【小5算数】「く・も・わ」の公式が苦手な子へ。「%=倍」で解く逆転の教え方
こんにちは。合格屋マックスです。
5年生の保護者様から、この時期もっとも多いご相談がこちらです。
「割合の文章題になると、急に手が止まってしまう」
「“もとにする量”を探せと言われても、どれか分からないみたいで…」
これ、本当によくあるお悩みなんです。
学校や教科書では「く・も・わ」などの図を使って当てはめる方法を習います。
もちろん、基本をしっかり理解するにはとても良い方法です。
しかし、もしお子様が「言葉の意味がつかめない」「公式を使おうとして混乱している」という状態なら、無理に公式を使うのは逆効果かもしれません。
そこで今日は、割合が苦手な子ほど劇的に伸びる「考え方の転換(裏ワザ)」をご紹介します。
「公式」ではなく「感覚」で解く方法です。お家で教える時の参考にしてみてください。
結論:割合は特別な数字じゃない。「%=倍」です
割合を難しくしている犯人は、「%」という記号です。
これを見ると、子どもたちは身構えて「公式を使わなきゃ!」と暗記モードに入ってしまいます。
ここで発想をガラッと変えましょう。
- 80% = 0.8倍
- 60% = 0.6倍
- 120% = 1.2倍
たったこれだけです。
(100%=1倍 なので、%の数字を100で割るだけです)
「%」や「割」を見たら、すぐに「〇〇倍」に直す。
割合とは特別な魔法の数字ではなく、ただの倍数(いつもの掛け算)なんです。
ステップ1:まずは「変換」だけ練習する
文章題に入る前に、まずは「言葉の変換」だけを練習してみてください。これならゲーム感覚でできます。
- 親「80%は?」 → 子「0.8倍!」
- 親「150%は?」 → 子「1.5倍!」
- 親「じゃあ、1.2倍は?」 → 子「120%!」
これが反射的に出るようになると、割合への恐怖心が消え、いつもの「掛け算・割り算」の世界に戻ってこれます。
ステップ2:文章題は「5×2=10」に当てはめる
では、実際の文章題はどう解くか?
使うのは新しい公式ではなく、低学年で習ったこの感覚です。
割合の文章題は、すべてこの形と同じなんです。
- 5(元になる数)
- 2倍(倍率・割合)
- 10(結果)
この形をイメージして、実際の解き方を見てみましょう。
例1:「800円の80%はいくら?」
まず、80%を倍に直します(0.8倍)。
すると問題文はこうなります。
「800円の0.8倍はいくら?」
これを「5の2倍は10」と重ねてみましょう。
- 5の場所 → 800
- 2倍の場所 → 0.8倍
- 10の場所 → □(答え)
だから式はこうです。
800 × 0.8 = □計算すると 640。
答えは 640円 です。
💡小数の計算が苦手な子への「逃げ道」
「0.8を掛けるのが不安…」という子もいます。
その時は、こう言い換えると一気にラクになります。
例:800円の0.8倍
→ 800 × 8 = 6400
→ 6400 ÷ 10 = 640円
「小数が怖い」子は、この逃げ道があるだけで手が止まらなくなりますよ。
例2:「800円が640円になった。何%(何倍)?」
逆に、「何%ですか?」と聞かれる問題も考え方は同じです。
これも「5 × 2倍 = 10」に当てはめます。
今回は「倍率」が分からないので、真ん中が□になります。
800 × □ = 640思い出してください。「5 × □ = 10」の時、□を出すには「10 ÷ 5」をしましたよね。
だから今回も割り算です。
計算すると 0.8。
0.8倍 = 80% です。
まとめ:割合はセンスではなく「手順」です
この「倍数置き換え法」の良いところは2つあります。
- 「元にする量」などの難しい言葉探しをしなくていい
- いつもの掛け算・割り算に戻せるので安心感がある
割合が苦手な子は、
「解き方の手順」が複雑すぎて混乱しているだけなのです。
お家で宿題を見る時は、ぜひ
「まずは%を倍に直してみよう」
「5の2倍は10と同じだよ。□はどこかな?」
と声をかけてあげてください。
家で教えるのが難しい時は、遠慮なく頼ってください
とはいえ、5年生はお子様の自我も芽生え、親御さんが教えようとすると
「お母さんのやり方は違う!」と喧嘩になりやすい時期でもあります。
- 「理屈は分かったけれど、家でここまで丁寧に教える余裕がない…」
- 「子どもが素直に聞いてくれない」
そんな時は、私たち合格屋マックスにお任せください。
教室では、公式の丸暗記ではなく、今回の記事のような「数の感覚」を大切にした指導を行っています。
体験授業や面談では、まずお子様が「どこで止まっているか(変換?□の見抜き?計算?)」を一緒に特定し、最短の手順で立て直します。
つまずきやすい「小5の壁」を、一生使える「算数の得意単元」に変えていきましょう!
合格屋マックスがお届けする、家で教えるためのヒント集です。
- 【基本】割合の公式「く・も・わ」を使った教科書通りの教え方
- 【今回】公式が苦手な子へ。「%=倍」で解く逆転の教え方
- (今後追加する記事へのリンク…)

