😎 室町時代は戦と文化が熱かった!🔥
よっ、歴史好き中学生のみんな!🙌 今回は、あの有名な戦国時代のちょっと前、「室町時代」についてわかりやすく解説していくぞ!
鎌倉幕府を倒したのに…!?😨 新しい政治はすぐ崩壊?!
武士が政治を始めた鎌倉時代!⚔️ …でも、時代は常に変化するのだ…!
武士の不満が爆発して鎌倉幕府は滅亡!💨 次に登場したのは…なんと、 天皇中心の政治「建武の新政」!✨
でも、この新政、武士を軽視した政治になっちゃって、またまた武士たちの不満が…😠💥
そこで立ち上がったのが、足利尊氏! 尊氏は、仲間の武士たちと力を合わせて、あっという間に新政を倒しちゃったんだ!😲
そして… 1336年、室町幕府がスタート!✨
…って、あれ? また武士が政治するの?!😂 そう! 室町時代も武士の時代なんだ!
天皇が二人いた! 😨 約60年続いた「南北朝時代」って?
尊氏は新しい政治を始めたんだけど、実はこの頃、日本には二人の天皇がいたんだ!😲
尊氏が支持する京都の天皇(北朝)と、前の天皇(南朝)が対立!⚔️ 日本は真っ二つに分裂?!😱
この時代を「南北朝時代」って言うんだけど、約60年も戦いが続いたんだって!😨
この戦乱のせいで、室町幕府はなかなか力をつけられなかったんだ…😢
町は活気に満ち溢れていた?!🤩 商売大繁盛!💰
戦乱の影で、実は町は活気に満ちていたんだ!😲
毎週のように 定期市 が開かれ、人々は買い物を楽しみ、商売をする人たちは稼ぎまくり!💰
中国との 日明貿易 も始まって、中国製の豪華な品物が手に入るように!✨
「おい、そこの兄ちゃん!宋銭でこの絹織物買うかい?」 なんて声が聞こえてきそう!👂
農村でも変化が!?😲 一揆って… え、暴動?!😱
町だけじゃなく、農村でも変化が!😲 村人たちで力を合わせて、水路を作ったり、ルールを決めて暮らしていたんだ。これが 惣 って呼ばれる組織!🤝
でも… 時には、年貢のことで我慢の限界に達しちゃうことも…!😠💥
「もう我慢できん!年貢減らせー!」 と立ち上がった農民たちによる大規模な暴動が… そう、一揆 だ!🔥
特に有名なのが 土一揆!😠 借金帳消しを求めて、金貸しを襲撃したり…
戦乱の世の中、農民たちも必死に生きていたんだね!💪
でも! 室町時代は文化がすごいんだ!🤩✨
戦乱の時代だったけど、実は文化が大きく発展したのも室町時代!😲
- 金閣寺で有名な北山文化、銀閣寺や書院造が生まれた東山文化… めっちゃ豪華絢爛で美しい!✨
- 能や狂言といった伝統芸能も大人気に!🎭
- 水墨画や御伽草子など、新しい芸術も登場!🎨📚
…と、室町時代は文化面でめちゃくちゃ面白い!🤩✨
…と、ここまで駆け足で室町時代を解説してみたけど、どうだったかな?🤔
室町時代は、戦乱と新しい文化が生まれた時代!✨ みんなももっと深く調べてみてね!😉👍
【ポイントまとめ】
- 室町幕府: 足利尊氏が作った、武士による政治組織!
- 南北朝時代: 天皇が二人いた時代!約60年も戦いが続いたんだって!😨
- 日明貿易: 中国(明)との貿易!🇨🇳
- 惣: 村の自治組織!🤝
- 一揆: 農民たちによる大規模な暴動!🔥
- 北山文化・東山文化: 代表的な建築様式や絵画、文学などが生まれたよ!✨
室町幕府のキーワード
政治・軍事
- 建武の新政:後醍醐天皇による政治改革。武士の不満を買い短期間で崩壊。
- 足利尊氏:室町幕府を開く。
- 室町幕府:足利尊氏によって開かれた幕府。
- 南北朝の内乱:後醍醐天皇の南朝と、足利尊氏擁立の北朝による内乱。
- 守護大名:守護が国内の武士を家来にしていき、国全体を支配するようになった大名。
- 足利義満:南北朝を統一した室町幕府第3代将軍。
- 管領:将軍を補佐する役職。
- 鎌倉府:関東支配のために置かれた機関。
- 倭寇:中国、朝鮮沿岸で活動した武装商人や海賊。
- 日明貿易(勘合貿易):足利義満が開始した明との貿易。勘合と呼ばれる割符を用いた。
- 応仁の乱:将軍継承問題などをきっかけに起こった大規模な内乱。
- 下剋上:身分の低い者が実力で上位者を倒すこと。
- 戦国時代:応仁の乱後、約100年間続いた戦乱の時代。
- 戦国大名:領国支配を強めた戦国時代の有力大名。
- 分国法:戦国大名が領国支配のために定めた法律。
- 城下町:戦国大名が武士や商工業者を集めて作った町。
経済・社会
- 荘園:貴族や寺社などが所有した私有地。
- 年貢:荘園領主が農民から徴収した税。
- 惣:農村における自治組織。
- 土一揆:農民による一揆。正長の土一揆は、京都近郊で発生した。
- 国一揆:国人や農民が主体となった一揆。山城国一揆は、守護大名に対抗して自治を行った。
- 一向一揆:一向宗の信徒による一揆。加賀国では守護大名を倒し、独自の自治を行った。
- 座:同業者の団体。営業の独占権などを得ていた。
- 土倉・酒屋:金融業を営んだ商人。
- 町衆:都市に住む裕福な商工業者。
- 定期市:定期的 に開催される市場。
- 運送業:馬借や問など。
- 関所:交通の要所に設けられた、通行税徴収所。
文化
- 北山文化:足利義満の時代の文化。金閣が代表例。
- 東山文化:足利義政の時代の文化。銀閣、書院造が代表例。
- 能・狂言:室町時代に発展した芸能。観阿弥、世阿弥が活躍。
- 水墨画:墨一色で描く絵画。雪舟が有名。
- 御伽草子:絵入りの物語。
- 連歌:複数人で歌をつなげていく文芸。
- 足利学校:関東地方の代表的な教育機関。
その他
- 朝鮮国:李成桂が高麗を倒して建国。
- 琉球王国:尚氏が建国。中継貿易で栄えた。
- アイヌ民族:蝦夷地で狩猟や漁撈、交易を行っていた民族。
- 二毛作:一年に二種類の作物を栽培する農法。
室町幕府:キーワードまとめ
1336年、鎌倉幕府を滅ぼした後醍醐天皇による建武の新政は、武士を重視しない政策により、わずか2年で崩壊する。後醍醐天皇と対立した足利尊氏は、武家中心の政治体制を目指し、京都に室町幕府を開いた。
南北朝の動乱と幕府権力の確立
しかし、後醍醐天皇は南朝を開き、天皇家が南北に分裂。約60年続く南北朝の内乱が勃発する。この内乱の中で、尊氏は各地の武士を従えるため、守護に大きな権限を与えた。これが、後に幕府を脅かす守護大名の台頭を招くことになる。
3代将軍足利義満は、1392年に南北朝を統一。幕府権力を強化するため、有力守護大名を管領に任命し、将軍を補佐させた。また、**日明貿易(勘合貿易)**を開始し、莫大な利益を得ることで幕府の財政を潤し、その権威を高めた。
文化の開花と経済の発展
義満の時代は、公家文化と武家文化を融合させた北山文化が栄え、金箔を用いた豪華絢爛な金閣はその象徴として知られる。
経済も発展し、農村では二毛作の普及により農業生産が向上。都市では定期市が盛んに開かれ、運送業も発達した。商人たちは座を結成し、経済活動における影響力を強めていった。
応仁の乱と戦国時代
義満の死後、幕府権力は再び衰退し、守護大名間の対立が激化。1467年、将軍後継問題などをきっかけに応仁の乱が勃発する。
この戦乱は全国に拡大し、11年にもわたって続いた。京都は焼け野原となり、幕府の権威は地に落ちる。
応仁の乱を契機に、社会は下剋上の嵐に巻き込まれる。実力のあるものが台頭し、農民による土一揆、国人や農民による国一揆、一向宗徒による一向一揆などが頻発。守護大名の中には、家臣や国人に倒されるものも現れ、戦乱はさらに激化していった。
戦国大名の台頭と幕府の終焉
戦乱の世の中で、新たな勢力として戦国大名が登場する。彼らは、家臣団を編成し、領国支配を強化するために分国法を制定。経済力を高めるため、城下町を築き、商工業者を保護した。
戦国大名は、領地をめぐって互いに争い、天下統一を目指すようになる。こうして、室町幕府の権威が失墜していく中、約100年続く戦国時代が幕を開けることとなる。
室町幕府は、南北朝の内乱や応仁の乱など、多くの困難に直面しながらも、約260年間にわたり日本の政治・経済・文化に大きな影響を与えた。しかし、戦乱を収束させることができず、最終的には戦国大名に取って代わられる形で滅亡を迎えた。
室町幕府: 内容理解確認テスト
【穴埋め問題】 次の文の空欄に適切な語句を記入しなさい。
① 室町幕府を開いたのは( )である。
② 足利義満が開始した、明との貿易を何というか。( )
③ 後醍醐天皇が行った政治改革を何というか。( )
④ 室町時代に発展した、金箔を多用した豪華絢爛な文化を何というか。( )
⑤ 室町時代、農村で人々が作り始めた自治組織を何というか。( )
⑥ 農民たちが団結して年貢の軽減などを要求して起こした一揆を何というか。( )
⑦ 室町時代、商工業者が結成した同業者の組織を何というか。( )
⑧ 室町時代に発展した、墨一色で描く絵画を何というか。( )
⑨ 天皇家が南北に分裂し、約60年続いた内乱を何というか。( )
⑩ 将軍後継問題などをきっかけに1467年に起こり、全国に拡大した内乱を何というか。( )
⑪ 応仁の乱後、各地で台頭し、領国支配を強めた大名を何というか。( )
⑫ 戦国大名が領国支配のために制定した法律を何というか。( )
⑬ 室町時代に、農業生産性を高めるため広まった、1年に2種類の作物を栽培する農法を何というか。( )
⑭ 室町時代に発展した、絵入りの物語を何というか。( )
⑮ 室町幕府において、将軍を補佐する役職を何というか。( )
⑯ 室町時代に、交通の要所に設けられ、通行税を徴収した場所を何というか。( )
⑰ 足利義政が建てた、東山文化を代表する建築物を何というか。( )
⑱ 室町時代後期に、身分の低い者が実力で上位者を倒す風潮が広まったことを何というか。( )
⑲ 室町時代に、中国や朝鮮の沿岸で活動した、海賊行為を行う者たちを何というか。( )
⑳ 室町時代に発展した芸能で、足利義満の庇護を受けた観阿弥・世阿弥親子が活躍したものを何というか。( )
解答と解説
① 足利尊氏:鎌倉幕府を滅ぼし、後醍醐天皇と対立した後に室町幕府を開いたのは 足利尊氏 です。
② 日明貿易 (または 勘合貿易 ):足利義満が開始した、明との貿易は 日明貿易 (または 勘合貿易 )です。
③ 建武の新政:武士を重視しない政策などが原因で、短期間で崩壊した、後醍醐天皇による政治改革は 建武の新政 です。④ 北山文化:金閣などが代表例として挙げられる、室町時代に発展した豪華絢爛な文化を 北山文化 といいます。
⑤ 惣:室町時代に農村で作られた自治組織は 惣 です。
⑥ 土一揆:年貢の軽減などを要求して農民が起こした一揆を 土一揆 といいます。
⑦ 座:室町時代に商工業者が結成した同業者組織は 座 です。
⑧ 水墨画:雪舟などが有名である、室町時代に発展した、墨一色で描く絵画は 水墨画 です。
⑨ 南北朝の内乱:後醍醐天皇の死後、天皇家が南北に分裂して起こった内乱は 南北朝の内乱 です。
⑩ 応仁の乱:室町時代の後期に起こった、将軍後継問題などをきっかけとした内乱は 応仁の乱 です。
⑪ 戦国大名:応仁の乱後、各地で台頭し、独自の法律や軍隊を持った大名を 戦国大名 といいます。
⑫ 分国法:戦国大名が領国支配を強めるために制定した独自の法律は 分国法 です。
⑬ 二毛作:稲と麦など、異なる種類の作物を、同じ田畑で一年に二回栽培する農法を 二毛作 といいます。
⑭ 御伽草子:室町時代に発展し、庶民の間で広く読まれた絵入りの物語は 御伽草子 です。
⑮ 管領:室町幕府で、将軍を補佐する役職は 管領 です。
⑯ 関所:交通の要所に設けられ、通行税を徴収するために置かれた施設は 関所 です。
⑰ 銀閣寺:銀閣(観音殿)が有名な、東山文化を代表する建築物が 銀閣寺 です。
⑱ 下剋上:室町時代後期に、身分の低い者が実力で上位者を倒す風潮が広まったことを 下剋上 といいます。
⑲ 倭寇:貿易を行う一方で、海賊行為を行うこともあった集団を 倭寇 といいます。
⑳ 能:室町時代に発展した、仮面をつけて演じる芸能は 能 です。
以上、室町時代について大きな流れが理解できるようにまとめてみました。歴史は、最初に大きな流れを押さえるとわかりやすくなります。大きな流れを押さえるのために役立ててください。
😊「なんだ。簡単じゃん」と感じてもらえたらすごくうれしいです。わかりにくい問題があったら、教えてください。簡単に説明したり、わかりやすい他の方法で、もっと楽に理解が深まります。
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