図の読み取りを「手順」と「立ち位置」でつなぐ
— ゆうと&あかりのストーリー解説—
みなさん、こんにちは!合格屋マックスです。
前回までの「方位・時間」と「季節(地軸の傾き)」は覚えていますか?
今回は天体の最重要単元、星座の動きです。
入試では
「真夜中に南に見える星座」
「冬の夕方、東に見える星座」
「夏の明け方、西に見える星座」
など、言い方を変えた問題が大量に出ます。
でも大丈夫。実は全部、同じ手順で解けます。
今日は、基本も応用もこれ一つで全部解ける 「最強の立ち位置ルール」 を伝授します。
天体がパズルに変わりますよ!
👦ゆうと&👧あかりのストーリー:東西南北がわからなくて詰んだ…
👦 ゆうと:
「星座の問題って、結局“勘”じゃん…。『真夜中の南』はまだしも、『夕方の東』って言われた瞬間、脳が止まる…。どっちが東だよ…。」
👧 あかり:
「勘じゃないよ、ゆうと。むしろ星座は、“立ち方”さえ統一すれば一番簡単な単元だよ。」
👦 ゆうと:
「立ち方…?地球の上での立ち方ってこと?」
🎯 今日のゴール(入試で確実に得点できる)
【準備】季節・時間・代表星座を確認
第1部:準備① 季節と代表星座を確認
👧 あかり:
「まず季節。ここがズレると全滅するから、最初に確認しよう。」
1. 季節の決め方(地軸の向き)

- 夏(B): 北半球が太陽を向く(北極がお辞儀)
- 冬(D): 北半球が太陽から背を向ける(北極がのけぞる)
- 春(A)と秋(C): 地球は太陽の周りを「反時計回り」に動くので、冬の次は春、夏の次は秋。
2. 「代表星座」は4つだけ!
季節が決まったら、その季節の「真夜中に南に見える星座」も決まる。(覚えなくてもいいよ)
- 春(A)の代表:しし座
- 夏(B)の代表:さそり座
- 秋(C)の代表:ペガスス座
- 冬(D)の代表:オリオン座
👦 ゆうと:
「OK、季節の場所が決まると、その季節の「真夜中に真南に見える星座」が季節の星座なんだね。」
第2部:準備② 時間の決め方(真夜中を基準にする)
👧 あかり:
「次は時間。地球の自転も『反時計回り』だよ。北極の上空から見た図を描くとわかりやすくなるよ。」
✅時間の核(これだけは固定)
昼(12:00)=太陽の正面(太陽に一番近い)
真夜中(0:00)=太陽の反対側(真裏)
夕方(18:00):昼から夜に入るところ(昼から90°左回転)
明け方(6:00):夜から昼に出るところ(真夜中の90°左回転)
👦 ゆうと:
「図の上で反時計回りに『昼→夕方→真夜中→明け方』って指差せばいいんだな!」
【重要】最強の方位ルール「中心(北極)に向かって立つ」
第3部:最強の方位ルール「中心(北極)に向かって立て!」
👦 ゆうと:
「でも東西南北が怖いんだよ…。右が東だっけ?」
👧 あかり:
「図の中に“自分”を入れる!」
これが今回の最重要ルールです。
✅最強の方位決定ルール(絶対に迷わない)
観測地点に立って、中心(北極)を向く。
すると必ずこうなる。
前(中心方向)= 北
背中(中心の反対方向)= 南
右手 = 東
左手 = 西
👧 あかり:
「迷ったら、これ。『中心を向いて右手が東』。これだけは絶対の法則!」
【基本】「真夜中の南」と「一晩中」の解き方
第4部:基本編①「真夜中の南」はこの一撃で出る
【例題1】
北半球が 春(A) のとき、真夜中に南 に見える星座は?

👧 あかり:
「手順は3つ。」
- 季節を確定:春=A
- 時間を確定:真夜中=太陽の反対方向
- 方向を見る:その位置に立って中心を向く。南は「背中(外側)」

✅ 答え: Aの外側にある星座= しし座
👦 ゆうと:
「“真夜中の南=季節の代表星座”ってことか。図を見るだけで一発だな。」
第5部:基本編②「一晩中見える星座」=真夜中の南
【例題2】
北半球が 秋(C) のとき、一晩中 見ることができる星座は?

👧 あかり:
「これは言い換えだけ。」
✅一晩中の定義(入試仕様)
日没ごろ東に出て → 真夜中に南中し → 明け方に西に沈む星座
だから結論:
「一晩中見える星座」 = 「真夜中に南に見える星座」

解説:
秋(C)の真夜中の南 = ペガスス座
✅ 答え:ペガスス座
(※北斗七星などの「沈まない星座」の話とは別です。これは“季節の星座”の話。)
【応用】「夕方」や「明け方」も図で秒殺する
第6部:応用編①「夕方の東」も図で解ける!
【例題3】
北半球が 冬(D:右側) のとき、夕方に東 に見える星座は?

👧 あかり:
「ここから最強ルールの見せ場!」
- 季節:冬(D)の地球を見る。
- 時間:夕方の位置(昼から夜に入るところ)
Dの地球を北極の上空から見た図を描いて、時計の数字の6あたりに自分を描く。 - 方位:中心(北極)を向いて立つ!
- 東を見る:「右手」の方向を指差す。

解説:
冬の位置で、夕方の場所に立って右手を伸ばすと…
指先は「オリオン座」の方向を指しているよね?
✅ 答え: オリオン座
👦 ゆうと:
「うわ、本当だ! 自分の絵を描いて右手を伸ばしたら、オリオン座を指してる!」
第7部:応用編②「明け方の西」も図で解ける!
【例題4】
北半球が 夏(B:左側) のとき、明け方に西 に見える星座は?

- 季節:夏(B)の地球を見る。
- 時間:明け方の位置(夜から昼に出るところ)
Bの地球を北極の上空から見た図を描いて、時計の数字の6あたりに自分を描く。 - 方位:中心(北極)を向いて立つ!
- 西を見る:「左手」の方向を指差す。

解説:
夏の明け方の場所で、左手を伸ばすと…
指先は「さそり座」の方向を指している!
✅ 答え: さそり座
👧 あかり:
「気づいた? 『夕方の東』と『明け方の西』は、実は『真夜中の南』と同じ星座になるんだよ。」
第8部:応用編③「明け方の南」も図で解ける!
👧 あかり:
「最後、一番難しいやつ。『明け方の南』とか言われても、手順は全く同じだよ。」
【例題5】
北半球が 秋(C:下側) のとき、明け方に南に見える星座は?

- 季節:秋(C)の地球を見る。
- 時間:明け方の位置(夜から昼に出るところ)
Cの地球を北極の上空から見た図を描いて、時計の数字の3あたりに自分を描く。 - 方位:中心(北極)を向いて立つ!
- 南を見る:「背中(外側)」の方向を見る。

解説:
秋の地球(C)の、明け方の位置に立って、背中側(外側)を見ると…
目線は「オリオン座」の方向を向いているよね!
✅ 答え: オリオン座
👦 ゆうと:
「すげえ! 暗記じゃなくて、図の中の自分が向いている方向を読むだけなんだ!」
👧 あかり:
「そう! 難しそうな問題ほど、図を描けばただの視力検査になるんだよ。」
まとめ:天体は「自分」を置いた瞬間に勝てる
第9部:最終確認問題
【最終確認問題】
北半球が 夏(B) のとき、明け方に南 に見える星座は?

シンキングタイム…
- 夏(B)の地球を見る。
- 明け方の場所に自分を置く。
Bの地球を北極の上空から見た図を描いて、時計の数字の6あたりに自分を描く。 - 中心を向いて、背中側(南)を見る。
- 背中側には、「ペガスス座」が見える。
✅ 答え:ペガスス座

👨🏫先生のまとめ:天体は「自分」を置いた瞬間に勝てる
やっていることは一つだけです。
✅ 今日の鉄則(これだけ)
- 季節の場所に地球を置く
- 時間の場所(夕方・明け方)を見つける
北極の上空から見た図を描いて確認した方がいい。 - その場所に立ち、「中心(北極)」を向く
- 前(中心)=北
- 背中(中心の反対側)=南
- 右手=東
- 左手=西
👦 ゆうと:
「もう暗記じゃないな…。手順で勝てる。これなら入試で天体が怖くない!」
👧 あかり:
「その調子!迷っても大丈夫。図に“自分”を置けば、方位は体で確定するからね。」
(受験生へのメッセージ)天体は丸暗記しようとするとパンクします。
試験中に迷ったら、図に小さな“自分”を描いて、中心(北極)を向かせる。
その瞬間、東西南北は体で確定します。 必ず得点源になります!
自信を持って解いてきてください!頑張ろう!

