原子・分子・化学式・質量保存を
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今日は化学分野の超・基礎編!
このあと出てくる「化学反応式」の前に絶対に必要な、
- 原子
- 分子
- 化学式
- 質量保存
を、いっきに得点源にするよ。
「H と H₂ って何が違うの?」
「数字が2個出てくる(右下と前)けど、何が違うの?」
今日で全部片付けよう。
ここが分かれば化学は、ただのブロック遊びになる!
1. 「原子」と「分子」の違いは「一人」か「チーム」か!
① 世界は「原子」でできている
原子(げんし)= 物質を作る最小の粒。
これ以上分けられない 「レゴブロックの1ピース」 みたいなもの。
【例】
- 水素原子:H
- 酸素原子:O
- 銅原子:Cu
② 原子が手をつないだ「チーム」=分子
分子(ぶんし)= 原子がいくつか結びついたチーム。
この形になって初めて「その物質らしさ」が出ることが多い。主に気体。
【例】
- 水素分子:H₂
- 酸素分子:O₂
- 水分子:H₂O
✅ 入試の注意点
- H₂ や O₂ は 「分子」
- 銅 Cu、鉄 Fe などの金属は、入試では 「分子をつくらない扱い」
(=「原子がたくさん集まった固体」と考えると◎)

2. これだけは覚えろ!入試必須の化学式
① 入試でまず覚える「分子をつくりやすい気体」
(高校入試で頻出)
| 物質名 | 化学式 | 覚え方 |
|---|---|---|
| 水素 | H2 | Hが2人でペア |
| 酸素 | O2 | Oが2人でペア |
| 窒素 | N2 | Nが2人でペア |
| 塩素 | Cl2 | Clが2人でペア |
✅ 補足
ヘリウム(He)みたいに「1個」で存在する気体もあるけど、
高校入試はまず H₂、O₂、N₂、Cl₂を固めればOK!
② 入試で超頻出の「化合物(組み合わせの式)」
ここは「分子かどうか」より、原子の数の割合で覚えると強い。
| 物質名 | 化学式 | 読み方(割合) |
|---|---|---|
| 水 | H2O | Hが2、Oが1 |
| 二酸化炭素 | CO2 | Cが1、Oが2 |
| アンモニア | NH3 | Nが1、Hが3 |
| 酸化銅 | CuO | Cuが1、Oが1(1:1) |
✅ 重要(ここで迷わないために)
CuO は「Cu と O の比が 1:1 の物質」だと思えれば勝ち。
入試では「分子かどうか」で悩まず、割合で即答しよう。
③ 分子をつくらない(高校入試での整理)
金属は「一匹狼」だから数字がつかない!
| 例 | 化学式 |
|---|---|
| 銅 | Cu |
| 鉄 | Fe |
| マグネシウム | Mg |
| 銀 | Ag |
| ナトリウム | Na |
| 炭素(原子の集まり) | C |
④ 【超重要】小さい「2」と大きい「2」の違い!
ゆうと👦
「H₂ はわかったけど、2H₂ って何?
どっちも“2個”って意味だろ?何が違うんだ?」
あかり👩
「全然違うよ!ここ、テストで一番間違えるところ!」
- 右下の小さい数字(下付き)= 1チームの人数(メンバー構成)
- 前の大きい数字(係数)= チームが何組あるか(セット数)
例1:H₂(水素分子が1つ)
意味:Hくんが2人で手をつないだ「1つのペア」
合計:H原子は 2個
例2:2H₂(水素分子が2つ)
意味:「Hペア」が 2組 ある
合計:H原子は 2×2=4個
ゆうと👦
「なるほど!小さい数字は『メンバー構成』で、大きい数字は『セット数』か!」
あかり👩
「そう!だから数合わせ(化学反応式)では
下付きは絶対に変えない!
変えていいのは係数だけ!
これが鉄則!」

3. 質量保存の法則「消えたり増えたりしない!」
① 化学変化は「組み替え」だけ
★質量保存の法則
化学変化の前後で、全体の質量は変わらない。
【理由】
原子の組み合わせが変わるだけで、原子そのものは増えたり減ったりしないから。
② 質量が変わって見えるのはなぜ?
「増えた・減った」に見えるのは、気体が出入りしているから。
- 鉄が重くなる:空気中の酸素がくっついた(増えた分=酸素の質量)
- 木炭が軽くなる:二酸化炭素などが外へ逃げた(逃げた分=気体の質量)
✅ 結論
密閉容器なら、気体が逃げない・入らないので、質量は必ず変わらない。

4. 先生から「ここだけは押さえろ!」
① 原子と分子
- 原子=最小の粒(1ピース)
- 分子=原子がつながったチーム(例:H₂ , O₂)
② 化学式の読み方
- 下付き数字=1チームの人数(H₂Oは水素原子Hが2個ある)
- 係数:分子が何個あるか(2H₂Oは水分子H₂Oが2個ある)
③ 質量保存
- 原子は消えない・増えない → 全体の質量は保存
- 開放だと気体が出入りして「変わったように見える」
- 密閉なら必ず変わらない
5. 引っかかり厳禁!○×チェック
Q1.銅は「Cu₂」という分子をつくる。
【答え】×
(解説)銅は金属。入試ではCuで表す(分子をつくらない扱い)。
Q2.木炭を燃やすと質量が減るのは、質量保存が成り立たないからである。
【答え】×
(解説)CO₂などが外へ逃げただけ。逃げた分も含めれば保存される。
Q3.水(H₂O)は、水素原子2個と酸素原子1個が結びついた物質である。
【答え】〇
6. 入試レベル!確認問題(得点力UP版)
(1) 次の物質の化学式を答えよ。
① 酸素 ② 酸化銅 ③ マグネシウム
【解答】(1) ① O₂ ② CuO ③ Mg
(2) 密閉した容器の中で、石灰石とうすい塩酸を反応させた。
反応前後で容器全体の質量はどうなるか。
【解答】変わらない
(3) 化学変化の前後で質量が変わらない理由を、「原子」という言葉を使って説明せよ。
【解答】 原子の組み合わせが変わるだけで、原子の種類や数が変わらないから。
★(4)(反応式の入口)次の反応式の係数をそろえよ。
H₂ + O₂ → H₂O
【解答】2H₂ +O₂ → 2H₂O
(ポイント:下付きは絶対に変えない。係数だけで数を合わせる)
エンディング
ゆうと 👦:
「よし…! 原子と分子って、最初は意味不明だったけど、レゴだと思ったら一気にスッキリしたわ。」
あかり 👩:
「いいね。原子=1ピース、分子=チーム。これが分かると、化学式も“数え方”になるからね。」
ゆうと 👦:
「あとさ、質量保存って“消える”とか“増える”とかじゃなくて、組み替えなんだな。密閉なら絶対変わらないってのも覚えた!」
あかり 👩:
「その感覚が入試の正解ルートだよ。次は化学反応式。今日の知識がそのまま“数合わせ”の武器になる。」
ゆうと 👦:
「よーし、化学って意外とゲームっぽいな。次も行けそう!」
あかり 👩:
「その調子。基礎が固まった人から、化学は一気に伸びるよ。次回も得点源にしよう!」
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