平安時代を完全攻略!
天皇から貴族、上皇、そして武士へ――。
平安時代は「だれが主役だったか」を追うだけで、
政治も文化も一気につながります。
ゆうととあかりの会話で、藤原氏・院政・武士の登場までを
高校入試に直結する形でストーリー解説します。
「摂政と関白、どっちがどっち?」
「天皇がいるのに、なんで上皇が政治をするの?」
平安時代に入った途端、似たような役職や人物が増えて大パニックになっていませんか?
✅ 「藤原氏」が何をしたか説明できない
✅ 文化史(国風文化)が覚えられない
✅ 「院政」の意味がサッパリわからない
安心してください。
高校受験のプロが断言します。
平安時代は、細かい年号を覚える必要はありません。
「今、だれが主役か?」
このたった1つの視点を持つだけで、300年の歴史がドラマのようにスッキリつながります。
このブログでは、
天皇 → 貴族 → 上皇 → 武士
とめまぐるしく変わる「主役交代劇」を、中学生2人の会話形式で楽しく解説していきます。
読み終わる頃には、苦手だった平安時代が「一番面白い時代」に変わっているはずです!
~ゆうととあかりでたどる、日本の国づくりと変化~
登場人物
歴史の暗記が苦手な中学2年生。「長い平安時代とか、もう無理…」と諦めモード。
歴史が得意な女の子。「平安時代はドロドロした権力争いが面白い」と語る。
さあ、ゆうととあかりの会話で、
主役が入れ替わり続けた300年のドラマを一緒に見ていこう!
🔰 第1部|ストーリー解説
0.まず最初に(つまずき回避宣言)
👧 あかり
「平安時代ってね、
“長い・人が多い・名前が似てる”
この三重苦で、歴史が苦手な子が一気に増える時代なの。」
👦 ゆうと
「うわ…もう嫌な予感しかしない…」
👧 あかり
「でも大丈夫。歴史は流れを追うことが大切なのよ。
細かい名前は、あとで自然に覚えればいい。」
👦 ゆうと
「えっ? 名前覚えなくていいの?」
👧 あかり
「最初はね。見るのはこれだけ👇」
(=だれが政治の実権を持っているか)
👧 あかり
「これだけ意識して読めば、平安時代は一気に見えてくるよ。」
1.天皇が主役の時代①
― 仏教が強すぎた奈良からの脱出 ―
👦ゆうと
「奈良時代のあとって、何が問題だったの?」
👧あかり
「一言で言うとね、
お坊さんが強くなりすぎた。」
👦ゆうと
「政治にまで口出ししてたんだっけ?」
👧あかり
「そう。
そこで登場するのが――」
✨ 桓武天皇(かんむてんのう)
👧あかり
「“これはまずい”と思って、
794年、都をお引っ越し!」
📍 平安京(今の京都)
👦ゆうと
「鳴くよ(794)ウグイス平安京!」
👧あかり
「正解。
ここから平安時代スタート。」
2.天皇を支える新しい仏教
― 最澄と空海、ガチ修行の仏教 ―
👦ゆうと
「でも仏教は必要だったんだよね?」
👧あかり
「もちろん。
だから“政治に口出ししない新しい仏教”が登場するの。
場所と一緒に覚えてね!」
🌿 最澄(さいちょう)
- 天台宗
- 比叡山延暦寺(滋賀と京都の境目)
- 山で修行するストイック系
🔥 空海(くうかい)
- 真言宗
- 高野山金剛峰寺(和歌山の山奥)
- 秘密の教え(真言)
👦ゆうと
「どっちも山奥だ! 政治から離れた場所で修行したんだね。」
👧あかり
「そう。桓武天皇のナイス判断。」
3.主役交代①:貴族(藤原氏)が主役
― いちばんテストに出るゾーン ―
👦ゆうと
「でも天皇がずっと主役じゃないんでしょ?」
👧あかり
「ここからが平安時代の本番。」
🎭 藤原氏の登場
👦ゆうと
「どうやって権力を取ったの?」
👧あかり
「力じゃない。
結婚作戦。」
👉 娘を天皇の后に
👉 生まれた子が天皇
👉 外戚(おじいちゃん)として政治を動かす
👦ゆうと
「頭いい…」
👧あかり
「そして役職はこの2つ。」
👶 子どもの天皇の補佐役 → 摂政(せっしょう)
👨 大人の天皇の補佐役 → 関白(かんぱく)
👉 摂関政治
🌕 藤原道長(全盛期)
👧あかり
「この人が最強。」
📜
「この世をば
わが世とぞ思ふ
望月の
かけたることも
なしと思へば」
👦ゆうと
「“欠けてない満月=完璧な権力”ってことか…」
👧あかり
「そう。テスト超頻出だよ。」
4.日本オリジナル文化が爆誕!
― 国風文化の時代 ―
👦ゆうと
「中国の影響はどうなったの?」
👧あかり
「ここで重要人物!」
✨ 菅原道真
📜
894年、遣唐使をストップ!
🧠 語呂
白紙(894)に戻そう遣唐使
👦ゆうと
「中国マネ終了!」
👧あかり
「その結果、日本独自の文化が育ったの。」
国風文化
- かな文字(ひらがな・カタカナ)
- 寝殿造(貴族の豪華な家)
📚 女性たちが大活躍
🟣 紫式部 『源氏物語』
👉 世界最古の長編物語(小説)
🔵 清少納言 『枕草子』
👉 「春はあけぼの」などの随筆(エッセイ)
🎋 和歌もパワーアップ
🟢 紀貫之(きのつらゆき)
👉 『古今和歌集』
(最初の勅撰和歌集=天皇の命令で作ったベストアルバム!)
👦ゆうと
「物語と随筆、区別して覚えるのがコツだね!」
5.不安な世の中と仏教ブーム
― 末法思想と鳳凰堂 ―
👦ゆうと
「でも貴族の時代、平和じゃなかった?」
👧あかり
「実は不安だらけ。」
👉 災害・飢きん・戦争
🧠 末法思想
「仏教の力が弱まって、この世はもうダメだ…」
👧あかり
「だから
“せめて死後は極楽へ行きたい”と願ったの。」
✨ 浄土信仰
🏯 平等院鳳凰堂
- 藤原頼通(道長の息子)が建てた
- 10円玉の表の絵!
6.地方では何が起きていた?
― 武士、ついに登場 ―
👦ゆうと
「都がキラキラしてる間、地方は?」
👧あかり
「めちゃくちゃ大変。」
👉 荘園(私有地)が広がる
👉 守る人がいない
👉 自分で武装して戦うしかない
⚔️ 武士の誕生
有名な反乱も起きたよ。
- 平将門(関東)
- 藤原純友(瀬戸内海)
👦ゆうと
「自分の土地を守るために、武士が生まれたんだ!」
7.主役交代②:上皇が前に出る「院政」
👦ゆうと
「藤原氏は、ずっと強いままなの?」
👧あかり
「いや、天皇家が反撃開始。」
👑 白河上皇
👧あかり
「天皇をやめて、
上皇になってから政治を行うスタイル。」
👉 院政
👦ゆうと
「引退したのに実権あり!?」
👧あかり
「そう。
藤原氏(関白)を政治から外すための作戦だったんだよ。」
8.主役交代③:武士が時代を動かす!
👧あかり
「院政の時代、争いが激化。」
⚔️ 保元の乱・平治の乱
👦ゆうと
「ここで武士が呼び出されて戦うんだ!」
👧あかり
「勝ったのは――」
🔥 平清盛
- 武士で初の太政大臣
- 日宋貿易(兵庫の港を整備)
- 一族で権力を独占
👦ゆうと
「武士がトップになっちゃった!」
👧あかり
「でも清盛は、ライバルの源頼朝を生かして島流しにした…」
👦ゆうと
「それが、次の時代の逆転劇につながるんだね。」
9.平安時代・最重要まとめ(超重要)
👧あかり
「これだけ覚えよう。平安時代は『主役交代』の物語。」
1️⃣ 天皇(桓武天皇・平安京)
⬇️
2️⃣ 貴族(藤原氏・摂関政治)
⬇️
3️⃣ 上皇(白河上皇・院政)
⬇️
4️⃣ 武士(平清盛)
👦ゆうと
「流れで見ると、めっちゃ分かりやすい!」
👧あかり
「入試は
“今、誰が主役か”
を答えるテストなんだよ。」
🌸 受験生のみんなへ
👦ゆうと
「正直、平安時代って文化も政治もぐちゃぐちゃで一番ムリだと思ってた。」
👧あかり
「でも“流れ”が分かると、暗記じゃなくなるでしょ?」
👦ゆうと
「うん。
“覚えた”じゃなくて
“なんでそうなったか分かった”感じがする。」
👧あかり
「それでOK。
歴史は“つながった瞬間”から得点源になるからね。」
👦👧
「次は、いよいよ武士が主役の鎌倉時代へ!
一緒に進もう!」
🔥 第2部|先生からここだけは絶対に押さえろ!
【高校入試 社会】平安時代の最重要ポイント完全整理|これだけ覚えれば得点できる!
🎯 まず最初に(ここを見る理由)
このページは、
✔ テスト前
✔ 入試直前
✔ 「平安が不安…」なとき
ここだけ見ればOKなように作っています。
覚える順番はこれ👇
👉 だれが主役だったか → 何をしたか → なぜ変わったか
⭐① 平安時代のスタート【超頻出】
桓武天皇(かんむてんのう)
- 794年、都を 平安京 に移す
💡 理由:
👉 奈良の仏教勢力(お坊さん)が政治に口出ししすぎたから
🧠 語呂
鳴くよ(794)ウグイス平安京
📝 入試ポイント
「なぜ都を移したか?」を記述で書けるように!(解答例:仏教勢力を政治から遠ざけるため)
⭐② 新しい仏教【場所とセットで】
最澄 & 空海(必ずセットで覚える)
| 人物 | 宗派 | 寺(場所) | 特徴 |
| 最澄 | 天台宗 | 比叡山延暦寺 (滋賀・京都) | 山で修行・国家を守る |
| 空海 | 真言宗 | 高野山剛峰寺 (和歌山) | 秘密の教え(真言) |
📝 入試ポイント
人物+宗派+場所 をセットで!「山奥にある=政治に口出ししない仏教」ということ。
⭐③ 藤原氏の摂関政治【最重要ゾーン】
藤原氏が主役になった理由
- 娘を天皇の后にする
- 生まれた子が天皇になる
- 外戚(がいせき)として政治を動かす
役職(ここ超重要)
- 摂政:子どもの天皇を補佐
- 関白:大人の天皇を補佐
👉 摂関政治
藤原道長
- 権力の絶頂
- 有名な歌:
「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の…」
📝 入試ポイント
摂政と関白の違い は選択問題でよく出る!道長=「満月(望月)」の歌が出たら即答すること。
⭐④ 遣唐使廃止と国風文化【文化史の山場】
菅原道真
- 894年、遣唐使を廃止
🧠 語呂
白紙(894)に戻そう遣唐使
国風文化のポイント
- かな文字(ひらがな・カタカナ)
- 寝殿造(貴族の邸宅)
- 女性の活躍
📚 作品(区別が超大事)
| 作品名 | 作者 | ジャンル |
| 源氏物語 | 紫式部 | 物語(小説) |
| 枕草子 | 清少納言 | 随筆(エッセイ) |
| 古今和歌集 | 紀貫之 | 最初の勅撰和歌集 |
📝 入試ポイント
書名と作者とジャンル の一致問題が頻出。「古今和歌集」は天皇の命令で作られた(勅撰)のがポイント。
⭐⑤ 末法思想と浄土信仰【宗教×不安】
- 災害・飢きん・争いが続く
- 「この世はもうダメ…」→ 末法思想
👉 浄土信仰(死後は極楽へ)が広がる
平等院鳳凰堂
- 藤原頼通(道長の息子)が建立
- 本尊:阿弥陀如来(あみだにょらい)
- 10円玉の表
📝 入試ポイント
末法思想 → 浄土信仰 → 鳳凰堂 の流れで覚える。中にある仏像(阿弥陀如来)の名前もチェック。
⭐⑥ 武士の登場【地方から】
- 荘園(私有地)が増える
- 国の力が弱く、守ってくれない
👉 自分で武装 → 武士
代表的な反乱
- 平将門(関東)
- 藤原純友(瀬戸内海)
📝 入試ポイント
「なぜ武士が生まれたか」 を説明できるか。(自分の土地を自分で守るため)
⭐⑦ 院政【主役交代②】
白河上皇
- 天皇を退位
- 上皇として政治を行う
👉 院政
📝 入試ポイント
目的は 摂関政治(藤原氏)を抑えるため。「引退後も実権を持つ政治」と覚える。
⭐⑧ 武士が政治の中心へ【時代の転換】
保元の乱・平治の乱
- 天皇家や貴族の争いに武士が利用された
- 武士(源氏・平氏)の力が強まる
平清盛
- 武士で初の 太政大臣
- 日宋貿易(兵庫の港・大輪田泊)
- 輸入品:宋銭(お金)
- 輸出品:金・硫黄など
📝 入試ポイント
「武士が政治の表舞台に出たきっかけ」=保元・平治の乱。貿易で「お金(宋銭)」が入ってきたことも重要。
🟡 最終チェック(これだけ言えたら合格)
👉 平安時代は「主役交代」の物語
1️⃣ 天皇(桓武天皇・平安京)
2️⃣ 貴族(藤原氏・摂関政治)
3️⃣ 上皇(白河上皇・院政)
4️⃣ 武士(平清盛・太政大臣)
🎓 先生から最後にひと言
平安時代は、
用語をバラバラに暗記すると苦痛ですが、
「主役の流れ」で見ると楽になれます。
この第2部を読んで
「だれが主役?」
「なぜ交代した?」
この2つが自分の言葉で説明できれば、
高校入試の平安時代は 確実に満点源 になります。
❓ 第3部|Q&Aでスッキリ!
【中3社会 平安時代Q&A】なぜ藤原氏は強かった?院政って何?武士はどうして出てきた?
- Q1.どうして天皇がいるのに、藤原氏が政治を動かせたの?
-
👦ゆうと
「天皇が一番えらいはずなのに、なんで藤原氏が好き勝手できたの?」👧あかり
「それ、平安時代で一番大事な疑問だよ。」👦ゆうと
「だよね? ズルくない?」👧あかり
「ポイントは “天皇の年齢”。」👦ゆうと
「あっ、子どもの天皇が多かった…!」👧あかり
「そう。
藤原氏は娘を天皇のお嫁さんにして、生まれた子が次の天皇になるようにしたの。」👦ゆうと
「つまり、天皇にとって藤原氏は…」👧あかり
「お母さんのお父さん(母方の祖父)になるわけ。
おじいちゃんとして、
👶 摂政(子ども天皇の代わり)
👨 関白(大人天皇の補佐)
という役職について、政治を動かしたんだよ。」👉 ポイント
藤原氏は「武力」ではなく、
親戚関係(外戚)を利用して権力を握った。 - Q2.摂政と関白って、どう違うの?ごちゃごちゃする…
-
👦ゆうと
「摂政と関白、名前が似すぎてムリ…」👧あかり
「じゃあ、これだけ覚えよう。」👶 天皇が子ども(幼少) → 摂政
👨 天皇が大人(成人) → 関白👦ゆうと
「え、それだけ?」👧あかり
「それだけ。
テストは“違い”を聞いてくるから、天皇の年齢で分けるのが一番安全。」👉 ポイント
- 摂政=政治を代行
- 関白=政治を補佐
- Q3.どうして遣唐使をやめたら、日本文化が発展したの?
-
👦ゆうと
「中国から学ぶの、やめちゃってよかったの?」👧あかり
「そもそも、中国(唐)が内乱でボロボロになっていて、
危険をおかして行く意味がなくなってたんだよ。」👦ゆうと
「なるほど、行く価値が下がったのか。」👧あかり
「そう。
それまでは“中国のマネをするのが正解”って空気だったけど、
行かなくなったことで…」👦ゆうと
「“日本人に合ったやり方”を考え始めた?」👧あかり
「大正解! それが国風文化。」👉 結果として生まれたもの
- かな文字(ひらがな・カタカナ)
- 『源氏物語』『枕草子』
- 寝殿造(日本の気候に合った家)
👉 ポイント
中国との交流ストップ
= レベルダウンではなく
日本オリジナル文化が育つ時間。 - Q4.どうして武士は、いきなり強くなったの?
-
👦ゆうと
「武士って、急に出てきた感じがする…」👧あかり
「実は、ちゃんと理由がある。」👦ゆうと
「なに?」👧あかり
「“自分の土地は自分で守るしかなかった”から。」👦ゆうと
「警察はいなかったの?」👧あかり
「貴族たちは都で政治や文化に夢中で、
地方の土地争いにはほとんど関わらなかった。」👧あかり
「しかも、荘園(税をおさめなくていい私有地)が増えたことで、
国(朝廷)は地方を守る力を失っていった。」👦ゆうと
「じゃあ、助けてくれない…」👧あかり
「そう。
だから人々は、
自分で武器を持って土地を守るしかなかった。」👦ゆうと
「それが武士!」👧あかり
「その通り。
武装した農民や地方豪族が、
だんだん“戦いのプロ”になっていったんだ。」👉 ポイント
荘園が増える
→ 国の力が弱まる
→ 自力防衛
→ 武士の誕生 - Q5.院政って、正直ズルくない?なんでできたの?
-
👦ゆうと
「天皇やめたのに政治するって、意味わかんない。」👧あかり
「これはね、藤原氏に勝つための作戦なの。」👦ゆうと
「どういうこと?」👧あかり
「家庭で考えてみて。
『お母さんのお父さん(祖父)』と
『自分のお父さん(父)』、どっちが強い?」👦ゆうと
「そりゃあ、自分のお父さんかな…」👧あかり
「でしょ?
天皇を退位して上皇(父)になることで、
藤原氏(祖父)より強い立場で政治ができた。」👦ゆうと
「なるほど! “パパ最強作戦”か!」👧あかり
「そう。
関白を通さずに政治を行うために生まれたのが院政なんだ。」👉 ポイント
- 院政=上皇が政治を行う仕組み
- 藤原氏の摂関政治をおさえるため
🎯 Q&Aまとめ(ここだけ覚えよう)
- 藤原氏が強かった理由
→ 天皇の母方の祖父(外戚)になったから - 摂政と関白の違い
→ 天皇が子ども=摂政/大人=関白 - 国風文化
→ 遣唐使廃止で日本独自の文化が発展 - 武士誕生
→ 荘園の広がりと国の弱体化 - 院政
→ 上皇が政治を行い、摂関政治をおさえた
📝 第4部|確認テストで総仕上げ!
【中3社会 平安時代 確認テスト】一問一答で総チェック|高校入試に出る重要ポイント完全対策
🔰 第1ラウンド:政治の流れ
問題① 794年、桓武天皇が都を移した新しい都はどこですか?
【答え】 平安京
【解説】
奈良の仏教勢力が政治に口出しするのを嫌って、京都へ引っ越しました。
語呂:「鳴くよ(794)ウグイス平安京」。
問題② 平安時代初期、政治に口出ししないために山奥で修行した2つの仏教宗派と、その開祖を答えなさい。
【答え】 天台宗(最澄)・真言宗(空海)
【解説】
セットで覚えましょう。
- 最澄 → 天台宗 → 比叡山延暦寺
- 空海 → 真言宗 → 高野山金剛峰寺
問題③ 藤原氏が天皇の外戚(母方の祖父)となり、政治の実権を握った政治のしくみを何といいますか?
【答え】 摂関政治
【解説】
娘を天皇の后にして、生まれた子を次の天皇にする「家族ぐるみの作戦」です。
問題④ 摂関政治において、子どもの天皇を補佐する役職と、大人の天皇を補佐する役職をそれぞれ答えなさい。
【答え】 子ども:摂政 / 大人:関白
【解説】
「摂政」は天皇の代わりに行い、「関白」は後見人として補佐します。
テストではこの使い分けがよく出ます。
問題⑤ 「この世をば わが世とぞ思ふ…」という歌を詠んだ、摂関政治の全盛期の人物は誰ですか?
【答え】 藤原道長
【解説】
満月(望月)にたとえて、自分の権力が欠けることなく完璧であることを自慢した歌です。
問題⑥ 天皇を退位した後も、上皇として政治の実権を握り続ける政治体制を何といいますか? また、これを始めた人物は誰ですか?
【答え】 院政(白河上皇)
【解説】
天皇の「父」という立場を利用して、藤原氏(関白)をおさえこみました。
📚 第2ラウンド:文化と社会(差がつくポイント!)
問題⑦ 894年に遣唐使の廃止を提案した人物は誰ですか? また、その結果生まれた日本独自の文化を何といいますか?
【答え】 菅原道真・国風文化
【解説】
唐の衰えと往復の危険性を理由に廃止。
これにより、日本の風土に合った文化が育ちました。
問題⑧ 国風文化の代表作である『源氏物語』と『枕草子』の作者をそれぞれ答えなさい。
【答え】 源氏物語:紫式部 / 枕草子:清少納言
【解説】
ジャンルも区別しましょう。
- 源氏物語 = 物語(小説)
- 枕草子 = 随筆(エッセイ)
問題⑨ 国風文化の時代に編さんされた、日本最初の勅撰和歌集(天皇の命令で作られた歌集)は何ですか? また、その中心人物は誰ですか?
【答え】 古今和歌集・紀貫之(きのつらゆき)
【解説】
『万葉集』(奈良時代)と混ざらないように注意!
平安時代は『古今和歌集』です。
問題⑩ 「仏教の力が衰えて、世の中が乱れる」という考え方を何といいますか? また、そこから「死後は極楽へ行きたい」と願う信仰を何といいますか?
【答え】 末法思想・浄土信仰
【解説】
飢きんや争いが続いた不安から生まれました。
問題⑪ 浄土信仰の影響で、藤原頼通が建てた建築物は何ですか? また、そこに安置されている仏像の種類を答えなさい。
【答え】 平等院鳳凰堂・阿弥陀如来(像)
【解説】
10円玉の表です。
「阿弥陀如来(あみだにょらい)」は、極楽へ連れて行ってくれる仏様です。
⚔️ 第3ラウンド:武士の登場
問題⑫ 自分の土地(荘園)を守るために武装した人々を何といいますか? また、関東地方で反乱を起こした人物は誰ですか?
【答え】 武士・平将門
【解説】
瀬戸内海で反乱を起こしたのは「藤原純友」です。セットで覚えましょう。
問題⑬ 保元の乱・平治の乱を経て権力を握り、武士として初めて太政大臣になった人物は誰ですか?
【答え】 平清盛
【解説】
貴族のまねをして政治を行いましたが、のちに源氏に倒されます。
問題⑭ 平清盛が力を入れるために整備した港(大輪田泊)で行った貿易を何といいますか? また、そこから輸入された貨幣は何ですか?
【答え】 日宋貿易・宋銭
【解説】
中国(宋)との貿易で巨万の富を得ました。
輸入された「宋銭」は、日本国内でもお金として使われ始めました。
🎯 最終チェック判定
- 10問正解:基本はOK! 平均点は取れます。
- 12問正解:上位校を狙えるレベル!
- 全問正解:完璧! 平安時代は君の得点源だ!
⏱ 入試直前1分間チェック表
✅ ① まずこれだけ確認(5秒)
👉 平安時代は主役が入れ替わる物語
天皇 → 貴族(藤原) → 上皇 → 武士
この流れが頭にあれば、迷子にならない!
✅ ② 天皇と新しい仏教(10秒)
- 桓武天皇:794年 平安京(鳴くよウグイス)
- 最澄:天台宗・比叡山(滋賀)
- 空海:真言宗・高野山(和歌山)
👉 山奥で修行=政治に口出ししない!
✅ ③ 藤原氏が主役(15秒・最重要)
- 摂関政治:娘を天皇の后に → 外戚(祖父)になる
- 役職の区別:
- 摂政 → 子どもの天皇
- 関白 → 大人の天皇
- 藤原道長:「この世をば…」=満月=完全な権力
✅ ④ 国風文化(15秒)
- 菅原道真:894年 遣唐使廃止(白紙に戻そう)
- 作品(ジャンル注意):
- 紫式部『源氏物語』 → 物語
- 清少納言『枕草子』 → 随筆
- 紀貫之『古今和歌集』 → 勅撰和歌集
- 文化財:かな文字・寝殿造
✅ ⑤ 不安な世の中(5秒)
- 末法思想:「世の中もうダメ」
- 浄土信仰:「死後は極楽へ」
- 平等院鳳凰堂:藤原頼通・10円玉・阿弥陀如来
✅ ⑥ 武士の登場(5秒)
- 理由:荘園が増える → 国が守れない → 自分で武装
- 反乱:平将門(関東)・藤原純友(瀬戸内海)
✅ ⑦ 上皇と武士が主役へ(10秒)
- 院政:白河上皇(摂関政治をおさえるため)
- 保元・平治の乱:武士が強くなるきっかけ
- 平清盛:
- 武士初の太政大臣
- 日宋貿易(宋銭を輸入・大輪田泊)
🌟 最終確認(これが言えたらGO)
「だれが主役?」と「なぜ変わった?」
- 天皇(仏教対策で遷都)
- 貴族(外戚と摂関政治)
- 上皇(藤原氏を外す院政)
- 武士(保元・平治の乱で実権へ)
🎓 先生から最後のひと言
ここまで来た君は、もう大丈夫。
歴史は暗記じゃない、「流れ」が見えた人が勝つ。
試験開始の合図が鳴ったら、まずは深呼吸。
このシートの映像を思い出せば、必ず解ける。
🌸 エンディング|ゆうととあかりから、受験生のみんなへ
👦ゆうと
「正直、最初は平安時代なんて長くて無理だと思ってた。
でもさ、主役の流れで見たら、ちゃんと意味があったんだね。」
👧あかり
「うん。
ここまで読めたなら、もう平安時代は“知らない時代”じゃないよ。
あとは落ち着いて、あの4つの主役交代を思い出すだけ。」
👦ゆうと
「満点じゃなくてもいい。
“分かるところを確実に取る”でいこう。」
👧あかり
「その意気。
歴史は、今の君たちまでつながっている物語。
ここまで積み上げた努力は、絶対に裏切らないよ。」
👦ゆうと
「よし!
…でも、平清盛のあと、源頼朝はどうなるの?」
👧あかり
「ふふっ、気になる?
それは次の『鎌倉時代』で、武士がもっと熱いドラマを見せてくれるよ。」
👦👧
「まずは平安時代、攻略完了!
自信を持って、応援してるよ!」

