こんにちは、合格屋マックスです。
この「算数教室」ブログは、ご家庭でお子様に算数を教えるときの具体的なヒントをお届けするシリーズです。
大切にしているのは、
- 子どもが「わかりやすい!」と感じられること
- 学んだことが中学以降にもつながる「一生ものの力」になること
今回は、小学4年生で必ず出てくる「小数」と「わり算の筆算」について。
どちらもつまずきやすい単元ですが、ここを丁寧に乗り越えることが、その後の算数の自信につながります。
小数のしくみをどう伝えるか?
まず「大きい方のしくみ」から
子どもにいきなり「1/10=0.1」と説明しても、抽象的すぎて理解しにくいものです。
そこで、まずは大きい数のしくみから入ります。
- 1が10こで10
- 10が10こで100
ここまでは子どももイメージしやすいですね。数字は 右に桁が増えると10倍ずつ大きくなる という「位取りのルール」を確認します。
次に「小さい方」へ広げる
次に問いかけます。
「じゃあ、1を10こに分けたらどうなる?」
1 ÷ 10 = 0.1(10分の1)
さらに0.1を10こ集めると1になります。
つまり、小数は「大きい数の位取り」を 小さい方向に広げただけ なのです。
小数点の意味
小数点は、整数の世界と小数の世界を区切るもの。
- 左に進むと10倍ずつ大きくなる
- 右に進むと1/10ずつ小さくなる

このルールがわかると、「小数点をそろえて計算する理由」 も自然に理解できるようになります。
小数計算の例題
問題
① 3.05+4.955
② 5-2.73
→ ポイントは 小数点をそろえて計算すること。
「小数点が動くと答えが大きく変わってしまう」ことを、実際に計算して見せると納得しやすいです。
わり算の筆算を克服する!
「面倒がる」と算数嫌いになる
わり算の筆算を「面倒だ」と避ける子は、そのままにしておくと 算数嫌いの入り口 になります。
よどみなく、スラスラできるまで練習することが大切です。
商の見当がつかない子への工夫
商(答えの見当)がなかなかつけられない子には、次の方法もあります。
- わる数の倍数を先に書き出しておく
- それを見ながら割り算を進める

36を40とみて、商の見当をつけることが苦手な時は、最初に36の倍数を、36,72,108と書いておいてから割り算に入ると、見当をつけるハードルが低くなって取り組みやすくなる。 見当をつけられずにダラダラやって、しまいに嫌になって投げ出すよりもはるかに効果的です。
実際の成功事例
昨年、小4でわり算を苦手にしていた男の子がいました。
最初は「割る数の倍数を書くのは面倒!」と渋っていましたが、3週間ほど練習を続けたところ…
「先生、もう倍数を書かなくてもできる!」と笑顔で報告してくれるようになりました。
スラスラ進むようになると、不思議なもので、他の計算ミスも減り、ルンルンしながら割り算しています。
保護者の方からも「宿題の大きな数の割り算も嫌がらなくなった」と喜びの声をいただきました。
保護者の方へのアドバイス
- 「筆算は面倒」と言って投げ出しそうになったら、一緒に横で声をかけながらやってみてください。
- 最初のうちは 「よく頑張ったね!」と努力を認める声かけ が何より効果的です。
- 正解よりも「やり切った」ことを評価すると、子どもの自信につながります。
まとめ
- 小数は「大きい方の位取り」から説明すると理解しやすい
- 小数点は「整数と小数の境目」であり、計算時は必ずそろえる
- わり算は「スラスラできるまで」練習を重ねることが大切
- 商が見つけにくい場合は「倍数を書き出す」方法も有効
- 保護者の声かけが、子どもの算数への自信を大きく育てる
合格屋マックスは、子どもたちが「算数ってわかる!面白い!」と笑顔で学べるよう、日々工夫を重ねています。
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