代表値って実は超カンタン!メジアンとモードを完全マスター!
こんにちは!数学って聞くと、「うっ…難しそう…」って思う人もいるよね?
特に「代表値」とか言われると、「え、何それ?初耳!」ってなる人もいるかも。
でも、心配しなくて大丈夫!代表値は、実はとってもシンプルで、日常生活でも役立つ考え方なんだ。
今日は代表値の中でも特に重要な 「中央値(メジアン)」と「最頻値(モード)」 について、わかりやすく解説するよ!
中央値(メジアン)って何?
中央値(メジアン)とは、データを小さい順に並べたときに、ちょうど真ん中にくる値のこと。
例えば、クラスの10人がテストで取った点数が次のような場合を考えてみよう。
点数:63, 89, 74, 67, 51, 82, 76, 90, 85, 78
この点数の中央値を求めてみよう!
中央値の求め方
① 点数を小さい順に並べ替える
→ 51, 63, 67, 74, 76, 78, 82, 85, 89, 90
② 真ん中の値を見つける
データが 偶数個(10個) の真ん中だから、5番目と6番目の値「76」と「78」を選ぶ。
③ 真ん中2つの平均を計算する
(76 + 78) ÷ 2 = 77
つまり、中央値は 77点 になる!
もしデータの個数が 奇数個 だったら、真ん中の値がそのまま中央値になるよ。
最頻値(モード)って何?
最頻値(モード)とは、データの中で 一番多く出現する値 のこと。
例えば、クラスの男子25人の握力検査の結果をまとめた表を見てみよう。
握力(kg) | 度数(人) |
---|---|
15以上20未満 | 1 |
20~25 | 3 |
25~30 | 8 |
30~35 | 5 |
35~40 | 6 |
40~45 | 2 |
合計 | 25 |
この表から、最頻値を求めてみよう!
最頻値の求め方
① 度数が一番多い階級を見つける
→ 25~30kgの階級の度数が 8人 で一番多い!
この階級を 最頻階級 というよ。
② 最頻階級の真ん中の値を求める
25~30kgの真ん中の値は 27.5kg。
よって、最頻値は 27.5kg だ!
メジアンは真ん中の人、モードは1番人気!
「メジアン?モード?どっちがどっちだっけ…?」と迷うことはないかな?
そんな時は 「メジアン=真ん中の人」「モード=1番人気」 と覚えるとカンタンだよ!
🔹 メジアン(中央値)=真ん中の人 → マラソン大会で、ちょうど真ん中の順位の人!
🔹 モード(最頻値)=1番人気 → クラスで1番人気のメニューや、みんなが選ぶ好きな色!
こう考えると、メジアンとモードの違いが一気にスッキリするよね!
動画で復習
中央値 → 真ん中
最頻値 → 一番人気
代表値が便利な理由
代表値(平均値・中央値・最頻値)は、たくさんのデータの特徴を 「ひとつの数字で」 簡単に表すことができる便利なツールです。なぜ役に立つのか、具体的な理由を説明します!
1. データの全体像を一瞬でつかめる!
例えば、テストの点数が 50, 55, 60, 90, 95 だったとします。このとき、5つの数字をひとつずつ見ても、どんな傾向があるのか分かりにくいですよね?
✅ 代表値を使うと…
- 平均値(アベレージ) → 70点(だいたいこのくらいの点数の人が多い)
- 中央値(メジアン) → 60点(ちょうど真ん中の点数)
- 最頻値(モード) → なし(同じ点数が出ていない)
これで、「ほとんどの人は60点以上だけど、一部の高得点が平均を押し上げている」 ということが分かります!
2. データのバラつきを整理できる!
大きい数字や小さい数字が混じっていると、データの全体像がつかみにくくなります。
✅ 中央値(メジアン)を使うと…
極端に高い点数や低い点数があっても、データの「真ん中」を取るので 影響を受けにくい!
→ 例えば、クラスのテスト結果が 40, 42, 45, 48, 95 だった場合、
- 平均値 → 54点 (95点の影響で高くなりすぎ)
- 中央値 → 45点(データの真ん中に近い!)
極端な値があるときは、中央値のほうが実際のデータのイメージに近くなることが多い!
3. 最も一般的な値を知ることができる!
「どんなデータが一番多いのか?」を知りたいときには、最頻値(モード) が便利!
✅ 例えば…
「好きな飲み物アンケート」 の結果が
- コーラ(5人)
- お茶(10人)
- ジュース(5人)
だった場合、最頻値(モード)は「お茶」 なので、 「クラスではお茶が一番人気!」 ということがすぐ分かる!
4. 日常生活やビジネスでも活躍!
代表値は 日常生活 や ビジネスの分析 でも役に立っています!
✅ ニュースや統計
- 「日本人の平均寿命は約84歳」 → 平均値を使っている!
- 「人気のスポーツランキング1位はサッカー!」 → 最頻値を使っている!
✅ ビジネスやマーケティング
- 「この商品の平均購入価格は1,500円」 → 平均値 を使って価格設定!
- 「この時間帯が一番売れる!」 → 最頻値 を使って売上UP!
まとめ
✅ データの全体像を一瞬でつかめる!
✅ バラつきがあるデータも整理できる!
✅ 「よくあるパターン」をすぐに把握できる!
✅ 日常生活やビジネスでも活躍!
代表値を使いこなせると、データを賢く読み取る力がつく! ぜひ、日常のいろんなデータを代表値で分析してみよう!
代表値を使うと、データ全体の特徴を 簡単に把握 できるよ!
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