今回ご紹介するのは、
ゲームばっかりしていたので、
しまいにお母さんが切れて、無理やり塾に行かされた門馬君。
入塾直後は、英語が苦手だったので、英語に専念しました。
英語が苦手なまま、中2の夏を過ぎると、かなり厳しくなります。
苦手なまま、中3になると、取り返しがつかなくなくなることが
ままあるからです。
とりあえず、何とか恰好が付くようになって望んだのが、
2月の後期期末テスト。
中1の9月(後期中間)以来の70点台に返り咲きました。
2月の期末後、次の6月中間までは時間があるので、
英語を本格的に総復習。
英語復活の手ごたえを感じているので、入塾時より頑張り方がすごいです。
やはり、いい点って子どもに一番効果的に効きますね。
頑張らせようと思ったら、先ずは点を取れるようにしてあげることだ
と門間君をみていて改めて痛感しました。
中3の6月中間での、好成績をキープ。
いよいよ天王山の夏になりました。
門馬君の場合、覚えることをすごく面倒がるのが、今までの原因です。
英語の復活を通じて、覚えると点が上がることを体感しているので、
夏は、理科社会を中心に覚える科目を最優先することにしました。
「覚えるだけで、本当に点が上がるんですか」と
不満げに何度も聞いてきました。
そのたびに、その質問には答えずに、
「満州国って何?」とか「低気圧で、天気が悪いのはどうして」と
この1.2日で、覚えたことを口頭試問して、
正解すると激賞していました。
忘れもしません。
テストの結果が返ってきて、結果表を見た時の門間君の一言。
「覚えるだけで、こんなに上がるとは思わなかった」
自分の苦手と正面から向き合うのは、辛いことです。
勉強はその部分が、一番しんどいかもしれません。
でも、それをすると、大きく進歩できます。
自分の弱点と向き合うことに慣れてないと、
自分で、家で勉強するって難しいことだと思います。
できることだけやってみたり、
ついついケータイに手が伸びたりしてしまいます。
だから、教室に来て、先生にいじられながら、
自分のできない問題・弱い問題と向き合う方が
気持ち的に楽に勉強できるのです。
まさにそんな門馬君でした。
門馬君
今回の経験を生かして、高校でも進歩していってください。
多賀城高校 合格 おめでとう。