「大化の改新と大宝律令、どっちが先だっけ?」
「飛鳥と奈良って、何が違うの?」
歴史の授業で、こんなふうに混乱していませんか?
✅ 漢字の用語を覚えるのが苦痛
✅ 年号を覚えるのが大嫌い
✅ 教科書を読んでいると3分で眠くなる
安心してください。
受験のプロが断言します。
歴史は「暗記」ではなく「流れ(ドラマ)」で覚えるのが最強です!
このブログでは、用語を丸暗記する前に、
「なぜそうなったのか?」
「その結果、次に何が起きたのか?」
を、中学生2人の会話形式でスッキリ整理していきます。
読み終わる頃には、「なんだ、そういうことか!」と飛鳥・奈良時代が得意分野に変わっているはずです。
~ゆうととあかりでたどる、日本の国づくりと変化~
歴史の暗記が苦手な中学2年生。「なんで昔のこと覚えなきゃいけないの?」が口癖。
歴史が得意な女の子。丸暗記より「ドラマ」として流れで解説するのが得意。
さあ、ゆうととあかりの会話で、
聖徳太子の時代から日本の国づくりを一緒に見ていこう!
🔰第1部 ストーリー解説|「飛鳥・奈良時代」
1.国づくりのスタート ― 聖徳太子の政治
※ 日本の「ルールで治める国」は、ここから始まった。
👦 ゆうと
「日本の“国づくり”って、いつから本格的に始まったの?」
👧 あかり
「それならまず出てくるのが、聖徳太子(しょうとくたいし)だね。
彼は女性の天皇である推古天皇(すいこてんのう)を助けるために、摂政(せっしょう)という役職についたんだ。」
👦 ゆうと
「あ、摂政って『天皇の代わりに政治をする人』だ!」
👧 あかり
「その通り。太子は、有力な豪族たちが争っているのを見て、
『力で押さえつけるのではなく、ルールと話し合いで国をまとめよう』と考えたんだ。」
十七条の憲法と「和」の考え方
👧 あかり
「そこで作ったのが、役人の心得である十七条の憲法。有名な言葉、覚えてる?」
👦 ゆうと
「『和を以て貴しとなす』!」
👧 あかり
「正解。『みんなで話し合い、争わずに協力することが一番大事だよ』という教えだね。」
中国に学べ! 遣隋使の派遣
👦 ゆうと
「国内をまとめるだけじゃなくて、外国とも関わったの?」
👧 あかり
「うん。進んだ文化を取り入れるために、小野妹子(おののいもこ)らを遣隋使(けんずいし)として中国(隋)に送ったんだ。
『日本もあなたたちと対等な国ですよ』という手紙を持たせたことでも有名だね。」
2.飛鳥文化 ― 仏教が国を支える
👧 あかり
「太子の時代の文化を、飛鳥文化(あすかぶんか)というよ。
一番の特徴は、日本で最初の仏教中心の文化だということ。」
👦 ゆうと
「どうして仏教だったの?」
👧 あかり
「仏教には、人の心を落ち着かせ、国を平和にする力があると考えたからだよ。
そのシンボルが、世界最古の木造建築である法隆寺(ほうりゅうじ)だね。」
3.大化の改新 ― 天皇中心の国へ
👦 ゆうと
「太子が亡くなった後は、どうなったの?」
👧 あかり
「太子と協力していた蘇我氏(そがし)が、だんだん天皇をしのぐ権力を持ち始めてしまった。」
👦 ゆうと
「バランスが崩れちゃったんだね。」
👧 あかり
「そこで立ち上がったのが、中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)と中臣鎌足(なかとみのかまたり)。
645年、蘇我氏を倒して政治改革を始める。これが大化の改新(たいかのかいしん)。」
公地公民という大原則
👧 あかり
「大化の改新で一番大事なスローガンが、公地公民(こうちこうみん)。」
👦 ゆうと
「『土地も人々も、すべて天皇のもの』っていう考え方だね。」
👧 あかり
「そう。豪族が好き勝手できないように、全てのパワーを天皇に集めたんだ。」
4.白村江の戦い ― 外国との戦いが国を変えた
👦 ゆうと
「このあと、日本は外国と戦うよね?」
👧 あかり
「663年、白村江(はくすきのえ)の戦いだね。
日本は友好国だった百済(くだら)を助けに行ったけど、唐・新羅の連合軍に大敗してしまう。」
敗戦が国づくりを加速させる
👧 あかり
「この敗北で日本は焦った。『次は日本が攻められるかもしれない!』って。」
👦 ゆうと
「確かに怖い…。」
👧 あかり
「だから、九州に太宰府(だざいふ)を置いて防衛を強化したり、山城を作ったりした。
外国の脅威が、逆に『強い国を作らなきゃ!』というエネルギーになったんだね。」
📱 ここで一度整理! 激動の「飛鳥時代」まとめ
ここまでの流れ、ゴチャゴチャしてない?
「ピンチがチャンスに変わっていく流れ」を図で確認しよう!
⬇️ 聖徳太子(国づくりのスタート)
⬇️ 大化の改新(天皇中心へ改革!)
⬇️ 白村江の戦い(敗北でピンチ!)
⬇️ 国防強化(強い国にしなきゃ!)
⬇️ 律令国家(法律完成!)
🏁 奈良時代へ
👦 ゆうと
「なるほど! 戦いに負けたことが、強い国(律令国家)を作るきっかけになったんだね。」
5.律令国家の完成と奈良時代へ
👧 あかり
「そして701年、大宝律令(たいほうりつりょう)が完成する。」
👦 ゆうと
「国のルールブック!」
👧 あかり
「そう。唐の法律にならって、政治や刑罰の仕組み(律令制度)をしっかりと整えたんだ。
これで日本は法治国家になった。
そして710年、都を奈良の平城京(へいじょうきょう)に移す。」
👦 ゆうと
「“なんと(710)立派な平城京”! ここから奈良時代だね。」
6.奈良時代の政治と、土地ルールの崩壊
班田収授法と税のしくみ
👧 あかり
「奈良時代の政治で覚えておくべき制度はこれ。」
- 班田収授法(はんでんしゅうじゅほう):6歳以上の男女に田んぼを貸し与える。死んだら国に返す。
- 租・庸・調(そ・よう・ちょう):米や布、特産物を税として納める。
墾田永年私財法 ― 公地公民の終わり
👧 あかり
「でも、人口が増えて、貸し与える田んぼが足りなくなっちゃった。」
👦 ゆうと
「困ったね…。」
👧 あかり
「そこで743年、墾田永年私財法(こんでんえいねんしざいほう)を出した。
『新しく自分で耕した土地は、ずっと自分のものにしていいよ』という法律。」
👦 ゆうと
「あれ? それって『土地は天皇のもの(公地公民)』じゃなくなるんじゃ…」
👧 あかり
「鋭い! これがきっかけで、貴族や寺院が広大な私有地である荘園(しょうえん)を持つようになり、天皇中心の政治が崩れ始めるんだ。ここ、テストに超出るよ!」
7.聖武天皇と仏教の力
👧 あかり
「奈良時代の後半、伝染病や争いが増えて世の中が不安になる。
そこで聖武天皇(しょうむてんのう)は、仏教の力で国を守ろうとした。」
👦 ゆうと
「また仏教に頼るんだね。」
👧 あかり
「都の東大寺(とうだいじ)に大仏をつくり、全国に国分寺・国分尼寺を建てた。国全体で祈って平和を取り戻そうとしたんだ。」
8.奈良時代の文化 ― 天平文化
👧 あかり
「奈良時代の文化は、天平文化(てんぴょうぶんか)と呼ばれるよ。
遣唐使を通じて、唐(中国)や西アジアの影響を受けた国際色豊かな文化なんだ。」
👦 ゆうと
「シルクロードを通って伝わってきたんだね。」
👧 あかり
「その宝物が納められているのが、東大寺の正倉院(しょうそういん)。
あとは、この4つの書物の違いを絶対に覚えておこう!」
- 古事記(こじき)・日本書紀(にほんしょき)
→ 日本の歴史や神話をまとめた本。 - 風土記(ふどき)
→ 各地の地理や特産物をまとめた本。 - 万葉集(まんようしゅう)
→ 天皇から農民・防人(さきもり)まで、幅広い人々の歌を集めた最古の和歌集。
9.奈良時代の終わりと次の時代へ
👦 ゆうと
「でも奈良時代は続かないよね。」
👧 あかり
「仏教の力が強くなりすぎて、お坊さんが政治に口出しするようになったんだ。」
👦 ゆうと
「また政治のバランスが崩れたんだ。」
👧 あかり
「そこで立て直しを図るために登場するのが桓武天皇(かんむてんのう)。
都を京都(平安京)に移して、新しい時代(平安時代)を作っていくことになるよ。」
🔥 第2部|先生からここだけは絶対に押さえろ!
― ストーリーで理解した内容を「得点」に変えるチェック表 ―
ここは
「時間がない受験生が最後に見る場所」
「テスト直前に確認する場所」
を想定しています。
⭐① 聖徳太子の政治(飛鳥時代)
- 聖徳太子は推古天皇の摂政として政治を行った
- 冠位十二階:家柄にとらわれず、才能や能力のある人を役人に採用
- 十七条の憲法:役人の心構えを示した(「和を以て貴しとなす」)
- 遣隋使(小野妹子):中国(隋)から進んだ制度・文化を学ぶ
⭐② 飛鳥文化(仏教中心の文化)
- 日本最初の仏教文化
- 法隆寺:世界最古の木造建築
⭐③ 大化の改新(645年)
- 中大兄皇子・中臣鎌足が蘇我氏を倒す
- 最大のキーワード:公地公民(土地も人々も、すべて天皇のものとする)
⭐④ 白村江の戦い(663年)
- 日本は唐・新羅連合軍に大敗
- 結果、太宰府を置いて国防を強化した
⭐⑤ 律令国家の完成(奈良時代へ)
- 大宝律令(701年):唐の法律にならい、政治や刑罰の仕組み(律令制度)を整えた
- 平城京(710年):唐の長安にならって作られた都
⭐⑥ 奈良時代の政治と税のしくみ
- 班田収授法:6歳以上の男女に田(口分田)を与え、死後は国に返す
- 租・庸・調:税のしくみ(防人の負担も重かった)
⭐⑦ 墾田永年私財法(743年)
- 公地公民が崩れ始める転換点
- 新しく開墾した土地は、ずっと自分のものにしてOK(私有地を認める)
- 結果、荘園が広がり、天皇中心の力が弱まる
⭐⑧ 奈良時代の文化(天平文化)
- 聖武天皇の時代、国際色豊かな仏教文化
- 東大寺の大仏、正倉院(シルクロードの宝物)
- 人物:行基(民衆に布教)、鑑真(唐から来日)
⭐⑨ 奈良時代の終わり
- 仏教勢力が政治に介入しすぎたため、桓武天皇が平安京へ遷都
🎯 先生から最後にひと言
飛鳥・奈良時代は
「理想の国づくり(公地公民)」と「現実の壁(土地不足・仏教の増長)」の物語です。
この流れを理解できていれば、
用語問題も記述問題も、必ず得点できます。自信を持って!
❓第3部|Q&Aでスッキリ!飛鳥・奈良時代の「なんで?」を完全解決
― 中学生がつまずきやすい疑問を、ゆうと&あかりが解説 ―
- Q1.どうして聖徳太子は「天皇」じゃないのに、そんなに有名なの?
-
👦 ゆうと
「聖徳太子って、教科書ですごく出てくるし、昔はお札にもなってたじゃん?
でも天皇じゃないんだよね? なんでそんなに偉いの?」👧 あかり
「いいところに気づいたね。
聖徳太子は推古天皇の“摂政(せっしょう)”として政治をしていたんだ。」👦 ゆうと
「摂政って、天皇の代わりに政治をする人だよね? 結局はNo.2じゃないの?」👧 あかり
「確かに地位はNo.2かもしれない。でも太子は、- 冠位十二階(人材登用)
- 十七条の憲法(役人のルール)
- 遣隋使(海外外交)
という、“国の仕組みの土台”を一気に作った人なんだ。
例えるなら、『日本というチームのルールブックを最初に作った人』だから、特別扱いされているんだよ。」
- Q2.どうして「和を大切にしよう」って法律に書く必要があったの?
-
👦 ゆうと
「十七条の憲法の『和を以て貴しとなす』ってさ…
『みんな仲良くしよう』なんて、幼稚園でも習う当たり前のことじゃない?」👧 あかり
「現代ならそうだね。でも、実は当時は当たり前じゃなかったんだよ。」👦 ゆうと
「えっ、昔の人は仲が悪かったの?」👧 あかり
「そう。飛鳥時代は、豪族たちが『俺が一番えらい!』って力争いをして、
殺し合いも起きるような時代だったの。
だから太子は、
『暴力じゃなくて、話し合いで解決するのが、役人の一番大事なルールだよ!』
と、わざわざ法律の第1条に書く必要があったんだよ。」👉 ポイント
十七条の憲法は「すべての国民」ではなく、「役人(豪族)への命令」だという点に注意!
- Q3.どうして大化の改新では、土地と人を天皇のものにしたの?
-
👦 ゆうと
「公地公民(こうちこうみん)って、ちょっとやりすぎじゃない?
豪族から土地も人も取り上げるなんて、ジャイアンみたい…」👧 あかり
「確かに強引だよね。でも、それくらいしないと国がバラバラになりそうだったんだよ。」👦 ゆうと
「どういうこと?」👧 あかり
「蘇我氏みたいな強い豪族が、土地も人も自由に支配して、天皇より強くなりそうだったでしょ?
もしそのままだったら、日本はいくつもの小さい国に分裂していたかもしれない。
『国のトップは天皇ただ一人!』とはっきりさせて、日本を一つのチームにまとめるための改革だったんだ。」 - Q4.白村江の戦いって、負けたのにそんなに重要なの?
-
👦 ゆうと
「白村江(はくすきのえ)の戦いって、日本はボロ負けしたんだよね?
歴史って『勝った戦い』を覚えるものじゃないの?」👧 あかり
「実は歴史では、『負けたことがきっかけで、国が大きく変わった』から重要なんだよ。」👦 ゆうと
「負けて変わった?」👧 あかり
「そう。この敗戦で日本は『ヤバい、次は日本が攻められる!』って本気で危機感を持った。
だから…- 太宰府を置いて守りを固める
- 戸籍を作って兵士を集める
- 強い法律(律令)を作る
というふうに、国づくりが一気にスピードアップしたんだ。
負けなかったら、日本はもっとのんびりした弱い国のままだったかもしれないね。」
- Q5.墾田永年私財法って、どうして公地公民を壊しちゃったの?
-
👦 ゆうと
「墾田永年私財法(こんでんえいねんしざいほう)って、
『自分で耕した土地が自分のものになる』んだよね。
頑張った人がトクをする、いい法律じゃない?」👧 あかり
「一般の人にとってはそうかもね。でも国のシステムとしては致命傷だったんだ。」👦 ゆうと
「どうして?」👧 あかり
「『土地は自分(私)のもの』を認めたら、
『土地は天皇(公)のもの』という公地公民のルールと矛盾しちゃうでしょ?」👦 ゆうと
「あ! 確かに。」👧 あかり
「その結果、お金持ちの貴族や寺院が、農民を使ってどんどん土地(荘園)を広げていった。
逆に天皇の土地は減って、税金も入らなくなる。
だからこの法律は、『天皇中心の政治が終わるきっかけ』として、テストで一番問われるんだよ。」
📝 第4部|確認テストで総仕上げ!
【飛鳥・奈良時代】高校入試に直結する一問一答チェックテスト
【テーマ①】飛鳥時代 〜 国づくりの始まりと律令国家
❓問題①
聖徳太子が政治を行ったときの天皇は誰?
✅ 解説つき解答
→ 推古天皇(すいこてんのう)
聖徳太子は推古天皇の摂政として政治を行った。「天皇ではないが、政治の中心人物」という点が重要。
❓問題②
聖徳太子が定めた、役人の心構えを示した法律は何?
✅ 解説つき解答
→ 十七条の憲法
国民向けではなく、役人(豪族)向けのルール。有名な言葉は「和を以て貴しとなす」。
❓問題③
家柄ではなく、能力や才能によって役人の位を決めた制度を何という?
✅ 解説つき解答
→ 冠位十二階(かんいじゅうにかい)
十七条の憲法とのセットで出題されやすい。「才能・功績」がキーワード。
❓問題④
聖徳太子が中国(隋)へ派遣した使節を何という?
✅ 解説つき解答
→ 遣隋使(けんずいし)
代表的人物は小野妹子。目的は、進んだ制度や文化を学ぶこと。
❓問題⑤
仏教を中心とした、飛鳥時代の文化を何という?
✅ 解説つき解答
→ 飛鳥文化
日本最初の仏教中心の文化。代表的建築は法隆寺(世界最古の木造建築)。
❓問題⑥
645年、中大兄皇子らが蘇我氏を倒して始めた政治改革を何という?
✅ 解説つき解答
→ 大化の改新
協力者の中臣鎌足の名前も覚えておこう。
❓問題⑦
大化の改新で掲げられた「土地と人はすべて天皇のもの」という考え方は?
✅ 解説つき解答
→ 公地公民(こうちこうみん)
豪族の私有地を廃止し、天皇中心の国を目指した。
❓問題⑧
663年、日本が唐・新羅の連合軍に敗れた戦いは?
✅ 解説つき解答
→ 白村江(はくすきのえ)の戦い
この敗戦をきっかけに、日本の国防意識が高まった。
❓問題⑨
白村江の戦いの後、日本が九州に置いた防衛拠点は?
✅ 解説つき解答
→ 太宰府(だざいふ)
外国の侵入に備えるための重要施設。漢字ミスに注意(「大」ではなく「太」)。
❓問題⑩
701年に完成した、日本の法律の基本となる決まりを何という?
✅ 解説つき解答
→ 大宝律令(たいほうりつりょう)
唐の法律にならって作られた。これにより、日本は法治国家となった。
【テーマ②】奈良時代 〜 平城京と人々のくらし
❓問題⑪
710年に都が移された場所はどこ?
✅ 解説つき解答
→ 平城京(へいじょうきょう)
現在の奈良県。語呂合わせ:「なんと(710)立派な平城京」。
❓問題⑫
奈良時代に、6歳以上の男女に田を貸し与えた制度は?
✅ 解説つき解答
→ 班田収授法(はんでんしゅうじゅほう)
死ぬと国に返す仕組み。戸籍に基づいて配られた。
❓問題⑬
奈良時代の税のしくみで、米を納めるものを何という?
✅ 解説つき解答
→ 租(そ)
布や特産物を納めるのは「庸(よう)・調(ちょう)」。
九州の守りにつく「防人(さきもり)」の負担も重かった。
❓問題⑭
743年に出され、新しく開墾した土地の永久私有を認めた法律は?
✅ 解説つき解答
→ 墾田永年私財法(こんでんえいねんしざいほう)
人口増加による土地不足を解消するために出された。
❓問題⑮
墾田永年私財法によって広がった、貴族や寺院の私有地を何という?
✅ 解説つき解答
→ 荘園(しょうえん)
これが広がり、公地公民が崩れ、天皇中心の政治が弱まる原因になった。超重要!
❓問題⑯
奈良時代に栄えた、国際色豊かな仏教文化を何という?
✅ 解説つき解答
→ 天平文化(てんぴょうぶんか)
遣唐使やシルクロードを通って伝わった、正倉院の宝物などが有名。
❓問題⑰
奈良時代に東大寺の大仏を造り、国分寺・国分尼寺を建てた天皇は?
✅ 解説つき解答
→ 聖武天皇(しょうむてんのう)
仏教の力で、災害や反乱から国を守ろうとした。
❓問題⑱
度重なる遭難を乗り越えて唐から来日し、唐招提寺を建てた僧は?
✅ 解説つき解答
→ 鑑真(がんじん)
民衆に橋や池を作って貢献したのは「行基(ぎょうき)」。区別しよう!
❓問題⑲
奈良時代に作られた、日本最古の和歌集は?
✅ 解説つき解答
→ 万葉集(まんようしゅう)
天皇から農民・防人まで幅広い人の歌が収められている。
歴史書は「古事記・日本書紀」、地理書は「風土記」。
❓問題⑳
奈良時代の終わりに、政治を立て直すため都を平安京へ移した天皇は?
✅ 解説つき解答
→ 桓武天皇(かんむてんのう)
仏教勢力の政治介入を避けるため。ここから平安時代が始まる。
🎯 第4部まとめ(先生から)
お疲れ様でした!
- 18問以上正解:素晴らしい! 歴史の流れが完璧に見えています。
- 15〜17問正解:合格ライン! 間違えたところだけ「第2部」で見直そう。
- 14問以下:惜しい! もう一度「第1部のストーリー」を読んで流れをつかもう。
用語を「単語」として覚えるのではなく、
「なぜその法律ができたのか?」「その結果どうなったか?」
という因果関係で説明できれば、高校入試は絶対に攻略できます!
🌸 エンディング|ゆうととあかりから、受験生のみんなへ
👦 ゆうと
「最初はさ、歴史って年号とか名前ばっかりで、正直“覚えるだけの教科”だと思ってたんだよね。」
👧 あかり
「うん。でも今日やった飛鳥・奈良時代を振り返ると、実はずっと同じテーマが流れてたって気づいたでしょ?」
👦 ゆうと
「うん。
“どうやって国をまとめるか”
“理想(公地公民)と現実のギャップにどう向き合ったか”
それがずっとつながってた。」
👧 あかり
「そう。
聖徳太子の『和』から始まって、大化の改新、白村江の敗戦、奈良時代の繁栄と、その限界――。
全部、理由があって次に進んでいるんだよ。」
👦 ゆうと
「こうやって流れで見ると、用語も年号も、前よりずっと頭に残るね。」
👧 あかり
「それが一番大事。
入試は“丸暗記した人”より、『なぜそうなったか』を説明できる人が圧倒的に強いから。」
👦 ゆうと
「もし今、『まだ完璧じゃない…』って思ってる人がいてもさ、今日ここまで読めたなら、それはもう一歩前進だよね。」
👧 あかり
「うん。歴史は一気に完成しなくていい。
『あ、つながった!』という感覚を持てれば、点数は後から自然についてくるよ。」
👦 ゆうと
「次は平安時代だね。また新しいドラマが始まるんだ。」
👧 あかり
「その通り。
次は、天皇中心の政治が崩れて、『貴族』が主役になるきらびやかな時代だよ。
今日の飛鳥・奈良がしっかり分かっていれば、平安時代の変化もすごく面白く感じるはず!」
👦 ゆうと
「受験生のみんな、ここまで本当におつかれさま!」
👧 あかり
「積み重ねてきた努力は、ちゃんと力になってる。あとは一歩ずつ、前へ進むだけ。」
👦👧 ゆうと&あかり
「自信を持って、次へ行こう。応援してるよ!」
👉 次の記事へ進む:
【平安時代編】藤原氏はなぜ強くなった? 国風文化と武士の誕生ストーリー

