こんにちは。 山口です。
勉強の第1歩は、いつも変わらない。 覚えること。
しかし、「ゆとり」は、終わったというけれど、「覚えること」は、「ゆとり」以来 いい加減にされたままです。
つい先日、中3生に試してみました。「1ha (1ヘクタール)ってどのぐらい?」 ほとんどの子は「何それ。初めて聞いた」と。(それは違います。小学校で習っています。まったく覚えていないのです。)
だから、1haが何aか、ましてや何平方メートルかを知っている子は、本当にホントに、悲しくなるほどの一握り。極端な子だと1メートルは何センチで、あれ?ってなります。ココまで来ると、覚えることウンヌンの問題以前ですが。
不安を覚えた方は、今度試してみてください。ついでに、もう一つ。1メートルってどのくらい? 手で示してみて。
この答にも、なかなかすごいものがありますよ。「お前の星ではそうなんだ。 地球ではね、このぐらいなんだよ」と教えることが、時々、あります。
話を本題に戻しましょう。
昔、小学生の時に、何回も何回も漢字の書き取り練習させられた記憶がありませんか。
実は、あれ。勉強の基本の基本、勉強のやり方の基本中の基本だったのです。私も教えるようになってから初めて気がつきました。
少年時代は、『「汚い」やり直し。』なんて先生から言われて、口をひん曲げて先生に文句を言ってた方でした。先生 ごめんなさい。 先生の方が、正しかったです。
「ゆとり」の時から、小学校では、ほとんどやらなくなりました。その結果だと私は思っていますが、中学生 みんな口を揃えて、「勉強の方法がわからない」
その通りだと思います。書いて書いて覚えること。覚えることは大切なことなんだってことを体験的にも教わっていませんから。
中学生になって、覚えることが増えてきて、初めて気がつくのでしょうね。どうすればいいかわからないって。
マックスでやっているテスト対策での100点ドリル。初めてテスト対策に参加する子は、なかなか2回連続で100点を取れません。覚える時には、書いて覚えるんだよと書くことを勧めます。しばらくすると、今度は「手が痛くて書けません」と言い出したりします。
今年もまた始まるMax名物 中3生の夏のLong Run。ここでも、毎年3,4日目あたりから聞こえてくる声は、暗記練習に疲れて、「こんなに暗記ばっかりで本当に上がるんですか」文句、タラタラです。
それをヒラリとかわしながら、時に強引に押し切り、冗談で場を慰め、競争心を煽り、充実感を満たしながら進めます。
そんな子が、8月後半、8月の実力テストの結果が返ってくると、「こんなに上がるとは、思わなかった」
勉強のスタートは、まず 覚えること。空っぽの頭からは、何も出てこない。空っぽの頭では、何も考えられない。
「よとり」を止めてから、指導内容を4年に1回の改定のたびに、増やしていますが、一番根本の「覚えること」を軽く扱ったまま、やる内容を増やしているので、今後、ついていけなくなる子が増えて、また新しい問題を生むでしょう。
以前にも、少し書きましたが、現実、中1の時に、単語が覚えられずに英語が嫌いになる子が、以前より増えています。小学校から英語を始めているにもかかわらずです。
勉強のスタートは、まず 覚えること。空っぽの頭からは、何も出てこない。空っぽの頭では、何も考えられない。
天気予報では8月になると例年以上に暑いそうですが、受験生は、この夏、脳みそが沸騰して爆発するぐらい暗記です。熱い熱い夏を経験しましょう。覚えるコツがマスターできます。そのコツをマスターすれば大幅アップが実現します。夢の偏差値10以上アップの栄冠にが待っています。
今年の学力アップNo.1は、誰が獲得するか。楽しみです。お子様も学力アップNo.1をマックスで目指してみませんか?
◆鶴ヶ谷教室 ☎252-0998
989-0824 宮城野区鶴ヶ谷4-3-1
◆幸 町 教室 ☎295-3303
983-0836 宮城野区幸町3-4-19
電話でのお問合せ AM10:30~PM22:30