日本の中心・関東を「流れ」と「結果」でつなぐ
「関東地方、覚える単語が多すぎて無理……」
「京浜と京葉の違いとか、どっちでもよくない?」
そんなふうに思って、参考書を閉じたことはありませんか?
実は、関東地方は「ある一つの言葉」さえわかれば、暗記量が半分以下になるボーナスステージなんです。
その言葉とは、「集まりすぎた」。
この記事では、地理が苦手な人でも
- 「なぜ」工場がそこにあるのか?
- 「なぜ」昼と夜で人口が変わるのか?
その理由を、一本のストーリーで完全解説します。
読み終わる頃には、「あれ? 関東って実は簡単かも」と思えるようになっているはずです。
まずは、いつもの二人と一緒に「関東の正体」を見ていきましょう!
登場人物
👦 ゆうと
地理アレルギー。覚える用語が多すぎてキレ気味。
👧 あかり
「なぜ?」を説明して、暗記を減らすナビゲーター。
【第1部】関東地方は「集まりすぎた日本の中心」
① 関東って、何がそんなに特別なの?
🟦 物語(ストーリー)
👦 ゆうと
「ねえ、関東地方ってさ、覚えること多すぎない?
農業も工業も人名も、なんでもかんでも出てくるじゃん。
これ、嫌がらせ?」
👧 あかり
「ふふ、気持ちはわかるよ。
でもそれ、関東が日本の『モンスター地域』だから仕方ないの。」
👦 ゆうと
「モンスター?」
👧 あかり
「そう。日本中の『お金』『人』『モノ』『情報』を、ぜんぶ飲み込んじゃった場所なの。
だから、ここにはすべてがある。」
👦 ゆうと
「うわ、欲張りだなあ。」
👧 あかり
「その『欲張りすぎてパンパンになった状態』をイメージできれば、関東のテストは勝てるよ。」
🟩 入試の要点
👉 入試変換
関東地方:日本の政治・経済・人口が集中し、首都機能を持つ地域
② 仕事が集まる → 人が集まる
🟦 物語(ストーリー)
👦 ゆうと
「なんでそんなに集まっちゃったわけ?」
👧 あかり
「単純だよ。東京に『国の司令塔(政府)』と『会社の本部』があるから。」
👦 ゆうと
「あー、ニュースで見るやつ。」
👧 あかり
「会社があれば、仕事があるでしょ?
仕事があるところには、誰が来る?」
👦 ゆうと
「……働きたい人?」
👧 あかり
「正解。だから地方から人がどんどん流れ込んだの。
でも、人が来すぎると困ることもあるよね?」
👦 ゆうと
「満員電車とか?」
👧 あかり
「それ! あとゴミ問題とか、家が足りないとかね。」
🟩 入試の要点
👉 結果
- 人口集中(過密)
- 交通渋滞・通勤ラッシュ
- ゴミ・騒音などの都市問題
👉 入試変換
人口集中 → 様々な都市問題が発生
③ 京浜と京葉、どっちがどっち?
🟦 物語(ストーリー)
👦 ゆうと
「工業の話も嫌なんだよなぁ。
『京浜(けいひん)』と『京葉(けいよう)』とか、名前似すぎでしょ。
どっちも海沿いだし。」
👧 あかり
「これ、歴史の古さで考えると一発だよ。
『京浜』はおじいちゃん、『京葉』は若者だと思って。」
👦 ゆうと
「え? おじいちゃん?」
👧 あかり
「『京浜(東京・横浜)』は明治時代からある古株なの。
だから、東京の中にたくさんある『新聞社(印刷)』とか、細かい技術が必要な『機械』が得意。」
👦 ゆうと
「じゃあ『京葉(千葉)』は?」
👧 あかり
「こっちは戦後にできた若者。
広い埋立地を作って、ドカーンとでっかい『化学コンビナート』や『発電所』を作ったの。」
👦 ゆうと
「なるほど。
細かい京浜、でっかい京葉ってことか。」
🟩 入試の要点
京浜工業地帯
- 東京・川崎・横浜
- 印刷・出版・情報通信・機械
- 特徴:大都市の中にある(軽工業が多い)
京葉工業地域
- 千葉県の埋立地
- 化学・エネルギー(火力発電)
- 特徴:原料を輸入して加工する重化学工業
④ ⑤ 海沿いはパンク → 内陸へ逃げろ
🟦 物語(ストーリー)
👦 ゆうと
「でもさ、海沿いばっかり工場作ってたら、土地なくならない?」
👧 あかり
「鋭い! まさにそれが起きたの。
土地は高いし、渋滞ひどいし、公害もうるさいし。」
👦 ゆうと
「工場長だったら『もう無理!』ってなるね。」
👧 あかり
「でしょ?
だから、工場たちは引越しを始めたんだ。
『海はないけど、高速道路があって、土地が広くて安い場所』へ。」
👦 ゆうと
「それが……北関東(群馬・栃木)?」
👧 あかり
「大正解。
だから北関東には、広い場所が必要な『自動車工場』がたくさんあるんだよ。」
🟩 入試の要点
👉 流れ
海沿いが過密になる → 地価高騰・渋滞
↓
内陸部(北関東)へ移動
(高速道路沿いの工業団地)
北関東工業地域
- 群馬・栃木・茨城
- 自動車・電気機械
⑥ 鹿島港は「砂浜を掘った」
🟦 物語(ストーリー)
👦 ゆうと
「あとさ、茨城の『鹿島(かしま)』って場所、よく出るよね。
ここだけ特別扱いなのはなんで?」
👧 あかり
「ここはね、人間が無理やり作った港だからすごいの。」
👦 ゆうと
「無理やり?」
👧 あかり
「元々はただの砂浜だったんだよ。
そこをYの字に、ものすごく深く掘って、超大型船が入れるように改造したの。」
👦 ゆうと
「へえー、工事現場みたいだな。」
👧 あかり
「そう。だから『工場のためだけの港』なの。
東京湾みたいに人がごちゃごちゃしてないから、使いやすいんだよ。」
👦 ゆうと
「東京湾は“人用”、鹿島は“工場用”か。
港も使い分けるんだな。」
🟩 入試の要点
鹿島臨海工業地域
- 掘り込み式港湾(人工的に深く掘った)
- 大型船が入港可能
- 石油化学・鉄鋼が中心
👉 入試変換
鹿島 = 「掘り込み式」のキーワードが出たら即答
⑦ 昼と夜で人口が変わる?
🟦 物語(ストーリー)
👦 ゆうと
「『昼間人口』って言葉も意味わかんない。
人は一人なんだから、昼も夜も変わんないでしょ?」
👧 あかり
「ゆうと君、朝の満員電車、テレビで見たことある?」
👦 ゆうと
「あるある。ギューギュー詰めのやつ。」
👧 あかり
「あれ、『埼玉や千葉で寝てた人』が『東京へ働きに来ている』んだよ。」
👦 ゆうと
「あ、そっか!
じゃあ、昼間の東京は人が増えてるのか。」
👧 あかり
「そう。で、夜になるとみんな埼玉や千葉の家に帰る。」
👦 ゆうと
「だから東京は『昼>夜』になるのか!」
🟩 入試の要点
東京(都心)
- 昼:他県から通勤・通学者が来る → 人口が多い
- 夜:埼玉・千葉・神奈川へ帰る → 人口が減る
👉 入試変換
東京 = 昼間人口指数が100を超える
埼玉・千葉 = 昼間人口指数が100を下回る(ベッドタウン)
⑧ ⑨ ヒートアイランドと行政
🟦 物語(ストーリー)
👦 ゆうと
「人が集まりすぎると、空気も悪そうだし暑そうだよね。」
👧 あかり
「そう、それがヒートアイランド現象。
エアコンの熱とコンクリートの照り返しで、夜も暑い。」
👦 ゆうと
「最悪じゃん。」
👧 あかり
「だから、行政(役所)の仕事もパンクしちゃうの。
『県だけじゃ無理! 市でもやって!』って権限を渡したのが、政令指定都市だよ。」
👦 ゆうと
「横浜市とか川崎市とかさいたま市とか?」
👧 あかり
「そう。全部『人が多すぎるからパワーアップした市』ってこと。」
🟩 入試の要点
ヒートアイランド現象
- 都市部の気温が異常に上がる
政令指定都市
- 人口が多い市(50万人以上など)に権限を与える
- 関東に多い(横浜・川崎・相模原・千葉・さいたま)
⑩ 都会の農業は「近い」が最強
🟦 物語(ストーリー)
👦 ゆうと
「最後、農業!
関東平野って、ビルだらけなのに農業なんてできるの?」
👧 あかり
「むしろ、ビルだらけだから儲かるんだよ。」
👦 ゆうと
「どういうこと?」
👧 あかり
「北海道で採れたレタスと、千葉で採れたレタス。
どっちが東京のスーパーに安く運べる?」
👦 ゆうと
「そりゃ千葉でしょ。トラックですぐだし。」
👧 あかり
「でしょ? 運賃がかからないし、新鮮だから高く売れる。
これが『近郊農業(きんこうのうぎょう)』。」
👦 ゆうと
「なるほど、近さは武器か。」
👧 あかり
「あと、夏に高原(群馬の嬬恋など)で作るキャベツも大事。」
👦 ゆうと
「なんでわざわざ山の上で?」
👧 あかり
「夏は平地だと暑すぎてキャベツが腐るから。
涼しい山の上で時期をずらして作るの。これが抑制栽培。」
🟩 入試の要点
近郊農業
- 大消費地(東京)に近い
- 輸送費が安い・新鮮
- 千葉・茨城・埼玉などで盛ん
抑制栽培(高冷地農業)
- 夏の涼しい気候を利用
- 群馬県(嬬恋村)のキャベツなど
- 出荷時期を遅らせて高く売る
⑪ まとめ|関東は成功しすぎた日本
👧 あかり
「どう?
『ごちゃごちゃしたモンスター』の正体、見えた?」
👦 ゆうと
「うん。
要するに『便利だから人が集まって、集まりすぎたから問題も起きて、工夫して生きてる』って感じ?」
👧 あかり
「完璧! それが記述問題の答えそのものだよ。」
⭐ 入試直前ワンフレーズ
関東地方=
“人・モノ・金が集まりすぎて、最強だけど窮屈な日本の中心”
【第2部|先生からここだけは絶対に押さえろ!】
「集まりすぎた日本の中心」を一気に整理|工業・人口・都市問題・農業の最重要チェック
✅ まず最初に
関東地方は
「覚える量が多い」=「全部覚えようとして失敗する」
単元です。
だから、やることは一つ。
👉 「理由で束ねて、少ない言葉で固定する」
以下は、これだけ覚えれば
選択・記述・正誤すべてに対応できる“最小セット”です。
① 関東地方を一文で言えるか?
⭐ 最重要ワンフレーズ
関東地方は、日本の政治・経済・人口が集中し、便利な反面、都市問題も多く発生した地域。
🔑 記述の採点ポイント
- 「集中」(または過密)
- 「便利」(機能が集まっている)
- 「都市問題」
この3つの要素が入っていれば満点です。
② 工業は「海 → 内陸」の流れで覚える
入試では「グラフの読み取り」や「地図上の位置」で出ます。
✔ 海沿いの工業(古い・狭い・便利)
❶ 京浜工業地帯(東京・神奈川)
- 場所:東京・川崎・横浜
- 特徴:印刷・出版・情報通信
- 理由:情報の中心(東京)に近いから
- 👉 入試キーワード:軽工業・情報・機械
❷ 京葉工業地域(千葉)
- 場所:千葉県の埋立地
- 特徴:化学・石油・鉄鋼・火力発電
- 理由:原料を船で輸入しやすいから
- 👉 入試キーワード:重化学工業・コンビナート
✔ 内陸への移動(超重要トレンド)
❸ 北関東工業地域(群馬・栃木・茨城)
- 流れ:海沿いが過密・渋滞・地価高い → 内陸へ移動
- 特徴:自動車・電気機械
- 理由:土地が広くて安い、高速道路が便利
- 👉 入試キーワード:内陸工業・高速道路沿い
③ 鹿島港が出たら即これ!
⭐ 入試最頻出ポイント
地図で茨城県の右下(鹿島)を指されたら、答えは一つ。
鹿島港(かしまこう)
- 掘り込み式の人工港(Y字型)
- 水深が深い
- 大型船が入港できる
- 石油化学・鉄鋼業がセット
👉 記述の鉄板:
「掘り込み式の港で、大型船が入港できるから」
④ 人が集まりすぎると何が起きる?
✔ 人口問題(昼と夜の差)
東京(都心)
👉 昼間人口 > 夜間人口
(昼は働きに来る人が多い)
埼玉・千葉・神奈川(周辺)
👉 ベッドタウン
(昼は東京へ働きに出るため、昼間人口が少ない)
✔ 環境問題
ヒートアイランド現象
- 原因:コンクリート、エアコンの熱、ビル風
- 結果:都市部の気温が異常に上がる(熱帯夜)
⑤ 行政もパワーアップする
✔ 政令指定都市(せいれいしていとし)
- 意味:人口が多い市(50万人以上)に、県の権限の一部を渡すこと。
- 背景:人が多すぎて、県だけでは管理しきれないから。
- 関東の例:横浜・川崎・相模原・千葉・さいたま
⑥ 都会でも農業は勝てる
関東平野は「関東ローム層」という土でおおわれています。
✔ 近郊農業(きんこうのうぎょう)
- 場所:千葉・埼玉・茨城の平野部
- 特徴:大消費地(東京)に近い
- メリット:輸送費が安い、新鮮なまま届く
- 作物:野菜、花、牛乳など
✔ 抑制栽培(よくせいさいばい)
- 場所:群馬県・嬬恋村(つまごいむら)などの高原
- 特徴:夏の涼しさを利用して、出荷時期を遅らせる
- 作物:キャベツ、レタス(高原野菜)
🧠 最後の総まとめ(ここが超重要)
⭐ 先生からの最終チェック
次の文を何も見ずに言えるか?
これが言えれば、関東地方は「合格」です。
「関東は、政治と経済が集中して人が集まりすぎた。だから工業は内陸へ移動し、農業は近さを武器にしている。」
【第3部|関東地方Q&A|ゆうと&あかりの疑問スッキリ教室】
- ❓Q1 関東って、正直「何でもあり」で覚えにくいんだけど?
-
👦 ゆうと
「関東地方ってさ、
工業も農業も都市も全部あるし、
正直『特徴がない』気がするんだけど。」👧 あかり
「それ、一番多い勘違いだよ。」👦 ゆうと
「え、そうなの?」👧 あかり
「関東の特徴はね、
『何でもある』ことじゃなくて、
『全部が集まりすぎた』こと。」👦 ゆうと
「あ……“集まりすぎ”か。」👧 あかり
「そう。
だから、便利すぎて人があふれて、問題も起きる。
『便利と混雑のセット』が関東の正体だよ。」 - ❓Q2 京浜と京葉、どっちが軽工業でどっちが重化学工業?
-
👦 ゆうと
「名前が似すぎて、
毎回ごちゃごちゃになるんだけど……。」👧 あかり
「じゃあ、“年齢”で考えよう。」👦 ゆうと
「年齢?」👧 あかり
「京浜は明治からの“おじいちゃん(古株)”。
だから、街の中に入り込める
印刷・出版・機械という『軽めのもの』が中心。」👦 ゆうと
「なるほど。細かい仕事向き。」👧 あかり
「京葉は戦後にできた“若者”。
広い埋立地で
化学・鉄鋼・エネルギーをドカーン!だよ。」👦 ゆうと
「古い=京浜(細かい)、
新しい=京葉(デカイ)、か。」 - ❓Q3 なんで北関東工業地域は、わざわざ内陸に移ったの?
-
👦 ゆうと
「海の近くのほうが船を使えて便利そうなのに、
なんで北関東に移ったの?」👧 あかり
「海沿いが便利すぎて、逆に無理になったから。」👦 ゆうと
「え?」👧 あかり
「土地は高い、渋滞はひどい、人は多い。
工場にとっては最悪の環境になったの。」👦 ゆうと
「ああ……引っ越したくなる。」👧 あかり
「そこで選ばれたのが
『高速道路があって、土地が広い』北関東。」👦 ゆうと
「船じゃなくて、トラック輸送に変えたってことか!」 - ❓Q4 鹿島港って、なんでそんなに重要なの?
-
👦 ゆうと
「鹿島港って、
東京湾より有名ってわけでもないのに、
なんで入試でよく出るの?」👧 あかり
「理由は一つ。
“工業のためだけに、砂浜を掘って作られた港”だから。」👦 ゆうと
「東京湾じゃダメなの?」👧 あかり
「東京湾は人も船も多すぎ。
過密すぎて、工業専用には使いにくいの。」👦 ゆうと
「なるほど……。」👧 あかり
「鹿島港はYの字に掘った
『掘り込み式港湾』。
だから大型船がスイスイ入れる。」👦 ゆうと
「“掘り込み式”って出たら鹿島だね。」 - ❓Q5 昼間人口と夜間人口って、何が大事なの?
-
👦 ゆうと
「昼も夜も同じ人間なのに、
人口が変わるって意味あるの?」👧 あかり
「意味、めちゃくちゃあるよ。
『人が動いている』証拠だから。」👦 ゆうと
「どういうこと?」👧 あかり
「東京は
昼:周りの県から働きに来る人が増える
夜:みんな家に帰って減る。」👦 ゆうと
「だから東京は昼のほうが多いのか。」👧 あかり
「逆に、埼玉や千葉は
夜にみんなが帰ってくるから“ベッドタウン”って呼ばれるの。」👦 ゆうと
「セットで覚えないとダメだね。」 - ❓Q6 都会なのに、なんで農業が成り立つの?
-
👦 ゆうと
「正直、関東で農業ってイメージない。」👧 あかり
「でもね、
“近さ”は最強の武器なんだ。」👦 ゆうと
「近さ?」👧 あかり
「東京のすぐ近くで作れば、
輸送費が安くて、新鮮でしょ?」👦 ゆうと
「あ、だから千葉とか茨城が強いのか。」👧 あかり
「そう。これが近郊農業。
あと、群馬のキャベツは?」👦 ゆうと
「えっと、山の上で作るやつ。」👧 あかり
「そう。涼しい気候を利用して、
他の地域が出せない夏に出荷して高く売る。
これが抑制栽培。」 - ❓Q7 結局、関東地方って一言で言うと?
-
👦 ゆうと
「情報多すぎて、
最後どうまとめればいいかわかんない。」👧 あかり
「じゃあ、これだけ覚えて。」関東地方は、人・モノ・金が集まりすぎて、便利になったけど、問題も生まれた地域。
👦 ゆうと
「それなら、書けそう。」👧 あかり
「それでいい。
入試は“完璧”より“ズレない”が大事だからね。」
【第4部】確認テスト 関東地方・一問一答チェック
このテストは、単語だけでなく「理由」が言えるかをチェックします。
全部答えられたら、関東地方は卒業です!
🟢 テーマA:人口・都市の仕組み
❓Q1 関東地方が、日本の中心といわれる最大の理由は何ですか?
▶ 解説付き解答
👉 日本の政治・経済・人口・情報が集中しているから。
(首都・東京があり、国の機能と企業の本社が集まったため)
❓Q2 関東地方で人口が集中した結果、起こった問題を2つ答えなさい。
✅ 模範解答
交通渋滞、ゴミ問題
(ほか:住宅不足、騒音、大気汚染などから2つ)
❓Q3 京浜工業地帯が発達した主な理由を答えなさい。
✅ 模範解答
大消費地(東京)に近く、製品を売りやすいため。
(印刷・出版・機械などの軽工業が中心)
❓Q4 京葉工業地域で、重化学工業が発達した理由を答えなさい。
✅ 模範解答
広い埋立地があり、原料を船で輸入しやすいため。
❓Q5 京浜工業地帯と京葉工業地域の違いを一言で説明しなさい。
✅ 模範解答
京浜は軽工業・機械が中心で、京葉は重化学工業が中心である点。
❓Q6 関東地方で工業が海沿いから内陸へ移動した、主な理由は何ですか?
✅ 模範解答
海沿いが過密になり、地価の高騰や交通渋滞が起きたため。
🔵 テーマB:工業の移動と特徴
❓Q7 京浜工業地帯が発達した主な理由を答えなさい。
✅ 模範解答
大消費地(東京)に近く、製品を売りやすいため。
(印刷・出版・機械などの軽工業が中心)
❓Q8 京葉工業地域で、重化学工業が発達した理由を答えなさい。
✅ 模範解答
広い埋立地があり、原料を船で輸入しやすいため。
❓Q9 京浜工業地帯と京葉工業地域の違いを一言で説明しなさい。
✅ 模範解答
京浜は軽工業・機械が中心で、京葉は重化学工業が中心である点。
❓Q10 関東地方で工業が海沿いから内陸へ移動した、主な理由は何ですか?
✅ 模範解答
海沿いが過密になり、地価の高騰や交通渋滞が起きたため。
❓Q11 北関東工業地域で、自動車工業が発達した理由を答えなさい。
✅ 模範解答
広くて安い土地があり、高速道路が整備されて輸送に便利だから。
❓Q12 鹿島港が工業港として適している理由は何ですか?
✅ 模範解答
掘り込み式の人工港で水深が深く、大型船が入港できるから。
❓Q13 鹿島港が東京湾ではなく、茨城県に作られた理由を答えなさい。
✅ 模範解答
東京湾は過密であり、新しい工業専用港を作る場所がなかったため。
🟡 テーマC:農業の工夫
❓Q14 関東地方で「近郊農業」が発達した理由を答えなさい。
✅ 模範解答
大消費地(東京)に近く、輸送費が安く済み、新鮮なまま出荷できるから。
❓Q15 群馬県嬬恋村で、夏にキャベツ栽培が盛んな理由は何ですか?
✅ 模範解答
高原の涼しい気候を利用して、出荷時期を遅らせる「抑制栽培」ができるから。
⭐ 第4部のチェックポイント
- 用語だけでなく「理由(〜から。)」で答えられましたか?
- 「人口集中 → 問題発生」の流れがつながりましたか?
- 工業・農業の場所と理由が一致しましたか?
全問正解なら、関東地方の基礎は完璧です!
【第9回|第4部】入試直前1分間チェック
① 関東地方・一文丸暗記
👉 関東地方
= 日本の政治・経済・人口が集中し、
工業・交通・農業が発達した一方、
都市問題も多く発生した地域
② 人口集中 → 何が起きる?
仕事が集まる → 人が集まる
人が集まりすぎる →
- 通勤ラッシュ
- 交通渋滞
- 住宅不足
- ゴミ・騒音問題
👉 人口集中 → 都市問題
③ 工業(海沿い)
京浜工業地帯
- 東京・川崎・横浜
- 印刷・出版・情報通信
- 大消費地に近い軽工業
京葉工業地域
- 千葉県の埋立地
- 化学・鉄鋼・エネルギー
- 原料を船で輸入する重化学工業
④ 海沿いは限界 → 内陸へ
- 地価が高い
- 渋滞・公害
↓
👉 工業が内陸へ移動
北関東工業地域
- 群馬・栃木・茨城
- 自動車・電気機械
- 土地が広く、高速道路が便利
⑤ 鹿島港はなぜ重要?
鹿島港(茨城県)
- 掘り込み式の人工港
- 水深が深い
- 大型船が入港できる
👉 東京湾は過密(人・船が多い)
👉 鹿島港は 工業専用
⑥ 昼間人口・夜間人口
東京
- 昼:通勤・通学で人が増える
- 夜:人が減る
👉 昼間人口 > 夜間人口
埼玉・千葉
👉 ベッドタウン
👉 昼間人口 < 夜間人口
⑦ 都市問題
ヒートアイランド現象
- 原因:コンクリート・エアコン・人口集中
- 結果:都市部の気温上昇
行政の負担増
👉 政令指定都市が多い
(横浜・川崎・さいたま・千葉・相模原)
⑧ 農業(都会でも強い)
近郊農業
- 大消費地に近い
- 新鮮・輸送費が安い
- (千葉・埼玉・茨城)
抑制栽培
- 高原の涼しさを利用
- 出荷時期を遅らせる
👉 群馬県・嬬恋村のキャベツ
⭐ 最終チェックワンフレーズ
関東地方=
「便利だから集まり、集まりすぎて問題も起き、工夫しながら成り立っている日本の中心」
🌸 エンディング|ゆうと&あかりから受験生へ
👦 ゆうと
「なあ、あかり。
正直に言うけどさ……
最初、関東とか見ただけで
“無理ゲー”だと思ってた。」
👧 あかり
「うん。
それ、ここまで読んだみんなも一緒だよ。」
👦 ゆうと
「でもさ、今は違う。
関東って、
“覚える量が多い”んじゃなくて、
理由が一本でつながってただけなんだな。」
👧 あかり
「そう。
集まった → 混んだ → 困った → 工夫した。
ただそれだけ。」
👦 ゆうと
「それならさ、
地理が苦手な俺でも戦えるじゃん!」
👧 あかり
「うん。
“覚えられない自分”がダメなんじゃない。
考え方を知らなかっただけ。」
👦 ゆうと
「なんかさ……
今なら言える気がする。」
👧 あかり
「なに?」
👦 ゆうと
「地理、ちょっと楽しい。」
👧 あかり
「それが一番強い状態だよ。」
🎯 受験生のみんなへ
👧 あかり
「ここまで来たあなたは、
もう“地理がダメな人”じゃない。」
👦 ゆうと
「“意味がわかる人”だ。」
👧 あかり
「入試本番で必要なのは、
完璧な暗記じゃない。」
👦 ゆうと
「『あ、これ、あの話だ』って思い出せる力。」
👧 あかり
「焦ってもいい。
不安でもいい。」
👦 ゆうと
「でも、ここまで積み上げたものは、
絶対に消えない。」
👧 あかり
「大丈夫。
あなたはもう、戦える。」
👦 ゆうと
「行こう。
高校入試の本番へ!」
🌟 ラストメッセージ
地理は暗記じゃない。
地理は、人の知恵の物語。
そして――
その物語を理解できたあなたは、もう強い。

