高校受験を成功に導く、中学生の成績アップするには、教える側の「小さなことに気づく力」が重要

こんにちは。山口です。

ある時、
先生 : 彩菜。 ココ、間違えたの何回目?
彩菜 : そんなに間違っていませんよ。
先生 : イヤ、この間も同じように間違っているよ。どう修正すればいいのかを詳しく赤ペンで説明書いたはずだけど。

彩菜 : そんなことありませんよ。誰か他の人と勘違いしていませんか。
先生 : そうか~。 いや、 違う。彩菜だ。 前のルーズリーフは、持っているか。
彩菜 : はい。ちゃんと整理するようにしています。

先生 : お~。ちゃんとやっているな。関心 関心。それで、以前にやったP35の問題探してみて。
彩菜 : あった。これです。
先生 : ほら、ココみて。 今日と同じように間違っているだろう。 そして、なぜ違うか、どう直すのか赤ペンで書いてあるでしょう。 ちゃんと見た? 復習した?
彩菜 : あれ?

先生 : たぶん、このときも、1回目じゃなかったはずだよ。それ以前にも同じように間違っているはず。だから、この時、赤ペンでこんなに長く説明書いたんだから。
彩菜 : えー? そんなこと覚えているんですか。
先生 : 当然でしょう。 それより前にやったものもあるか?

彩菜 : たぶん。 待ってください。 これです。
先生 : ほ~ら。ココだ、ココだ。 この時も同じように間違っているだろう。3回やって3回とも同じ問題を同じように間違うってどういうこと?
彩菜 : どういうことでしょう?

先生 : こっちが聞いているの。
彩菜 : 難しいってことですかね。
先生 : 難しかったら、どうすればいい。
彩菜 : パスする。

先生 : じゃ、ズーとパスしてろ。 来年の3月には、きっと高校が彩菜をパスすると思うけど。
彩菜 : それは困ります。
先生 : と言うけど、できなかった問題をズーとそのままにしてるんだから、そうなっても何の不思議もないでしょう。
彩菜 : …
先生 : しかも、せっかく、こんなに書いてあげたのに、先生の時間もまったく無駄になってしまった訳だ。

彩菜 : どうして先生は、そんなに前のこと、私が何て書いたかなんてことまで、覚えていられるんですか。
先生 : 覚えている訳じゃない。例えば、次のP36、彩菜が1回目や2回目に何て答えたか覚えていますかと聞かれたら、それは覚えていない。だけどまたP36を採点していて、彩菜が同じような間違いをしたら、先生は気がつく。それは、彩菜よりはるかに真剣に彩菜の成績を上げようと思っているからだと思う。
彩菜 : エッ。

先生 : だってそうだろう。 同じ問題3回間違って、しかもまったく同じように間違って、そのことに気がつくか、気がつかないかは、目標に対する真剣度の差じゃないか?
彩菜 : …
先生 : 先生は、真剣に彩菜の成績を上げようと思っている。今の彩菜よりもな。

彩菜 : 私より?  私の成績なのに。
先生 : それが、先生の役目だろ。 だから、彩菜、ココに来ているんだろ。成績を上げたいから、合格したいから、ココに来ているんだろう。
彩菜 : ハイ。

先生 : だから、絶対に合格させてやると真剣に考えている。 その真剣さが、彩菜との差だ。だから、彩菜が変な間違いしたり、同じ間違いを何回もすれば、当然、気がつく。
彩菜 : そうなんですか。
先生 : 自分の目標にもっと真剣に向き合った方が、結局はいい思いできるぞ。先生もますます応援しようってと思うしな。

つい先日も、子どもたちから報告してもらった成績表を見ていたら、「あれ?」おかしい。この順位は変だと感じました。同じ中学の他の子と比較してもやはり変です。お母さんに電話して、学校に問い合わせして頂きました。

案の定、転記ミスでした。正しい順位は、その子の過去最高順位でしたからその子は大喜び。「先生、何でわかったの」と言われましたが、「おかしい」と感じただけです。敢えて言葉にすれば「真剣にやっているから」でしょうか。私が真剣にやっているマックスです。

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