図の読み取りを「理由」と「手順」でつなぐ
👦 ゆうと:「はぁ…。夏は暑いし、冬は寒いし、いっそのことずっと春ならいいのに。」
👧 あかり:「相変わらずだね、ゆうと。でも、なんで夏は暑くて冬は寒いか、説明できる?」
👦 ゆうと:「え? そりゃあ…地球が太陽に近づいたり遠ざかったりしてるからでしょ? ストーブに近づくと熱いのと一緒!」
👧 あかり:「ブブーッ!! それ、一番やっちゃいけない勘違い!」
👦 ゆうと:「えっ、違うの!? じゃあなんで季節なんてあるんだよ!」
👧 あかり:「ふふ、実はね。地球が『お辞儀』しながら回ってるからなんだよ。
今日はその秘密を解き明かして、入試に出る季節の問題を“一撃”で解けるようにするね!」
第1部:地球は「お辞儀」して回っている!?
👧 あかり:「まず基本から。地球の動きには2種類あるよね?」
👦 ゆうと:「自転(コマみたいに回る)と、公転(太陽の周りを回る)だろ?」
👧 あかり:「正解。でもね、ただ回ってるだけじゃ季節は生まれないの。
もし地球が地軸(ちじく)を真っ直ぐ立ったまま公転してたら、日本はずーっと同じ季節のままだよ。」
👦 ゆうと:「え、じゃあ何が大事なの?」
👧 あかり:「地軸の傾きだよ。地球は約23.4度傾いたまま、太陽の周りを回ってる。
これって、常に太陽に向かって(あるいは逆方向に)『お辞儀』してる状態なんだ。」
✅ ここまでのポイント
・地球は地軸を傾けたまま公転している
・傾きは 約23.4度
・これが季節を作る原因(スタート地点)
第2部:季節の正体は「距離」じゃない!原因はこの2つ!
👦 ゆうと:「でもさ、傾いてると、なんで熱くなったり寒くなったりするんだ?」
👧 あかり:「そこが本番!季節の理由は、“距離”じゃなくて2つだよ。」
✅ 季節を決める“2大要素”
① 太陽高度(太陽の当たり方)
- 高い(光がほぼ直角)→ 同じ光が狭い面積に集中 → 暑くなりやすい
- 低い(光が斜め)→ 光が広い面積に広がる → 暖まりにくい
② 昼の長さ(日照時間)
- 昼が長い → 暖まる時間が長い → 暑くなりやすい
- 昼が短い → 暖まる時間が短い → 寒くなりやすい
👧 あかり:「つまり、太陽が高くて、昼が長いと夏。
太陽が低くて、昼が短いと冬。」
👦 ゆうと:「なるほど…“距離”じゃなくて、“当たり方”と“時間”なんだな。」
第3部:図が出たら“一撃”で季節を決める最強ルート(ここが入試の得点源)
👦 ゆうと:「公転の図ってさ…毎回、どれが夏でどれが冬か分かんなくなるんだよ!」
👧 あかり:「OK。入試で最速のやり方ね。
図が出たら、見る場所はたった1つ!」
必殺技:北極点が太陽のほうを“向いてるか”だけ見ろ!

👧 あかり:「ポイントは北極点(=北半球側)。
北極点が太陽の方を向いているか・太陽へ“お辞儀”してるか、そこだけ確認!」
✅ 一撃判定ルール
・北極点が太陽のほうへ向いている(北半球が太陽を向く) → 夏 🌞
・北極点が太陽に背を向けている(北半球が太陽から背を向ける) → 冬 ⛄
👦 ゆうと:「え、これだけでいいの?」
👧 あかり:「うん。これが“理由”とセットで最強。
北半球が太陽を向くと――」
- 太陽が高い位置を通りやすい(=太陽高度が高い)
- 昼が長くなりやすい(=日照時間が長い)
👉 だから 夏。
👧 あかり:「逆に、北半球が太陽に背を向けると――」
- 太陽が低い位置を通りやすい(=太陽高度が低い)
- 昼が短くなりやすい(=日照時間が短い)
👉 だから 冬。
👦 ゆうと:「なるほど…“向き”が原因で、太陽の高さと昼の長さが変わるんだな。」
春と秋はどう決める?
👧 あかり:「夏と冬が決まったら、春と秋は順番で埋めるだけ!」
✅ 季節決定の黄金ルート
① まず夏と冬を決める(北極点の向きチェック)
② 公転は反時計回り(左回り)
③ 冬 → 春 → 夏 → 秋 → 冬 の順に入れる
👦 ゆうと:「これなら勘じゃなくて“手順”で解けるわ。」
第4部:動画でイメージを焼き付けろ!
👧 あかり:「頭の中で地球を動かすのが苦手なら、これで一発!」
👇 たった1分で「季節の謎」が分かる動画
【ここに動画を埋め込む】
👦 ゆうと:「うわっ、ホントだ!北半球が太陽を向く時期があるんだな。」
👧 あかり:「でしょ?
ちなみに、北半球が夏のとき、南半球(オーストラリアとか)が冬なのも同じ理由だよ。」
👦 ゆうと:「シーソーみたいに、向きが逆になるからか!」
👨🏫 先生のまとめ:ここだけは押さえろ!(ここが記述の得点源)
【重要】季節ができる理由(記述でそのまま使える!)
「地球が地軸を約23.4度傾けたまま公転しているため、
北半球では季節によって太陽高度と昼の長さ(日照時間)が変わるから。」
【最強の解き方テクニック】(図問題はこれで秒殺)
- 図が出たらまず 北極点(北半球)が太陽を向くか/背を向けるか
- 向く → 夏(太陽高度↑・昼↑)
- 背を向ける → 冬(太陽高度↓・昼↓)
- あとは公転が反時計回りなので、順番で春秋を埋める
⚠ 注意点(入試でよく落とす)
- 「地球が太陽に近づくから夏」は間違い!
- 季節の原因は 向き → 太陽高度と昼の長さ の変化。
❓ よくある質問(Q&A)
- Q1. もし地軸が傾いていなかったらどうなるの?
-
A. 太陽高度や昼の長さがほとんど変わらず、季節がほぼ生まれません。
一年中、似たような気候に近づきます。 - Q2. 北半球と南半球で季節が逆なのはなぜ?
-
A. 地軸が傾いたままなので、北半球が太陽を向くと(夏)、反対側の南半球は太陽から背を向ける(冬)からです。
- Q3. 「公転面」って何ですか?
-
A. 地球が太陽の周りを回るときの、目に見えない“コースの面”です。
水面を公転面、浮かぶボールを地球、刺さった棒を地軸と思うとイメージしやすいです。
✍️ 実戦!確認問題(入試形式)
【問題】
下の図は、太陽の周りを回る地球を表しています。

① 地球のこの動き(太陽の周りを回る)を何といいますか?
② 地軸は何度傾いていますか?
③ 図のAの地球のとき、日本(北半球)の季節は?
④ 図のBの地球のとき、日本の季節は?
【解答と解説】
① 公転
地球が太陽の周りを回る。1年で1周する。
その場で、1日に1回転するのは「自転」。
② 約23.4度
公転面に対して、地軸は23.4°(数字は暗記必須)傾いている。
③ 夏
解説:Aの地球は、北半球(北極点側)が太陽のほうを向いている。
→ 太陽高度が高く、昼が長くなる → 夏。
④ 秋
解説:Aが夏、その反対側Cが冬。
公転は反時計回りなので、夏 → 秋 → 冬 の順。
Bは夏の次の季節なので 秋。
エンディング:次は「星座」が見える!?
👦 ゆうと:「“北極点が太陽を向いたら夏”って覚え方、最強すぎない?」
👧 あかり:「ふふ、でしょ?これで季節の問題は完璧!」
👦 ゆうと:「なんか理科、楽しくなってきたかも。」
👧 あかり:「その調子!
次回は『冬の真夜中、南に見える星座は何?』っていう、みんなが一番嫌がる問題を攻略するよ。
今回の『季節』と、前回の『時間』を合わせれば、実は秒殺できるんだよ…!」
👦 ゆうと:「マジかよ! 絶対見るわ!」


