今回ご紹介するのは、
中一のころは勉強しているのに成績が上がらず
どうすればいいかわらなかった勉強方法迷子の畑井君。
やっていなければ成績が上がるはずがないと
割り切れますが、
それなりにやっているのに、結果が出ない、
むしろ下がっているというのは、かなりつらい状況です。
そんな彼がMaxに入ったのは中二になったタイミングです。
自分でやるのは、もう無理と思ったといっていました。
彼の場合は、
学校のワークにこだわりすぎた面がありました。
提出しないといけないのですが、ワークに答えを入れることを勉強と考えていた節があります。
真面目な子がよく陥る失敗のパターンです。
できない問題をできるようにすることが、勉強の核心部分ですが、
極端に言うと、わかっても、わからなくても、答えを書き入れることが一番大事、
そして書き入れたら、それで勉強終了。
「エッ？ できなかった問題は、わからないままじゃないの？」
これでは、残念だけど、成績は上がらないのです。
それが、本当に納得できて、わからない問題をできるようにするために
時間・エネルギーを使うことができるまでに、半年、いや10か月ぐらいかかり、
ようやく、中2の2月の期末テストで、開花を迎えました。
「いい点は薬です」
ここからは、一回り上のレベルに成長しました。
「やればできる」
皆簡単に言いますが、
適切な方法でやらないとできるようにはなりません。
そして、手にした結果は、自信を生みます。
吹奏楽部で、秋まで練習が続いて、時間を取られましたが、
この時期まで、得意分野と弱点がはっきり分かれていたので、
まだ伸びしろがあると見ていました。
学校では合格可能性五分五分と言われたそうですが、
残り数か月を真剣に取り組めば
引き上げられると判断して、変えずに頑張ることを勧めました。
ラストスパートでは、弱点分野に真面目に取り組み、
最後の追い上げを見せてくれました。
Maxの先生がいつも並走してくれたからと、
うれしい言葉をもらいましたが、
最後まであきらめずに、苦手と向き合い続けたのは畑井君自身。
気にかけずにはいられませんでした。
宮城野合格、本当におめでとう。
よく頑張ったな。
