11 |
| 20 ～ 25 | 13 |
| 25 ～ 30 | 8 |
| 30 ～ 35 | 3 |
| 合計 | 40 |
(1) この表の階級の幅は何kgかな？
答え: 5kg (単位を忘れずに！)
(2) 握力がちょうど25kgの生徒は、どの階級に入るかな？
答え: 25kg以上30kg未満 の階級だよ。 「未満」はその数字は含まないから気を付けてね！
(3) 一番人数が多いのは、どの階級で、度数は何人かな？
答え: 20kg以上25kg未満 の階級で、度数は13人だよ。
まとめ
度数分布表を使うと、データの傾向が分かりやすくなるんだ。どの階級にデータが集まっているか、一目瞭然だね！
😉 相対度数を使うことで、さらにデータの全体像を把握しやすくなるよ。これからは、データを見たら度数分布表を思い出してね！
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