近畿・中国・四国の地理を「理由」で読み解く
「近畿の歴史、中国四国の地形、そして雨温図…。覚えることが多すぎてパンクしそう!」
そんなふうに悩んでいませんか?
実は、この地域は「山」と「海」の関係さえわかれば、丸暗記なしで点数が取れるボーナスステージなんです。
✅ こんな悩みがある人は、読んでみて!
- 雨温図を見ると、どれがどれだかわからなくなる。
- ストロー現象って言葉は知ってるけど、説明しろと言われると無理。
- 大阪と神戸の工業の違いがよくわからない。
この記事を読み終わる頃には、バラバラだった知識が「理由」で一本につながって、入試問題の選択肢が驚くほど選べるようになります。
さあ、ゆうと君と一緒に「なぜ?」を解決していきましょう!
登場人物
👦 ゆうと:社会が苦手。「覚える量が多い=ムリ」と思っている。
👧 あかり:「なぜ?」を一本道につなげるナビゲーター。
近畿・中国・四国は「日本の歴史と交通の背骨」
① 近畿地方は、なぜ“昔の日本の中心”だったの?
🟦 物語(ストーリー)
👦 ゆうと
「ねえあかり、近畿ってさ、京都とか奈良とか“昔の名前”ばっかり出てくるけど、正直、今の日本と関係ある?」
👧 あかり
「あるどころか、日本のスタート地点だよ。」
👦 ゆうと
「え、日本って東京から始まったんじゃないの?」
👧 あかり
「それが典型的な勘違い。昔の日本はね、政治も文化もぜんぶ近畿(京都・奈良)に集まってた。」
👦 ゆうと
「だから“古都”って言うのか。」
👧 あかり
「そう。ちなみに京都も奈良も盆地(ぼんち)にあるでしょ? 山に囲まれて守りやすい場所を選んだんだよ。」
🟩 入試の要点(輪郭強化)
- 近畿地方:日本の歴史・文化の中心
- 京都・奈良:古都、文化財が多い
- 盆地(ぼんち):夏は暑く、冬は寒い
👉 「昔の中心=近畿」「地形=盆地」
② 琵琶湖と淀川が、近畿を支えていた
🟦 物語(ストーリー)
👦 ゆうと
「でもさ、昔の人って、なんでこの辺に集まったの?」
👧 あかり
「水だよ。」
👦 ゆうと
「え、水?」
👧 あかり
「琵琶湖 → 淀川 → 大阪湾。この大きな水の流れがあったから。」
👦 ゆうと
「川って、そんなに重要?」
👧 あかり
「昔は『モノを運ぶ=船』だったからね。この水の道沿いに、町も人も発達したんだよ。」
🟩 入試の要点
- 琵琶湖:日本最大の湖(滋賀県)
- 淀川水系:交通・生活・産業を支えた
👉 水の道=人と町が集まる
③ 大阪は「中小企業の街」になった
🟦 物語(ストーリー)
👦 ゆうと
「じゃあ大阪は? 文化って感じじゃないけど。」
👧 あかり
「大阪は商人と工業の街。『天下の台所』って呼ばれてたしね。」
👦 ゆうと
「あー、商売のイメージ。」
👧 あかり
「その流れで阪神工業地帯ができたんだけど、特徴があるの。」
👦 ゆうと
「特徴?」
👧 あかり
「大工場だけじゃなくて、技術力の高い中小企業がすごく多いんだ。」
🟩 入試の要点(補強)
- 阪神工業地帯:大阪・神戸周辺
- 中小企業:高い技術力を持つ工場が多い
👉 「古都=文化」「大阪=商売・中小企業」
④ 中国・四国に入ると、空気が一気に変わる
🟦 物語(ストーリー)
👦 ゆうと
「あれ? ここから中国・四国だよね? なんか急に山が増えた気が…」
👧 あかり
「そこ、入試に出る感覚。理由は中国山地と四国山地。」
👦 ゆうと
「山が2つもあるの?」
👧 あかり
「そう。この2つの山地が、空気を3つに分けちゃうんだ。」
🟩 入試の要点(地域切り替え明確化)
- 中国山地・四国山地
👉 山が壁になって、気候と交通を分ける
⑤ 気候が3つに分かれる理由(超重要)
🟦 物語(ストーリー)
👦 ゆうと
「同じ中国・四国なのに、天気バラバラすぎない?」
👧 あかり
「山が風を止めるからね。こう分けて考えよう。
- 山陰(さんいん):日本海側
- 瀬戸内(せとうち):山と山の間
- 南四国:太平洋側」
👦 ゆうと
「どう違うの?」
👧 あかり
「山陰は冬の雪。瀬戸内は雨が少ない。南四国は台風と雨が多い。」
🟩 入試の要点(整理強化)
- 山陰:冬の北西の季節風 → 雪が多い
- 瀬戸内:山に挟まれる → 雨が少ない(温暖)
- 南四国:太平洋の風 → 降水量が多い・台風
👉 「雨温図の問題」で必ず出る!
⑥ 瀬戸内は「雨が少ない」→工夫が生まれた
🟦 物語(ストーリー)
👦 ゆうと
「雨が少ないって、農業困らない?」
👧 あかり
「困るから、人が工夫したんだよ。」
👦 ゆうと
「どんな?」
👧 あかり
「水をためるため池を作ったり、斜面で果樹栽培(みかん・レモン)をしたりね。」
🟩 入試の要点
- 瀬戸内:雨が少ない
- ため池:農業用水を確保(香川県など)
- 果樹栽培:斜面を利用(段々畑)
👉 自然のハンデ → 工夫
⑦ 瀬戸内工業地域が発達した理由
🟦 物語(ストーリー)
👦 ゆうと
「でも、工業もあるよね?」
👧 あかり
「瀬戸内は波が静かで、港が作りやすいからね。」
👦 ゆうと
「船が着きやすいってこと?」
👧 あかり
「そう。だから海沿いに石油化学コンビナートがたくさん作られたの。」
🟩 入試の要点(補強)
- 瀬戸内工業地域
- 石油化学コンビナート(倉敷・周南など)
👉 静かな海+埋め立て=重化学工業
⑧ 四国は「橋」で運命が変わった
🟦 物語(ストーリー)
👦 ゆうと
「四国って、本州へ行くの大変そう。」
👧 あかり
「昔はね。でも今は本州四国連絡橋が3ルートもあるよ。」
👦 ゆうと
「じゃあ便利になって最高じゃん!」
👧 あかり
「それが、良いことばかりじゃないの。」
👦 ゆうと
「えっ?」
👧 あかり
「便利すぎて、人や買い物が大阪などの大都市に吸い取られちゃう。これをストロー現象って言うんだ。」
🟩 入試の要点(因果明確化)
- 本州四国連絡橋(瀬戸大橋など)
- ストロー現象
👉 便利になる=地方から人が流出する(過疎)
⑨ 高知は「早く出す」で勝負
🟦 物語(ストーリー)
👦 ゆうと
「南四国は雨が多いだけ?」
👧 あかり
「ううん、暖かさも武器になるよ。高知平野を見て。」
👦 ゆうと
「高知?」
👧 あかり
「暖かい気候を利用して、野菜を普通の時期より早く作って出荷するんだ。」
👦 ゆうと
「みんながまだ出せない時に売るのか!」
👧 あかり
「そう、それが促成栽培(そくせいさいばい)。」
🟩 入試の要点
- 促成栽培:ピーマン・なす・きゅうり
- 暖流(黒潮)の影響で冬も暖かい
👉 早く出して高く売る
⑩ まとめ|西日本は「条件の違い」で役割が分かれた
👧 あかり
「最後につなげるよ。」
- 近畿:歴史・文化(古都)と、中小企業の技術(大阪)。
- 気候:山陰(雪)・瀬戸内(少雨)・南四国(多雨)。
- 産業:瀬戸内(ため池・コンビナート)、高知(促成栽培)。
- 課題:橋ができて便利になったけど、ストロー現象や過疎化も。
👦 ゆうと
「地形と気候が、そのまま産業につながってるんだね。」
👧 あかり
「それがわかれば、雨温図も産業も怖くないよ!」
⭐ 入試直前ワンフレーズ
近畿・中国・四国は、「山と海」が気候を分け、それぞれの場所で「水」を工夫して発展した地域!
第2部|先生からここだけは絶対に押さえろ!
丸暗記は卒業!地形・気候・産業がつながる「入試直前チェックリスト」
① 近畿地方は「日本の昔の中心」だった【最重要】
ここを外すと全ての前提が崩れる。
- 近畿地方 = 日本の歴史・文化の中心
- 京都・奈良 = 古都(文化財が多い・寺社仏閣)
- 景観保全 = 昔の町並みを守るため、コンビニの色を変えたり高い建物を禁止したりしている(記述で出る!)。
👉 入試での書き方例
「古くから政治・文化の中心として栄え、多くの文化財が残っている。」
② 琵琶湖と淀川は「人と町を集めた水の道」
地形と人の動きはセットで覚える。
- 琵琶湖(滋賀)→ 淀川(大阪)→ 大阪湾
- 水運(船)が発達し、京都・大阪への物流を支えた。
- 現在は「近畿の水がめ」として飲み水にも利用。
👉 ポイント
水がある場所 = 人が集まる = 都市ができる
③ 大阪・神戸は「中小企業の街」で覚えろ
ここが他の工業地帯との最大の違い!
- 阪神工業地帯
- 中小企業 = 大工場だけでなく、技術力の高い小さな工場が密集している(※入試頻出キーワード)。
- 地場産業 = その土地ならではの産業(例:奈良の墨、堺の刃物など)も多い。
👉 対比で整理
- 京都・奈良:文化財・観光
- 大阪・神戸:中小企業・貿易港
④ 中国・四国は「山が分断した地域」
ここから近畿とは性格が変わる。
- 中国山地・四国山地 = 南北の交通を邪魔する壁。
- 過疎(かそ) = 山間部では人口が減り、高齢化が進んでいる。
👉 入試の視点
「山が多い → 交通が不便 → 過疎化が進む」
⑤ 気候は必ず3つに分けて覚える【雨温図対策】
丸暗記禁止。「山」を理由にする。
- 山陰(日本海側):冬の北西の季節風 → 雪・雨が多い。
- 瀬戸内:中国・四国山地に挟まれる → 年間を通して雨が少ない。
- 南四国(太平洋側):太平洋からの風 → 夏に雨が多い・台風。
👉 キーワード
山が風をブロックして、雨を降らせたり止めたりする。
⑥ 瀬戸内地方は「少雨」→工夫の地域
「雨が少ないからどうした?」まで覚える。
- ため池 = 農業用水を確保(香川県など)。
- みかん・オリーブ = 雨が少なくても育つ果樹栽培(段々畑)。
- 塩田の跡地 = 昔は塩作り、今は工業用地。
👉 セット暗記
瀬戸内 = 少雨 × ため池 × 果樹栽培
⑦ 瀬戸内工業地域は「静かな海」が理由
なぜここに工場?を説明できるように。
- 瀬戸内工業地域
- 石油化学コンビナート = 石油などを加工する巨大工場群(倉敷・周南など)。
- 理由 = 波が静かで、原材料を輸入する船が着きやすいから。
👉 理由型記述
「波が穏やかで、海上輸送に便利だったから。」
⑧ 四国は「橋」で便利になりすぎた
交通の発達はメリットだけじゃない。
- 本州四国連絡橋
①明石海峡大橋+大鳴門橋 ②瀬戸大橋 ③しまなみ海道 - ストロー現象 = 買い物客や若者が、橋を通って大都市(大阪・広島)へ吸い寄せられる。
👉 因果関係
橋ができる → 便利になる → 地元の商店街がさびれる(地方の衰退)。
⑨ 高知は「早く出す農業」で勝負
農業 = 気候の利用。
- 促成栽培(そくせいさいばい)
- 高知平野(宮崎平野も同じ)。
- 暖流(黒潮)の影響で冬でも暖かい → 野菜(ピーマン・なす)を早く育てて高く売る。
👉 入試頻出ワード
冬暖かい = 促成栽培(ビニールハウス)
⑩ 最後にこれだけ覚えろ【超要約】
⭐ 入試万能・一文まとめ
近畿・中国・四国地方は、
「山と海」という地形の違いが、
「気候」と「産業」を大きく分けた地域である。
👨🏫 先生から一言
「地理は暗記じゃない。『山があるから雨が降らない』『水があるから工場ができる』という
つながり(因果関係)さえ掴めば、記述問題も怖くないぞ!」
【第3部 】近畿・中国・四国 Q&A 「なんで?」が全部つながる教室
ゆうと&あかりの「なんで?」が全部つながる教室
- ❓Q1 近畿地方って、なんで文化の話ばっかり出てくるの?
-
👦 ゆうと
「近畿地方ってさ、工業もあるのに、テストだと“文化財”とか“古都”ばっかり聞かれない?
正直、今の生活と関係なくない?」👧 あかり
「それ、すごくいい疑問だよ。」👦 ゆうと
「え、文句言ってるだけなんだけど。」👧 あかり
「近畿はね、“昔の日本の中心”だった場所なの。」👦 ゆうと
「あ、京都とか奈良?」👧 あかり
「そう。千年以上も天皇や政治の中心だったから、神社やお寺が集中して残ってるの。
だから世界遺産も多いんだよ。」👦 ゆうと
「なるほど、昔の名残が今の観光資源ってことか。」👉 入試ポイント
近畿地方 = 日本の歴史・文化の中心だった地域 - ❓Q2 大阪って、文化なの?工業なの?どっちなの?
-
👦 ゆうと
「京都は文化、奈良も文化。じゃあ大阪は何担当なの? 全部中途半端じゃない?」👧 あかり
「大阪はね、働く担当。」👦 ゆうと
「雑な分類きたな。」👧 あかり
「でも合ってるよ。大阪は『天下の台所』と呼ばれた商売の街。今は阪神工業地帯の中心だね。」👦 ゆうと
「工場がいっぱいあるってこと?」👧 あかり
「そう。特に中小企業の技術力がすごくて、『ネジ1本で世界を変える』みたいな工場がたくさんあるんだよ。」👉 入試ポイント
京都・奈良=文化
大阪・神戸=工業・中小企業 - ❓Q3 中国地方って、なんで影が薄いの?
-
👦 ゆうと
「中国地方って、正直あんまりパッとしないんだけど……。」👧 あかり
「それ、理由がある。」👦 ゆうと
「また山?」👧 あかり
「正解。中国山地がど真ん中にあるから。」👦 ゆうと
「あー、南と北が分かれちゃうやつ。」👧 あかり
「そう。山陰(北)と山陽(南)で交通が分断されるし、山奥は人が減って過疎(かそ)が進んでるんだ。」👦 ゆうと
「地形で損してる感じか。」👉 入試ポイント
中国地方 = 山地で分断され、過疎化が進む地域がある - ❓Q4 瀬戸内って、なんで工業が盛んなの?
-
👦 ゆうと
「瀬戸内海って、雨少ないし水不足になりそうなのに、なんで工場が多いの?」👧 あかり
「“海の性格”を見て。」👦 ゆうと
「性格?」👧 あかり
「瀬戸内海は波が穏やかで浅いから、埋め立て(うめたて)がしやすかったの。」👦 ゆうと
「あ、土地を広げたのか!」👧 あかり
「そう。船も着きやすいし、埋め立てて広い土地も作れる。だから石油化学コンビナートに最適だったんだ。」👉 入試ポイント
瀬戸内工業地域 = 穏やかな海 + 埋め立て地 - ❓Q5 四国って、橋ができたのに元気なくない?
-
👦 ゆうと
「本州と橋でつながったなら、四国ってもっと発展しそうじゃない?」👧 あかり
「普通はそう思うよね。」👦 ゆうと
「違うの?」👧 あかり
「逆に、人やお金が本州の大都市に吸い取られたの。」👦 ゆうと
「え、それ最悪じゃん。」👧 あかり
「それがストロー現象。便利になりすぎると、地元の商店街がさびれることもあるんだよ。」👉 入試ポイント
本州四国連絡橋 → ストロー現象(地方の衰退) - ❓Q6 高知の農業って、なんで有名なの?
-
👦 ゆうと
「四国って山ばっかりなのに、高知の野菜はよくテストに出るよね。」👧 あかり
「高知は“早さ”で勝負してるから。」👦 ゆうと
「どうやって早くするの?」👧 あかり
「暖流(黒潮)のおかげ。冬でも海が温かいから、それを利用して野菜を早く育てるんだ。」👦 ゆうと
「あ、それが促成栽培か。早く出して高く売る作戦だね。」👉 入試ポイント
高知県 = 暖流(黒潮)× 促成栽培 - ❓Q7 結局、近畿・中国・四国ってどうまとめるの?
-
👦 ゆうと
「情報多すぎて、最後どう書けばいいかわかんない。」👧 あかり
「じゃあ一文でいくよ。」近畿・中国・四国地方は、
地形(山・海)と気候の違いによって、
産業や暮らしが大きく分かれた地域。👦 ゆうと
「それなら書ける気がする。」👧 あかり
「それで十分。入試は“全部覚える”より“理由をつなげる”が勝ちだよ。」
【第4部|確認テスト】近畿・中国・四国地方
これだけ解ければ合格点!確認テスト
問題① 近畿地方に文化財が多く残っている理由は何ですか?
解説
近畿地方(京都・奈良)は、千年以上もの間、都が置かれていた場所です。
解答
昔の日本の政治・文化の中心だったから。
問題② 大阪の工業の特徴として、大工場以外に何が多いことが挙げられますか?
解説
阪神工業地帯の中心である大阪は、「ものづくりの町」として知られ、高い技術力を持つ中小企業が多いのが特徴です。
解答
中小企業。
問題③ 神戸港などが貿易港として発展し、工業地帯と結びついたのはなぜですか?
解説
原材料(石油や鉄鉱石)を海外から輸入し、加工して製品を輸出するためには、
港の近くに工場があるのが一番効率的だからです。
解答
原材料の輸入や製品の輸出に便利だから
問題④ 中国地方で一つの大都市が育ちにくい主な理由は何ですか?
解説
中国地方の中央には中国山地が走っており、地域が日本海側(山陰)と瀬戸内海側(山陽)に分断されているためです。
解答
中国山地が中央にあり、交通や人の動きが分断されやすいから。
問題⑤ 瀬戸内海沿岸に、広大な工業用地(コンビナート)を確保できた理由は何ですか?
解説
山が海まで迫っている地形ですが、波が穏やかで浅いため、海を埋め立てて平らな土地を作りやすかったからです。
解答
遠浅で、埋め立てがしやすかったから。
問題⑥ 瀬戸内海沿岸で工業が発達した「自然条件」を一つ答えなさい。
解説
入試で「自然条件」と聞かれたら、人間の工事(埋め立て)ではなく、元々の性質(波)を答えます。
解答
波が穏やかな海であること。
問題⑦ 本州四国連絡橋の完成によって、地方から大都市へ人が流出してしまう問題を何といいますか?
解説
便利になった反面、買い物客や若者が大阪や広島などの大都市に吸い取られてしまう現象です。
解答
ストロー現象。
問題⑧ 過疎(かそ)地域で問題となっている、高齢者の割合が高くなることを何といいますか?
解説
若者が流出し、お年寄りが増えることで、地域の維持が難しくなっています。
解答
高齢化(または少子高齢化)。
問題⑨ 高知県の平野部で盛んな、ビニールハウスを使って野菜を育てる農業を何といいますか?
解説
ピーマン、なす、きゅうりなどが代表的です。
解答
促成栽培(そくせいさいばい)。
問題⑩ 促成栽培を行う「理由」を答えなさい。
解説
ただ早く育てるだけでなく、「高く売るため」という経済的な理由が重要です。冬でも暖かい気候を利用します。
解答
出荷時期を早めて、高く売るため。
問題⑪ 高知県の冬が暖かい理由に関係している海流の名前は何ですか?
解説
太平洋を流れる暖かい海流が、冬の気温を上げています。
解答
黒潮(日本海流)。
問題⑫ 近畿・中国・四国地方の特色を一文で説明しなさい。
解説
「山・川・海」という自然環境が、そのまま産業や歴史につながっていることをまとめます。
解答
地形や気候の違いによって、歴史・産業・交通に特色が生まれた地域。
第5部|入試直前1分間チェック
① 近畿地方は「役割分担」
- 京都・奈良
→ 古都・文化財・盆地(夏暑い) - 大阪
→ 中小企業(高い技術)・商業の中心 - 神戸
→ 貿易港(阪神工業地帯の輸出入)
👉 一言まとめ
近畿 = 「歴史(古都)」×「中小企業(大阪)」
② 琵琶湖と淀川は「水がめ」
- 琵琶湖
→ 日本最大の湖(滋賀県) - 淀川
→ 大阪平野へ水を運び、暮らしと工業を支える
👉 入試ポイント
水がある → 人が集まる → 都市が発展
③ 中国地方は「山で分断」
- 中国山地
→ 中央にある「壁」 - 南北の差
→ 山陰(雪・過疎)と 山陽(晴れ・工業)に分かれる
👉 結果
交通が分断され、一つにまとまりにくい
④ 瀬戸内海は「埋め立て工業地帯」
- 波が穏やか
→ 船が着きやすい - 浅い海
→ 埋め立て(うめたて)がしやすい - 石油化学コンビナート
→ 巨大工場が集中
👉 入試ワード
穏やかな海 = 埋め立て・工業
⑤ 本州四国連絡橋の「光と影」
- 光
→ 交通・物流が便利になった - 影(⚠注意)
→ ストロー現象
(人・お金が本州へ吸い取られる)
👉 記述対策
「便利になった反面、過疎化や商店街の衰退が進んだ」
⑥ 四国は「雨の差」に注目
- 北(瀬戸内側)
→ 雨が少ない → ため池・みかん - 南(高知側)
→ 雨が多い・暖かい → 林業・野菜
👉 農業につながる!
⑦ 高知県=「黒潮」×「促成栽培」
- 黒潮(暖流)
→ 冬でも暖かい - 促成栽培
→ 早く出荷して高く売る(なす・ピーマン)
👉 セット暗記
黒潮 × 促成栽培
⭐ 入試直前・最終まとめ(超重要)
近畿・中国・四国地方は、
「地形(山・海)」と「気候」の違いが、
それぞれの場所の「産業」を決めた地域。
これを書ければ、ズレません。
👦 ゆうと(小声)
「これ…1分で全部思い出せるし、キーワードも入ってる。」
👧 あかり
「これで準備完了。
入試は“全部”じゃなくて、“準備した言葉”を置いてくる場所だからね。頑張ろうね!」
エンディング|ゆうと&あかりから、受験生へ
👦 ゆうと
「なあ、あかり。
正直さ……
最初、地理って“暗記地獄”だと思ってた。」
👧 あかり
「うん。
そう思ってる人、すごく多いよ。」
👦 ゆうと
「でもさ、ここまで読んできて分かったんだ。」
👧 あかり
「なにが?」
👦 ゆうと
「地理って、
“頭のいい人だけの教科”じゃないってこと。」
👧 あかり
「うん。」
👦 ゆうと
「山がジャマだったから、トンネルを掘った。
雨が少なかったから、ため池を作った。
土地が足りないから、海を埋め立てた。」
👦 ゆうと
「これ全部、人間が必死に“工夫した結果”なんだよな。」
👧 あかり
「そう。
地理はね、人間の工夫と努力の記録なんだ。」
👦 ゆうと
「だったらさ、
今、必死で点数を上げようとしてる受験生も――
地理に出てくる人たちと同じだよな。」
👧 あかり
「その通り。」
👧 あかり
「うまくいかなくて、
回り道して、
それでも前に進もうとしてる。」
👧 あかり
「それ自体が、もう“合格へのプロセス”なんだよ。」
👦 ゆうと
「なあ、受験生。」
👦 ゆうと
「今、
『自分はできない』
『間に合わないかも』
って思っててもさ――」
👦 ゆうと
「考えるのをやめてないなら、
それは“負け”じゃない。」
👧 あかり
「むしろね、
一番伸びる位置に立ってる。」
👧 あかり
「できる人は、もう形が決まってる。
でも、今もがいてる人は、これから形が変わるから。」
👦 ゆうと
「地理も、人生も、
最後に差がつくのは――」
👦 ゆうと
「“理由を考え続けた人”だよな。」
👧 あかり
「うん。
今日ここまで来たあなたは、もう一人じゃない。」
👧 あかり
「このページに書いてある“理由”は、
全部、あなたの味方だから。」
👦 ゆうと
「だから――
胸張って行こうぜ。」
👧 あかり
「大丈夫。
あなたは、ちゃんと積み上げてきた。」
👦 ゆうと
「高校入試は、才能テストじゃない。」
👧 あかり
「“あきらめずに考えた人”が報われる試験。」
👦 ゆうと
「行ってこい、受験生。」
👧 あかり
「最後まで、応援してるよ。」
🌟 最後のメッセージ
「できない」は、
“まだ途中”っていう意味だ。
あなたの努力は、
ちゃんとゴールに向かっている。
地形も気候も味方につけて、
ペンを走らせておいで。
――祈ってる。心から。

