減数分裂ってなんだ? ストーリー編
📚 このブログは 「中3理科ストーリーシリーズ|定期テストも入試も安心」 の1本です。 会話形式で楽しく学べるので、理解が深まり、テスト対策にも入試対策にも役立ちます。
🧬 減数分裂ってなあに? 〜子孫を残すための特別な細胞分裂〜
👦 ゆうと(理科:苦手)
👧 あかり(理科:得意)
👦 ゆうと:なあ、あかり。「減数分裂」って聞いたことあるけど…なんか名前からしてむずかしそう。
👧 あかり:大丈夫!今日は減数分裂を一緒にスッキリ理解しちゃおう!
減数分裂の目的
👧 あかり:減数分裂はね、「子孫を残すための細胞」を作る特別な分裂なんだよ。
👦 ゆうと:子孫を残す細胞?
👧 あかり:そう!それが「生殖細胞」。動物なら精子と卵、植物なら精細胞と卵細胞だね。
👦 ゆうと:あ、聞いたことある!赤ちゃんを作るための細胞だ!
染色体の数はどうなる?
👦 ゆうと:でも普通の細胞分裂とどう違うの?
👧 あかり:一番大きな特徴は「染色体の数が半分になる」こと。
👦 ゆうと:半分!?
👧 あかり:人間の体の細胞は46本の染色体を持ってるけど、精子や卵は23本しかないんだよ。
なぜ半分になるの?
👦 ゆうと:なんでわざわざ半分にするの?
👧 あかり:理由は「受精」のため!精子23本と卵23本が合体すると、合わせて46本になるでしょ。
👦 ゆうと:あっ!だからちょうど元の数に戻るんだ!
👧 あかり:そうそう。パパとママから「設計図」を半分ずつもらって、新しい命の完全な設計図が完成するイメージなんだ。
子どもはどんな特徴を持つ?
👦 ゆうと:じゃあ子どもは親と同じになるの?
👧 あかり:そっくりにはならないよ。親から半分ずつ遺伝子をもらうから、「目はパパ似、口はママ似」みたいに特徴が組み合わさるんだ。
👦 ゆうと:なるほど!だから兄弟でもちょっとずつ違うんだね。
👧 あかり:そう、それが「多様性」。有性生殖の面白さだよ!
📝 確認テスト(会話形式)
一問一答
👧 あかり:第1問!減数分裂の目的は?
👦 ゆうと:子孫を残すための生殖細胞を作ること!
穴埋め
👦 ゆうと:第2問!「人の体細胞は( )本の染色体、精子や卵は( )本の染色体を持っている。」
👧 あかり:46本と23本!
並べ替え
👧 あかり:第3問!次の流れを正しい順に並べて!「受精 → 減数分裂 → 染色体が半分になる → 染色体が元に戻る」
👦 ゆうと:えーっと…まず減数分裂で半分になる → 受精する → 染色体が元に戻る、だ!
👧 あかり:大正解!
応用
👦 ゆうと:最後にオレから。「子どもが親とそっくりじゃなくて、一人ひとり違うのはなぜ?」
👧 あかり:両親から半分ずつ遺伝子をもらうから、いろんな組み合わせができて多様性が生まれる!
👦 ゆうと:よっしゃ!これで減数分裂マスターだ!
① 減数分裂の目的=子孫を残すための特別な細胞(精子や卵など)を作ること。
② 染色体の数=半分に減る。
③ 半分にする理由=受精したときに元の数に戻すため。
④ 結果=親とまったく同じじゃなく、いろんな個性(多様性)が生まれる。
👉 ポイントは「染色体が半分になる → 受精で元に戻る」って流れをしっかり押さえること!