こんにちは。山口です。
マックス恒例 トランプスピード計算大会をご紹介します。
年に2回トランプを使ってのスピード計算大会を開催しています。この日は、教室は異常な興奮に包まれます。
想像してみて下さい。同級生や他の小学生・しまいには中学生からも応援をもらって戦う子に、押されぎみになって顔色が変わていく高校生の姿を。小5、6の子が、中学生、高校生に勝つ姿を。 2連覇した小6の子がいました。
自信のある子は、学年フリーの真のNo,1を決める決定戦にエントリー。 他に学年別のNo,1を決めるコースにエントリーする子や検定コースを受ける子など自分の思い思いで好きなコースにエントリーします。
学年対抗戦は、低学年の方にハンディキャップを上げていますが、真のNo,1を決める決定戦はハンディなしです。ところが、中学生・高校生が小学生に負けちゃったりするから、それはそれは熱い大会になります。
楽しみながら、計算能力を鍛えることができます。ルールを説明します。ご家庭でも、ぜひ、遊んで見てください。
ゲーム1 スピード計算
① 同じマークの1~13までのカードを渡します。 (例) 13枚のカードを用いて行う場合
② それらのカードをよくシャッフルし、カードを1枚前に出します。(数字の面が下)
③ 数字の面を下にしてカードを手に持ち、スタートの合図で、手札の一番上にあるカードから1枚ずつ出して、その数をたしていきます。計算が終わったら「ハイ」と言って、答を紙に書きます。計算は必ず出た数字の順にします。
※ 検定の場合は、制限時間制です。
④ さて、12枚の合計はいくつになりました? 自分の答えが合っているかどうかの確かめ方です。
13枚のカードの数字の和は91です。 ここで、一番最初に前に出したカードの数字を見ます。その数を、91から引いてください。それが正しい答えです。 どうです。あっていますか。
例えば…
始めに1枚出したカードの数が「 8 」だったら、残り12枚の数の和は、
91 - 8 = 83 になります。
自分で、たし算した12枚のカードの合計が、83なら、君の計算は正解とわかります。
検定の場合は、繰り返し3回行い、3回とも制限時間内で、正解すれば合格です。
バトルの場合は、早く正解した方の勝利です。 速くても間違えば負けです。 2回先勝した方が勝利です。
楽しくやるポイント!!
1回のゲームが、30秒~1分で終わるカードの枚数が適切です。 カードの枚数を加減して調節してください。
例えば
① 1~8の8枚
② 1~10の10枚 <11,12,13が入ると難易度がぐっと上がります>
③ ハートとダイヤなど2種類の1~8の16枚
④ ハートとダイヤなど2種類の1~10の20枚
~
最後は、全ての52枚です。
スピード計算は、慣れると1人でもできます。昨日より何秒はやくできるか記録をとっておけばいいでしょう。 ぜひ、お子さんと遊びながら、やりかたを教えてあげてください。
ここで、これまでの観察からわかったことをレポートしておきましょう。
速くて正確な子たちは計算していません。 瞬間的に答が浮かんでくるとでも表現すれば伝わりますかね。例えば43+8の時、3と8で、1・1を瞬間で処理して51、イヤ、頭の中では5・1で処理しているでしょうね。
一方、遅い子は、頭の中に紙を広げて筆算しているイメージです。もっと遅い子は、頭を小刻みに振って、指を折って数えています。
このことに気がついてからは、その方法を教えるためにトランプスピード計算大会をやっています。授業中に教えてもなかなか使えないのに、ゲームしながらだと、あっという間にコツを飲み込み、見る見る使いこなすようになっていきます。普段の授業は何だろうと情けなくなるぐらいに。
マックスでは、全学年各科目に、いろいろな教え方の工夫をしています。
◆鶴ヶ谷教室 ☎252-0998
989-0824 宮城野区鶴ヶ谷4-3-1
◆幸 町 教室 ☎295-3303
983-0836 宮城野区幸町3-4-19
電話でのお問合せ AM10:30~PM22:30