🗣️「関係代名詞③」〜そっくり3兄弟を見分けよう!〜
👦ゆうと:「ねぇあかり、前に“関係代名詞”をやったけどさ、“間接疑問文”ってやつも似てる気がするんだ。
どれがどれなのか、もう頭の中がごちゃごちゃだよ〜!」
👧あかり:「わかる!みんなそこでつまずくの。
でも、ポイントを3つに分けて整理すれば、スッキリ見分けられるよ!
今日は『関係代名詞』『分詞』『間接疑問文』の見分け方を、やさしく整理していこう!」
💡1. 関係代名詞と分詞の関係 〜文の“形”に注目〜
👧あかり:「まず、“関係代名詞”と“分詞”の関係から見ていこう!」
👦ゆうと:「えっ?関係代名詞と分詞って、関係あるの?」
👧あかり:「実はね、すごく関係があるんだ。
例えばこの2つの文を比べてみて。」
🔹現在分詞の文
👉 I saw the boy who was playing soccer.
(私はサッカーをしていた少年を見ました。)
👉 I saw the boy playing soccer.
(私はサッカーをしている少年を見ました。)
👧あかり:「“who was”がなくなっても、意味は同じだよね?
こういうとき、“関係代名詞+be動詞”を省略して“分詞”だけで書くことができるんだよ。」
👦ゆうと:「へぇ〜!短くなっても、ちゃんと意味は通じるんだね。」
🔹過去分詞の文
👧あかり:「同じように、“過去分詞”でも同じことができるんだ。たとえばこれ!」
👉 I saw the car which was broken on the road.
(私は道路で壊れていた車を見ました。)
👉 I saw the car broken on the road.
(私は道路で壊れた車を見ました。)
👦ゆうと:「おぉ!“which was”が消えてる!」
👧あかり:「そう!“which was broken”の“which was”を省略して“broken”だけにした形なんだ。
つまり、who / which+was+過去分詞 → 過去分詞 にできるわけ。」
👦ゆうと:「なるほど!“過去分詞”のときは“〜されている”って感じの意味になるんだね。」
👧あかり:「その通り!
たとえば “a picture painted by my sister(妹が描いた絵)” みたいに、
“painted”は“描かれた”という受け身の意味をもって、前の名詞を説明してるの。」
👧あかり:「つまりね、
✅ “who / which+be動詞+〜ing” → 現在分詞(〜している)
✅ “who / which+be動詞+過去分詞” → 過去分詞(〜されている)
という関係なんだ。」
👦ゆうと:「なるほど!“分詞”って、関係代名詞+be動詞の短いバージョンってことか!」
👧あかり:「そう!両方とも“名詞を説明する”という点では同じ仲間。
でも、省略の形を覚えておくと、英語がぐっとスッキリ見えてくるよ!」📌
💡2. 関係代名詞と間接疑問文の違い 〜説明してるの?それとも聞いてるの?〜
👦ゆうと:「じゃあ、“間接疑問文”っていうのはどう違うの?」
👧あかり:「これが一番ややこしいんだけど、実は説明してるか・質問してるかが違うの!」
🔹関係代名詞の文
👉 I know the girl who lives next door.
(私は隣に住んでいる女の子を知っています。)
🔹間接疑問文の文
👉 I know who lives next door.
(私は誰が隣に住んでいるのか知っています。)
👦ゆうと:「うわっ!そっくりなのに、意味がぜんぜん違う!」
👧あかり:「そう!“関係代名詞”は『girl』という名詞を説明してるけど、
“間接疑問文”のほうは“who lives next door”全体が“知っていることの内容”なんだ。」
👦ゆうと:「あーなるほど!
“関係代名詞”は名詞を説明してて、
“間接疑問文”は文の中で名詞の役割をしてるってことか!」
👧あかり:「その通り!だから、“関係代名詞の文”には必ず“説明される名詞(先行詞)”があるけど、
“間接疑問文”には“先行詞”がないのがポイントだよ。」
👦ゆうと:「なるほど。“who”を『誰』って訳すか訳さないかも違うんだね!」
👧あかり:「そうそう!関係代名詞では“who=誰”とは訳さず、『〜する人』みたいに名詞を説明するだけ。
間接疑問文では“who=誰が”と訳すんだよ。」
💬まちがえやすい例
👦ゆうと:「じゃあ、これどうなるの?
“I know who is studying in the library.”」
👧あかり:「これは“間接疑問文”!『誰が図書館で勉強しているのかを知っている』って意味ね。」
👦ゆうと:「じゃあ、“I know the student who is studying in the library.”は?」
👧あかり:「これは“関係代名詞”!『図書館で勉強している生徒を知っている』になる。
前に“the student”があるからね。つまり、“前に説明する名詞があるかどうか”で見分けられるんだ。」
👦ゆうと:「おぉ、スッキリした!」
🎯先生のここだけは押さえろ!
① 関係代名詞 vs 分詞
関係代名詞+be動詞を省略すると分詞になる!
I saw the boy who was playing soccer.
→ I saw the boy playing soccer.
② 関係代名詞 vs 間接疑問文
間接疑問文は「文の中の名詞のかたまり」。
I know who lives next door.
関係代名詞は「前の名詞」を説明する。
I know the girl who lives next door.
③ 訳し方のちがい
関係代名詞:who=訳さない(〜する人)
間接疑問文:who=訳す(誰が)
④ 見分けのコツ
前に名詞がある → 関係代名詞
前に名詞がない → 間接疑問文
🧩確認問題
①:穴埋め問題(10問)
① I saw the girl ___ was reading a book in the park.
👉 who
解説:前の名詞 “the girl” を説明している。関係代名詞(主格)。
② The dog ___ is running looks very happy.
👉 which / that
解説:主語の働きをしている関係代名詞(主格)。“犬が走っている”を説明。
③ The bag ___ I found yesterday was new.
👉 which / that
解説:目的格。後ろが “I found”=主語+動詞 → 省略もOK。
④ I saw the boy _ in the park.
👉 playing
解説:“who was playing” の省略形。分詞(現在分詞)で「〜している」。
⑤ I saw the car ___ on the road.
👉 broken
解説:“which was broken” の省略形。分詞(過去分詞)で「〜されている」。
⑥ I know the man ___ lives next door.
👉 who
解説:“who” は主格で「前の名詞(the man)」を説明。
⑦ I know ___ lives next door.
👉 who
解説:先行詞なし。「誰が住んでいるか」→ 間接疑問文。
⑨ The picture ___ by my sister is beautiful.
👉 painted
解説:“which was painted” の省略形。過去分詞で「描かれた」。
⑨ The student ___ we talked to yesterday is very kind.
👉 whom / who / that / 省略可
解説:目的格の関係代名詞。“talked to”の後ろにくる目的語を表す。
⑩ The movie ___ we saw last night was exciting.
👉 which / that
解説:“we saw”=主語+動詞 → 目的格。省略もOK
✏️確認問題②:並べかえ英作文(10問)
① 公園で走っている男の子を見ました。
→ (the boy / saw / I / running / in the park)
👉 I saw the boy running in the park.
解説:“who was running” の省略で現在分詞を使う。
② 図書館で勉強している生徒を知っています。
→ (the student / know / I / who / is / studying / in the library)
👉 I know the student who is studying in the library.
解説:前に“the student”がある → 関係代名詞。
③ 図書館で誰が勉強しているかを知っています。
→ (in the library / who / is / I / know / studying)
👉 I know who is studying in the library.
解説:先行詞なし → 間接疑問文。
④ 妹が描いた絵はとてもきれいです。
→ (painted / by my sister / was / picture / the / beautiful)
👉 The picture painted by my sister was beautiful.
解説:“which was painted” の省略 → 過去分詞。
⑤ サッカーをしている少年は人気があります。
→ (is / who / the boy / playing / soccer / popular)
👉 The boy who is playing soccer is popular.
解説:主格の関係代名詞。名詞を説明。
⑥ サッカーをしている少年を見ました。
→ (the boy / saw / I / playing / soccer)
👉 I saw the boy playing soccer.
解説:分詞。省略形で“who was playing”と同じ意味。
⑦ 道で壊れた車を見ました。
→ (on the road / saw / I / broken / the car)
👉 I saw the car broken on the road.
解説:過去分詞“broken”=「壊れた」。
⑧ 誰がこの絵を描いたのか知っています。
→ (know / who / painted / I / this / picture)
👉 I know who painted this picture.
解説:先行詞なし → 間接疑問文。“who=誰が〜したか”。
⑨ 父が作った机は大きいです。
→ (made / my father / by / the desk / is / big)
👉 The desk made by my father is big.
解説:“which was made” の省略形。過去分詞で「〜によって作られた」。
⑩ 彼が話している女性を知っています。
→ (I / who / know / is / the woman / talking / he / to)
👉 I know the woman who he is talking to.
解説:“the woman”が先行詞 → 関係代名詞。最後の“to”を忘れずに。
🌟アドバイス
💬「前に名詞があるか」を見る!
→ あれば関係代名詞・分詞
→ なければ間接疑問文
💬「be動詞+ing/過去分詞」を見たら、省略の可能性をチェック!
🌈 エンディングコーナー:「似てるものほど、チャンス!」
👦ゆうと:「関係代名詞も、分詞も、間接疑問文も、形が似ててややこしいけど、
見分けられるようになると英語が一気にスッキリ見えるね。」
👧あかり:「そうだね。最初は“どれも同じに見える”けど、
『役割』に注目するとぜんぜん違う。
“説明してる”のか、“名詞のかたまり”なのか、ここがポイントだよ。」
👦ゆうと:「似てるってことは、それだけ英語の仕組みがわかってきた証拠だね!」
👧あかり:「その通り!混乱は成長のサイン。
『あれ?どっちだっけ?』と考えた分だけ、頭の中の理解が深くなるんだよ。」
👦ゆうと:「なるほど…“迷った分だけ強くなる”ってことか!」
👧あかり:「うん。“わからない”を“わかった!”に変える力、
それが君の“学ぶ力”なんだ。焦らず、一歩ずつ進めば必ずできるようになるよ。」

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