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上から目線を活用しよう。数学が苦手、図形が苦手な中学生、高校生への合格・成績アップのアドバイス。

こんにちは。山口です。

数学に苦手意識を持っている大樹が、「上から目線」エクササイズで開眼。

先生 : もっと上から目線で問題を見た方がいいよ。
大樹 : は? 上から目線ってなんですか?
先生 : 大樹さぁ。 得意の英語の時は、上から目線で問題を見下ろしているけど、数学の時は、問題に翻弄されて上から見られなくなっている。その状態がひどくなっているように思う。
大樹 : 言っている意味がわからないんですけど。

先生 : 英語のテキスト出して。 まだやってないページならどこでもいいよ。
大樹 : 出しました。
先生 : じゃ、これ。 この問題は、文法的には何ができるかを確認している問題。
大樹 : ここに関係代名詞が省略されていることがわかるかどうかです。

先生 : OK。じゃ、これは。
大樹 : これですか。 エーとこれは、あっ。これ、僕、この間 引っかかった問題ですね。「使っている言語」と書いてあるからそれに引きずられて、現在分詞にしたけど、内容的には「使われている言語」という意味だから過去分詞にしないとダメってやつですよね。

先生 : そうだ。 復習できてるな。 いいぞ。 それでだ、明日 学校で、英語が得意な人、苦手な人に、問題を見せて、何がポイントの問題だと思うって聞いてきて。
大樹 : えっ。何ですか、それ。
先生 : いいから、やってきて。 その後で、説明するから。

翌日
大樹 : 先生。 昨日の話ですけど。
先生 : どうだった?
大樹 : こんなこと言っちゃ何ですけど、苦手な人って、何の問題なのかもわかんないんですね。

先生 : そう思った。 で、得意な人だと、何の問題か わかってやっているでしょう。
大樹 : はい。 そうでした。

先生 : それが、先生が言う上から目線。
大樹 : 何の問題か わかっているってことですか。
先生 : そう。 言い方を変えると、自分が問題を解こうとして解き方をあれこれ考えるんじゃなくて、問題を出した人が、何を確かめたくてこの問題を出したのかって考えること。
大樹 : エッ? 何ですか? もう1回、言ってください。

先生 : そんなにビックリするなよ。 いいか、問題を出している人が、何ができるのかを調べたくてその問題を出しているのかを考えろって言ったの。 特に本番や模試の時は、そういう上から目線が、結構 重要になるんだよ。

大樹 : はぁ。
先生 : いいか。 この間の模試の最後の図形の問題。 大樹が白紙だった問題。あれまだ復習してないだろ。
大樹 : 先生、難しいからパスしていいっていいましたよ。

先生 : あの時はな。 いつまでもパスしていていいなんて言ってないよ。
大樹 : ひえ~。で、上から目線でどうしろって言うんですか。
先生 : 最初だから、ヒントはあげよう。 ∠Cは90°って問題に書いてあるよね。別に問題は解かなくてもいいから、エクササイズな。 どうして∠Cが90°なのか。∠Cが90°なら何が使えるのか。思いつくことをすべて書き出せ。リストアップしろ。

しばらくして。
大樹 : 先生。 もしかしてできたかも。
先生 : まず、書き出した紙を見せて。 何個ぐらいリストアップできた。
大樹 : これです。 これを書いていたら、途中で閃いたんです。 三平方を使って、ここの長さを出したら、そのあと、こことそこの2つの三角形が相似になる。そのための∠Cが90°だったんだって。

先生 : お~。 できてる。できてる。そうだ。そうだ。大樹、1回目にしては上出来。 大樹は英語が得意だから、英語の時は、特に意識しなくても何の問題かわかって解いているけど、苦手な人はそうじゃないんだってことがわかったでしょう。で、数学は苦手では困っているよな。そこで、数学では、特別に意識して何の問題なんだ、何をさせたいんだ、問題を出した人は何ができるかを調べたいんだって考える方法があるの。

大樹 : それが、上から目線ってことですか?
先生 : そういうこと。 苦手だといつも、下から目線になりすぎるからよくない。問題の罠にものの見事にはまってしまう。だからこそ、特に数学の図形の問題は、何を使わせたいんだって考えるの効くぞ。だから、そのための練習問題を準備した。
大樹 : 出たよ。
先生 : 中2の時、連立方程式の時に、表を作るエクササイズ特集やったよな。あれでできるようになっただろ。あれの図形編入試用・大樹スペシャルだ。 行け!

苦手な科目の克服法にも多々ありますが、図形問題が苦手な子にお勧めしたいのが、発想方法を変えることです。解く立場らから考えるのではなく、出題者の立場になって、何をさせたいのか、何ができるのかを調べたいのかと発想すると不思議に見えてくるものがあります。

はやく見えてくるために専用のエクササイズ用問題を揃えました。図形の問題だけでなく、方程式や関数の問題も、同様のエクササイズシリーズがあります。数学が苦手な子を応援をしている塾です。

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